第63話 AR移行物語part1
「フォーーーーーーーー!!!」
「キャーーーーーーーー!!!」
「グゥーーーーーーーー!!!」
三者三様の叫びをあげながら壁に突撃する。………一人楽しんでるが。
「ちょ、早いよ!」
「気いぃ持ちぃいー!!!」
「この体、、、意外と貧弱、魔法使いだからか、、、」
多分時速1500キロは出てるだろう。と体感では思うほどのスピードで駆け抜けていく。風の防御障壁があるので落ちたりはしないが、、、ジェットコースターをレールなしで速度を100倍にした状況がこれなのだ。一応安全が保証されているが、その代わりに強烈なG(重力)がかかる。ダメージこそ負わないものの心にダイレクトで疲れが押し寄せてくるのた。
「そろそろぶつかるぞぉぉぉ!!!」
「なんでそんなハイテンションなのぉ!?」
後15秒ほどで突撃するのだが、普通に命がかかってるのだ。それがゲーム内の超トッププレイヤーであっても。
「しょうがないぃ!剣技!《威力相殺!》」
当たるときに徐々に剣を下げることで攻撃の重心をずらしダメージを軽減する技なのだが、、、ここでは悪手だった。
激突の瞬間、神代以外の2人を凄まじい衝撃が襲った。神代1人先程までとは比べ物にならないが比較的衝撃が少なく済んだ。そこまでは良かった。なのだが、、、技が
《威力相殺》
なのだ。もちろん普通に使うときは自分から攻撃などしないので、防御のために使うから相殺して困ることはない。たが、ここで使うと突撃ダメージがその分相殺され、金属の硬さの違いにより全くダメージが入らなかったのだ。
つまり。穴など空くわけがなく、スライムがダメージを受けただけの場所だったのだ。
「神代ぉ!バカやろぉー!!」
「ご、ごめん!」
スライム達はそれは見事なローテーションで少ないHPを全部減少させずにダメージを受けている。
「全然穴が開かないようですね、、、」
そう、威力相殺してないこちらもせいぜい3mmしか空いてないのだ。更に、
「風の刃が行く手を阻む、物を斬る!《ウインドカッター》!」
魔法攻撃も、、、
「全く効いてない。」
のだ。………なので、
〈スライム達!一旦引くぞぉ!〉
〈はいー!〉
引くことにした。無理攻めダメ絶対。
「一度戻るぞ!、、、ん?どしたんだ多良見、、、じゃなくて死霊」
「名を申したはずですが今はそれどころじゃないですからいいです。これ、、、超硬度な結界が地竜の表面に張られてますね。」
「つまりプリーストがいないとこれは突破できないのか?」
「………いえ。プリーストでは歯が立ちません。プリーストの最上級ですら3人がかりでしょう。」
「ム、無理ゲー」
「魔王を倒せばプリーストの力が爆発的に増大する事が出来る武器、があるのかな。」
「もしそうだとしたら、、、死まで待とうか。ってかそれに3mm傷をつけるって、、、あれ?結界なんだよな?なんで穴が開いたのに修復されないんだ、?」
「魔力の源が考えることができないんだと思う。つまり、穴が開いてもプログラムが入ってないから気づかない、、、石みたいなものってこと。」
「なるほど。ならそれを破壊する方が簡単だな!〈壁の外にいるスライム!聞こえるか!〉」
〈は……なん……た………こえ…………んが。
訳)はい。でも、なんて言ったのか聞こえませんが。〉
「っなっ!?妨害電波か!?それでも地竜が現れてすぐは大丈夫だったから、、、つまり結界の効果が増えてる!?そんなことあるのか!?」
「結界に一番内側の結界に隠蔽効果があれば、外側に結界を張ってもバレないので多分そういう手法でしょう。」
「こ、これ無理だな。よし、」
チャットをしようか。と言いながらチャットを開くと、、、
━━━わりぃ。死ぬわ。
━━━え?どしたんwwwワイも死ぬんやで("⌒∇⌒")
━━━え?お前らも死ぬん?……じゃ俺も。
━━━どうなってるん?
━━━お前ら死因と言うか、、、脅威ってなんじゃい?
━━━壁が出てきた。
━━━底無し沼ー
━━━雷が隣とか降ってきてる。逃げ場がない。いつ死ぬかもわからないー
━━━天井が下がって来てる、ドアは開かないー
チャット履歴でわかった、これ人為的だ。そしていくら紅の血吸い人が強いとはいえこれは無理だ。出来たら運営がほっとかない。つまり、、、
━━━これ運営だwww
━━━鬼畜!ww
━━━まさかARになるなんてないよな!
━━━流石に早いだろww半月と半年間違えたか?ww
━━━………有り得るぞ?
━━━おいちょっとまてや!ヤバイヤバイこわいぃ!
隣を見れば、神代も気づいたのか小刻みに震えている。
運営が問答無用で皆を殺す理由。それは1つだけだ。同じところに人を集めるため、しか考えられない。別に強制テレポートでも集められるが大混乱間違いなしだからな。
それでもARになるとは限らない。だから皆噂の範疇を出てはいないのだが、、
━━━俺はこれがARになるまで時間が少ないと確信した。
全然投稿できずにすいませんm(_ _)m!!!
時間が中々取れず、、、出来る限りのペースで投稿していくのでこれからもよろしくお願いします!!




