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第62話 地竜お目覚め物語

投稿全然できなくてすいません!夏期講習やら宿題やらで中々執筆できないのです、、、m(_ _)m


「どうすれば解放する。金じゃダメか??」


「主の意のままに。なので、解放することはなく、このまま帰ります。邪魔するのであれば手加減はしません。」


「一回殺して目を覚ましてやらぁ!ってことで神代。お前あいつと戦って。俺雑魚モンやるわ。」


普通あった瞬間に殺されるようなモンスターを雑魚モン、雑魚モンスター扱いしていることに少し怯む多良見(死霊)だったが直ぐに立て直した。


「………ねぇ。なんで私なの?面倒だからとかいったらマジで張り飛ばすよ?」


と神代が耳打ちしてくる。・・・張り飛ばすよ?がマジで出来ることが怖い。


「死霊だと分かったら俺は役に立てねぇ。殺すしか能無いからな。だけどお前なら多良見にとっては浅い傷でも死霊にとっては大ダメージを与えられる技があるだろ?」


そう言ってニヤッと笑う。それは任せるに足る理由があるだろ?と訴えかけるような顔だった。………とはいえ、言ってることは間違ってないどころか大正解なので断ることはせずにイライラしながらも除霊剣技を発動させる。更に熟練度が上がり今では攻撃を纏わせておくことも可能なのだ。二刀流があるのならば、2連続で最上級攻撃を間髪いれずに叩き込むこともできる。


「これ終わったら………ご褒美ちょうだい。」


「何をお求めですか?女王様。」


(笑)が聞こえてきそうな声色でからかわれ、、、キレかけたが我慢している。それを見て、


「ぬいぐるみちゃんとか?」


と笑いを耐えながら言った。自分で自分を褒めたいくらい我慢した。

その対価は想像通りで、、、


「除霊剣技!あ、、、除霊剣技しか使えないのね、、、」


求めていた反応だった(笑)

俺が何も無しに挑発すると思ったか!とクククク、クククク笑ってると神代じゃなく多良見から冷めた目線が来た。あいつ、自我あるよな。


「これ終わったら市中引き回し後死刑ね!」


ニコッ!と微笑みかけるその笑顔。とてつもなく恐ろしい。てかそれいつの時代だよ。


「まぁ、その話はおいといて、、、そろそろ開戦かな。俺の方はもう開戦してるけど。」


そう。こんな悠長に話しているが俺、戦ってます。まぁスライムが勝手に体を操作してくれるから俺の意識は全く働いてないのだ。魔力が削られるくらいだが、攻撃時に大量分裂してダメージ量を増やすときにしか減らないため魔力枯渇も起こらないのだ。


「だねー、詠唱始めてる。」


詠唱している最中は最初の一回につき攻撃が通らないのだ。だから必然的に連続攻撃をしないといけないが、魔法では詠唱が必要になり、剣では連続技の発動条件が時間が必要のため詠唱を止めることはすごく大変なのだ。


「蒼真。」


「OK〈顔面にオリハルコンをお願い。〉」


〈分かったよー。〉


するとスライムがオリハルコン状態を解除したかと思えば一瞬でオリハルコンになる。が、真ん中と横では若干のタイムラグがあった。それが真ん中が先なら何も疑う余地がないのだが、両側から真ん中にかけてオリハルコンになっていったのだ。オリハルコンになったタルラムを分裂させて飛ばしたのだ。


「ぐぇっ!?」


それは大質量をもって顔面………ではなく腹部に当たった。まぁ、結果オーライということで。


〈ごめんなさいでしたです!〉


叱られると思って何か言葉がおかしくなってるのだが、、、


〈いや、これくらいで怒らないから。コントロールずれただけでしょ?オリハルコンは重いし大丈夫大丈夫〉


〈そうですか、、、流石ですね。地竜すら大丈夫とは、、、〉


何か今不穏な単語が聞こえたような、、、聞き直してようと口を開きかけたときに、


ドゴオォ!!ボガァァン!!ドゥァン!


………………………………………………………………え?


見ると、二人とも『え?なにこれ?』と言う顔をしている。雑魚モン達(食物連鎖の頂点のモンスター)が逃げ惑っている。


「蒼真?なにこれ?何かでっかいトカゲ?かな、」


「た、たぶん、地竜だからドラゴン。」


その音の方を見ると万里の長城も驚きの壁があった。ただ壁と違うのは、足と目があり口からは牙が剥かれている。


(((逃)))


3人の頭にこの文字が浮かんだ。そして後ろを見ると、、、


(((壁)))


まぁ、壁というより竜なのだが逃げられない。634mのスカイ○リーよりも高いかもしれない。それが着々と迫ってきているのだ。恐怖!


「蒼真!?何があった!?」


「〈スライム!?何があった!?〉」


〈おい!飛ばしたやつどこだ!?〉


〈はい。僕です。〉


〈これどういうこと!?〉


〈オリハルコンを射出した後オリハルコンの欠片が何個か風に舞い、おもいのですぐ落ちたのですが、落ちた場所が地竜の弱点?の足の裏で逆鱗に触れました。〉


「かくかくしかじかだった。」


「それで通じるの雑かそういう演出の漫画!」


「しゃぁねぇな。俺のスライムが(中略)(後略)ということ。」


「ふざけてる場合!?」


「まぁこれゲームバランスがどう考えてもおかしいから魔王を倒した後のイベントみたいなやつだったんだろう。その起動スイッチを俺のスライムが飛ばしたオリハルコンか作動させてしまったつてとこ」


「なるほど。じゃぁ魔王を倒した後何かしらの神話級の装備的なやつ貰えてないと死ぬのね、これ。」


「ヒヒイロカネはそこで手にはいるのか、、、オリハルコンは自分で採掘できる最高の鉱石ってことか。つまり言うなれば最高級なのか。そら神話には勝てんわな」


「この体が潰れるのは主の意ではない。そのため協力を提案する。」


「一時休戦か。まぁいいだろう。」

「蒼真がいいなら。」


「分かりました。では、そのスライムを貸してくれませんか?」


「何に使うつもりだ?このスライムは俺の大切な仲間だぞ?」


「簡易的ドリルを作りたいと思います。スライム達にそう指示して貰えませんか?」


「分かった。〈意味は理解出来てるだろう?ドリルというのは………〉」


ドリルの形を教えるのは難しいためネジを教え、それを太くした。まぁ、ドリルだろ。それを3本作り、


「では回転させてください。」


と指示された。まぁ、歯向かっても何もいいことないので指示にしたがう。スライムなので目は回らない。


「ここに現れるは風の渦。風魔法〈タイフーン〉!」


多良見ならこれくらい詠唱も要らないだろうが、乗っ取ってる身では自分のイメージが乗っ取ってる脳に簡単には写らないのだ。


すると、風の渦がドリルにそれぞれまとわりつき、刹那。回りの草が燃え始めた。大気中の火の魔力が摩擦熱により発火し、草に燃え移ったのだ。


さぁ、ドリルに乗り(ちゃんと風魔法の椅子があり失敗した場合に対応できるよう衝撃吸収の風のクッションつき)地竜の壁に向かって発射


5秒前…………4.3.2.1━━━!!

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