第40話 討伐隊大移動発覚物語
「よし、流石にこればっかりは俺だけじゃどうしようもねぇ。AR移行に向けて国建てるぞ!」
「なんでちょっと嬉しそうなの!?」
神代が突っ込んでくるが当たり前だ。ゲームが好きな人にとってゲームの世界に行けるなんて幸せにも程がある!
「ハンレイアルにいって、、、半年の間に、、、手を汚さないとな、、、」
「ねぇ!?なんで殺す前提なの!?」
やっぱり律儀に突っ込むが手を汚すというのは本当の意味での手を汚すだ。つまり、
「手を汚すというのは殺すという意味ではないぞ?俺は北の地域に本拠を構える。だけど、、、」
「なるほどね、、、白熊とかがいるからアザラシの骨とかあるだろうね、、、」
「何を言ってんの?現実ならともかくまだゲーム内だぞ?あるわけないじゃん」
「え?じゃあなんで?」
「北は、、、ていうか説明書読んでないの?」
「蒼真みたいに愛読書にはしませんから。」
ごもっとも。その言葉を飲みこみ、説明する。
「北は氷、南は炎、東は風、西は砂」
「ハンレイアルは北の中でも西の方、、、」
「そういうこと、溶けた氷と砂が混ざって、、、分かるでしょ?」
「なるほどね、でもARに移ったときは東と西なんか分かんないよ?」
「えーとね、、、ゲーム内には境界線があってそこからグラデーションのようにそこの地形になっていくの。」
「つまりARの世界にも境界線ができるのか。」
「そういうことだろ。で、開拓するためには手を汚さなければいけないんだよ」
「そっか。紛らわしい言い方やめよーね」
「分かった分かった。とりあえず由比は拘束でいじめるとして、、、」
何故か神代からの目が冷たくなったんだが。
「エルナー。ARになったとき食料を狩らないと不味いな、どこに巣があるかとか隠密で確認してて、頼む。」
「分かった。」
「あぁ!もういいや!多良見!お前は畑をつくってもらう、土魔法と水魔法は使えるな?」
「使えるのだ!」
「分かった。なら耕して畑を作っといて。」
「分かったのだ!」
「あと、、、神代、エルナーと一緒に行って食べられる奴かどうかの確認も頼む。殺しても構わん」
「うん、分かったけどさ、もう本名隠す気ないよね?」
「だってARになるんだろ?」
「なるほどねぇ、普通がユーザー名はやだな。」
「エルナー、言いたくなければいいけど言ってくれないか?本名、そっちで呼びたい」
「………佐倉依奈。」
「サンキュー依奈!」
「とりあえず、各自仕事を全うしろ!いいな!?」
「「「オーー!!」」」
「あと、バイト行くぞ!」
「え?バイトって俺のことか?」
「ったりめぇだ。行くぞ!匿ってほしいんだろ!なら働け!」
「わかった!勿論だ!」
後やることは、
━━━ハンレイアルに俺は国の拠点を置く。俺について来てくれる人はハンレイアル付近には来てくれ!
とチャットに載せといた。
反響は10分後に見るとして、
転移結晶を使ってすぐに戻った俺たちは…………やる気を失せた
「………てめぇ!何寝てるんだゴラァ!」
「え!?いやだって!」
「だっても何もあるかぁ!こっちが頑張って討伐してるときに!」
「で?討伐できたの?」
「出来たよ!てかお前その様子だとチャットも見てねぇな!?ほんと使えないくずがぁぁぁ!!!」
「チャットォ?なんでよ。」
「てめぇちっとも反省しねぇな!いい加減にしろよ!!!」
「ねぇ待って!今良いところだから!」
回復薬とかでも作っていたのかな?と少し怒鳴ったことに後悔しながら机の下でやってる作業を覗きみると、、、
「………何お前携帯いじってんの?てかなんであんの?」
「ほら、これインターネットに繋がってるじゃん?私のスマホをハッキングしたやつを作ってもらえるの。そのためにらフィルタリングも外したんだし」
「おい、それ何ゴールドだ?」
「1千万」
俺は無意識の内にはたき倒していた。
その頃チャットは荒れに荒れていた。
━━━え?何が起こるんほんとに?
━━━あの《奇襲のスライム》の国なら行った方がいいんじゃないか?討伐隊をまとめるにも最適だろ
━━━てめぇらあんなの本気で信じてんの?草www頭大丈夫か?
━━━ほんとほんと、あんなん自分の配下にしたくて言ってるだけだってwww
━━━いやでも筋は通ってるぞ?今の警視総監謎に包まれてるし、、、
━━━だよな、 嘘だったら嘘だったで笑い話になるだろうし本当ならそれで良かったことになるしな
━━━おい、なんか上位プレイヤーがそれぞれ動き始めたぞ!?
━━━どういうことだ?
━━━《漆黒の軍勢》が西に、《神速の狩人》が東に、《紅の血吸い人》が南にそれぞれ拠点を作ってる!
━━━つまりトップ4までがすべて別れたのか。《紅の血吸い人》は殺人というかやたら好戦的な奴等がいくんだろうな。
━━━トップ4+5のハンレイアルかトップ1.2.3の国に行くか、、、
━━━討伐隊右翼大隊軍二等兵としての誇りにかけて俺はハンレイアルにいくぜ!
━━━なんじゃそりゃ!聞いたことも無いがw俺も行くぜ!
━━━俺も!
━━━信じるバカがw痛い目見てろw
━━━お前が孤立してるだけだからな?そこんとこ分かっとけよ?
━━━あ?殺すぞてめぇ、居場所教えろや
━━━断る。皆ぁ落ちるな
━━━おぅ、お疲れぇ!
とハンレイアルに移動しているのは少人数ではないのだ。1つのグループでどうこうできるほどの食料ではない、、、それに蒼真が気づくのは10分後だった。




