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第55話 多良見捜索物語-1



結局集まったのは数人しかいなかった、、、でも、協力してくれるだけありがたいと思おう。神代と俺と依奈がパーティーとして参加する、由比は戦力外だ。回復は今回の戦い、起こらないのが一番いいのだが起こった場合に回復が使える時間がない。

そして一般の人5人だ。


「探してくれる方々に深く感謝を申し上げます。私達のパーティーメンバーのためよろしくお願いします。」


神代が、普段の性格と正反対に感じる言葉遣いと仕草に驚くものの、今はありがたい。


「作戦、、、としてはスピードが速い、そして強さも兼ね備えている、水無月国王並びに私、エルナーが先導します。」


「質問だ。俺らはこうは言っちゃなんだが足が遅い、多分足手まといになるぞ?その作戦では」


「それは水無月国王がテイムしている、スランドという名前を持ったスライムが貴殿方を乗せて走ります。普通に音速を越えられるスピードは出せるので速さは申し分ないかと」


本当にこれは誰だ。それと水無月国王って照れるな、なんか。


と緊張感のない思考を巡らせていた俺はスランドを使うと聞きスランドにこちらに来るよう指示しといた。


「・・・どうやって探せば?」


「何か怪しげな洞窟や建物があれば教えていただければ」


「分かりました。」


神代が一般の人を見渡すが、これ以上は質問が出ないようだったので作戦は伝わったとみていいだろう。


一般の人がスランドに乗り準備が完了する、


・・・さぁ「出発だ!」

「オオオオォォォォォォオオオオ!!」


・・・なにこの士気



○二時間後



「みつかんねぇな。」


○四時間後


「マジいないんだが、」


○六時間後


「今日は解散、、、だな。」


国土をほぼ全て探したのだがいなかった。探してない場所は琵琶湖ほどの面積がある湖や崖のした等、いたとしても死んでいる場所は探しても生き返っているはずなので捜していない


「見つかんないね、、、」


「あぁ、これ、もしかしたら、、、」


「国、絡み?」


「あぁ、紅の血吸い人が治めている国だ。有り得なくない、精神異常者にまともなことを知ってもらいたくても無理だ」


「外交問題に発展していくのね、私もそこまでは経k………あ。やば。」


「おい、どういうことだ?神代、お前現実世界での家、、、は?学校の先生じゃなかったっけ?親」


「、、、誰にも言わないでね?」


「もち、言わん」


「私、親が前総理大臣なの」


「は、はい?」


「それで、『舞花も総理大臣でも目指してみたら?』とかいって何か交渉とかの訓練とかやらされてたの。」


「へ、へぇ、、、たしか前総理の名前って、、、」


神代大毅(かみしろだいき)


「そーだったな、、、」


信憑性が高まったし、ここは信じよう。


「お前、風の国に行ってきてくれるか?」


「え、?だから外交はやった事ない、、、」


「そんなんやってる人の方が珍しぃわ。一番場馴れしてるのお前だろ?やってくれ」


「わ、わかったけど、、、なにするの?」


「風の国に犯罪組織、、、まぁ反社会的勢力があるかどうかと、あるならば人身売買的な感じで売り渡されたりしていないか。売り渡されたりしていたら名前に多良見がないか、だな。」


「ごめん、覚えられない。」


「プリント作っとくよ、ゲーム内で」


「わ、わかった、、、」













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