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スライム王国建設物語  作者: 家ーす
VSゴブリンロード
33/77

第32話 VSゴブリンロード-2


敵はもう大ダメージを負っている。そこに少しでもダメージがいけば、流石のゴブリンロードも逃げ出すだろう。そう思い、タルラムに頼んで逃げるであろう道をあらかじめ塞いでおいた。


万全だ。


〈打つゾー!〉

〈打て打てー!〉

〈打ちまくれー!〉


と頼もしい声も聞こえる。しかも量が量、しかも打つときだけ分裂とかいう凄い技量のスライムがいて一匹で24匹分の仕事をしている。


ゴブリンロードは回避をしようともせず、魔力を感じるため魔法の発動準備だろう。だが、結界でも数が数だから数秒で耐久力が無くなるだろう、でも相殺しようとしてる線も薄い。相殺したあと攻撃来るくらい知っているだろう。


━━━ならば、やることは1つだけ。


最後に打ったスラーロードの一撃が爆音を立てた。あれは銃より大砲だ。肝心のゴブリンロードの方はというと、、、元いた土地にはなにもなく、溶けまくった土がある。


つまり、まだ勝負は終わっていない。だってモザイクとか消えるときのエフェクトが無いもの。


すると、凄く小さな声で森のなかから聞こえた。スライムを介してだけど、


初級治癒魔法(キュア)


と紛れもない回復魔法を唱えていた。やばい!すぐに、


〈押さえつけとけ!〉


と命令を出したが、潜伏用スライムは取り押さえに向いていない。それどころか恐怖で出来ないらしい、、、ここまでリアルにすんなし!


〈っ、たく!〉


俺は木を貫通させる程の強さを持つ弾丸を詰め、トリガーに指を掛ける。

だが、狙いが定まらない。勿論だ、透視能力なんかあるわけではないのだから、


「神代ー!あいつが回復魔法を使っている!急げ」


「え?わ、分かった!」


失敗したぁ、、、寝ている聖職者を看病してる少数精鋭は聞いていなかったが俺らのパーティーは近くで戦っていたからキョトンとしてる、、、本名使ってもうた。


「・・・わ、私も行く。」


そういって、エルナーも音もなく走り去っていった。俺は由比をじっと見るが、意図がわからないのか分かっているのか知らんが顔を赤くしてる。あとで頭を叩いてやろ!!


俺も行きたいのは山々なのだが、そろそろ転移しないとモンスターが集まって不味い。

てか、弱いモンスターをもう大分倒してる、D+ランクまでなら話しながらでも余裕で討伐出来るようになった。


え?行きたくない訳じゃないよ?・・・ほ、本当だよ?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


(本名で呼んだ?)


今頃気づいたが、私を呼ぶ蒼真の呼び方って神代だったような?


「それは後にするとして、、、」


今は草むらで体を隠しているが、段々とHPゲージが赤色の危険ゾーンから橙色の要注意ゾーンへと変わっていってる。ゴブリンロードには淡い緑色が光っている。淡さからして初級治癒だ。だが、それしか使えないわけが無いから何故初級治癒を好んで使うのかが気になる。


「まぁそれも後、今は集中しなくちゃ。」


私は聖騎士(パラディン)スキル《光速刺突》を繰り出した。その名の通り、光速で刺す技だ。回避不能の技が無いこのゲームで最も回避しにくいスキルだ、もちろん不意討ちでなら必ず当てられる。


まぁ、結果は当てられた。


だけど、それほど威力が無いため敵に気づかせるだけのような事になった。だけど、しょうがない。不意討ちで無駄に強いスキルを、選んで途中で止まらず隙を取られた方がよっぽど怖い。


「小娘が!何故ここが分かった!?」


「小娘じゃないよ?《ライトソード》具現化。《剣変形・螺旋》、ソードスキル《スパイラルスクリュー》!!」


螺旋階段のような感じになった刃を見て、敵は少し驚いたような表情を浮かべたが私が使ったソードスキルですべてを納得したようだ。

これは少しでも当たればその刃に巻き込まれるように吸い寄せられる。つまり、回避しにくいというよりかは回避させない、というのが正しいスキルだ。


だが、そもそも当たらずにスキルは終わった。硬直状態を無理やり突破するためにHPを少々削ったが些細なことだ。アイアンソードを溶かして軸だけを残す、それに光魔法を具現化させたのを纏えば《ライトソード》が出来る。これは聖騎士の固有スキルだ。暗黒騎士は対の《ダークソード》だ。


ゲームらしい名前の安直さだ。


このソードは自分の意思で曲げたり加工が出来る。まぁ、針金を曲げるくらいの力を込めるが、、、それはほぼ無いのと同じだ。だから私は重宝している、だけどこれが軸となる剣がいい剣だと曲げるのが、とても難しくなる。木を折るのと鉄を折るのと同じくらいの比だ。


「我もやられてばっかではいられないのでね、御愁傷様」


すると敵から暴虐的までの魔力が感じられた。相当だ、多分私×100位だと思う、、、


「仲間との再開を喜ぶかいい。雷光線(サンダーレーザー)


物凄い熱量を帯びているのが、25メートル位離れていても感じられた。しかも、これをどんどん収束されていく、、、私は


(もうこれまで、だな。蒼真に助けてもらう姫役にはなれるかな。)


助けに来る可能性もあるにはあるが、少ないしこれを回避しても魔力量が大きく違うためジリ貧だ。少なくとも助けに来れるのはエルナーだけだ、そのエルナーはそれほど殺傷能力は高くはない。だが、クリティカルが高く一撃で殺す事が多い。

由比は蒼真に手を引かれないと来ないだろうし、蒼真は《街の主》のせいでモンスターに集られるし、多良見は遠距離戦が得意なためここでは役に立たない。


━━━それから数秒。光線が撃たれた



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