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第71話 美味しいとこどり厨二兄妹

更新しなくてすいませんm(_ _)m

書いてたデータが飛んでモチベだだ下がりでした・・・


依奈は充分善戦した。それでも人数差というのは大きい。このゲームでは弱者も参加できるように、ちゃんと上位者にダメージをいれる方法がある。


固定ダメージを与えるスキルの中には『ホーミング』や『必中』等、特殊スキルがあるのだ。

『ホーミング』は逃げても追いかけてくるが、相殺することは可能だ。だが、魔法使いはホーミングに掛けられたMP×1.2を使わないと相殺できないし、剣士は2発同時に打たれるだけで対処が困難となる。対処する方法はホーミング機能の性質を使い個別に撃破だが、体力の消耗が激しくなる。それならダメージを受けた方がましだ。

勿論だが、普通の魔法攻撃よりは格段に弱い。普通が100だとしたら15位しか入らない。

そして『必中』は5ダメージ位しか入らない。ただし、必中は発動するまでに時間がかからず、しかも相殺できず逃げることも出来ずという優れものだ。


そういうスキルがあるため、レベル的優位は人数差に勝つことは難しいのだ。勝てるのは、召喚系職業のネクロマンサー、ゴーレムマスター、スピリットマスターだ。蒼真のスライムは特殊というだけで、常識を逸したときの数の暴力には勝てない。魔力さえあればいくらでも召喚できる(ネクロマンサーなら死骸など死霊に頼めば持ってきてくれるので永遠と。他も同じ。)召喚系職業は魔力さえ回復できるエーテルさえあれば、戦い続ける事が可能だが、蒼真はテイムしたスライムという有限な量のため、作戦を少しミスったりタルラムが敗北した場合は一瞬で戦線崩壊するだろう。


まぁ、そんなわけで依奈も負けることは分かってる。




だが、依奈には敗北を受け入れることは出来ない。

───自分の腕で、必死にチャットを打ちまくり助けを求めている由比のために




自分が知っている人に片っ端からチャットを打ちまくった。弱くても囮に使えるので(最低)来てもらえると助かるのだ。








そして、こんなピンチで、現れたら、美味しい、時に、来るのは───!!!








「フッ。愚民どもよ。我が来たからには万に1つの勝利もありえぬ。」


「そこに私がいるならば。億に1つ・・・いや、兆に1つの勝利もなし。」


「「助けに来たぞ!依奈!!由比!!」」




───厨二兄妹である。





「───ありがとう。」


「気にするな。我の盗賊スキルで多良見をはっけんしたのだが、間に合わず・・・そして戦場を歩いていたら由比からチャットがあったわけさ。」


「ねぇ?歩くってどういうこと!?」


たまらず由比がツッコミを入れるが華麗にスルーされ、涙目になっているが知ったこっちゃない。


「それに・・・・・・私達も厄介持ち込んでるからさ。ちょっとおふざけモード切るよ。お兄ちゃん」


「・・・・・・しゃぁねぇか。何か普通って恥ずかしいんやが」


「感性がおかしくなっているだけ・・・・・・さぁ。とりあえずこのたくさんいる愚民・・・・・・じゃなかった、プレイヤーは依奈とお兄ちゃんに任せるよ。」


「───その前に厄介って何?」


「あぁ。多良見の仇と遭遇してな、盗賊スキルの《無氣》を使用して、音を立てずに来たからな。ばれてるかもしれん。」


《無氣》とは、敵が一瞬(0.3秒以内)見たとしても認識できないスキルである。音をたてるとバレるし、死霊使いなのだから死霊がたくさんいると、同じ場所をみられる危険性があり、厄介事であることは間違いない。


「そういえば、2人の二つ目の職業とかある?」


「・・・・・・?あぁ。俺は盗賊系統《盗賊》と工作系統《鍛冶屋》だな。」


「私は転職したから、アーチャー系統《狙撃手(スナイパー)》と特殊系統《理科者(サイエンティスト)》。」


サイエンティストとは上位になると硫酸ぶっかけたりなど、理科に関するアイテムを創製出来る。システムにインストールされてるのは高校卒業レベルまでだが、アップロードにより、どんどん追加されている。───もっとも特殊系統なためそもそもの人数が少なく、追加スピードは遅いのだが。

クリスヴァールの現在は中学2年までのアイテムが使える。


「ってことで、少し足止めしといて。私は薬品調合を開始するから」


そういって、厨二妹がニヤッと邪悪に笑う。だがそれが凄く似合っていた・・・などとは口が裂けても言えない。


そして薬品調合とは、中学2年のアイテムしかないのならそのアイテムで作ってしまえばいいのである。塩と氷をビニールで包んで投げるだけでも、ゲームシステムにより敵に一瞬麻痺が起こる。それを、厨二兄の鍛冶屋スキルで投石機を作り敵陣に雨のように降らせれば、隙が出来る。───対多数戦特化の兄妹である。


「・・・・・・よし。時間を稼ぐのが目的ならいくらでも。由比?」

「分かってるよ、任せときな」


こっちもこっちでニヤリとする由比である。


「残存魔力全投入《毒精製:麻痺》!付与(エンチャント)───」


「まぁ待て。吸収武器(アブソーブウェポン):クナイ、守刀。依奈、これ使えよ。使った毒をリサイクル出来るぜ?20%だけど。しかもHP、MPも与えた量の1/20回復できる。」


「・・・・・・有難い。クナイ&守刀付与(エンチャント)スキル吸収(アブソーブ):麻痺毒。」


毒武器を手に入れた依奈は時間を十分に稼いだ。気配を消しながら近づいて、倒さないため派手な演出も無く、ただ動けないだけ。大声を出せるが、あまり変わらなかった。


そして4分後───対多数用の凶悪な武器が完成した。













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