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マモルの成長物語 前編

俺の名前はカツ=マモル。

役職はタンクだけど気が弱すぎて次の戦いで役に立てなかったら解雇だと言われてしまいました(´;Д;`)そして今は昨日の戦いで巻き添えで傷ついた装備を治してもらうために街に来たが迷子になってしまった‼︎


「うぅ…もう俺ダメだ…」


そんなことを思っていると


_人人人人人人人人_

>  エンジ工房  <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

という主張が激しい看板を見つけた。


「これってもしかしてあの噂のドワーフ鍛治師の店か…?ここなら俺の装備も…!」


そんな独り言を言いながら店に入ると…


「なぁなぁ!今日も日本酒飲もうぜ!」


「作るのに時間がかかるからあと一ヶ月くらいは飲めないぞ〜」


「ハァ!?ふざけるな!隠してるだろ!?」


「昨日全部飲んだんだよ!」


「あの〜、すみません。今お取り込み中っすかね…」


「ん?誰だコイツ?」


「すみません!全然大丈夫です!どうぞこちらにお座りください!」


凄く丁寧な接客だな。他の鍛冶屋だとさっさと要件を言え‼︎とかお前、弱そうだな!そんな奴には俺は何もしない‼︎とか結構乱暴な発言が目立つのに…


「それで今日はどういったご用件で?」


        〜説明中〜


「なるほど…それなら素材さえあれば明日までには修理できますね!内容は修理のみで大丈夫ですか?」


「それなんですけど、自分タンクなのに攻撃を受けるのが怖いので何か対策をして欲しいです」


「対策か…そういえばライム、お前防具とかに強化魔法かけることできるか?」


「できるけどお前が手をつけたものには絶対しねぇ!」


「うーん…なら一ヶ月に一本日本酒を提供しよう‼︎」


「いやもっとだ‼︎」


「ニヶ月に三本‼︎」


なんか…交渉始まってる…


「別にそこまで無理しなくても…」


「いいや!これは俺の鍛治師としての意地だから気にするな!」


「な、なるほど…?」


「それじゃあニ週間で一本でいいな!?」


「よし‼︎」


「それじゃあお値段は1万カリになります!」


「強化魔法もあるのに1万でいいんですか!?」


「そうだそうだ!もっと搾り取れ‼︎」


「コラッ!そういうこと客の前で言うな‼︎

 すみませんうちのペットが」


「いえいえ!」


さぁとりあえず客の鎧をさっさと治しちまうか!


      〜1日と3時間後〜


「ふぅ!やっと終わった〜」


鎧にライムが魔石を二つ入れておけって言ってたから少し時間食ったけど、一体何に使うのだろう?(ちなみに魔石はライムが持っていたものを使った。なんならその魔石は前使った魔石とほぼ同じくらいの魔素があった)


「お、できたか?それなら俺も一肌脱ぐか!」


お前に肌なくねというのは置いといて


「それでなんの魔法をかけるんだ?」


「今回は装備自体に耐久力が上がる魔法、装甲強化魔法《プロテクト・アーマー》を、胸の魔石には吸収魔法《マジックイーター》を、額の魔石には自動回復魔法《オートヒーリング》をかける。」


「俺、魔法についてはよくわからんがなんか凄そうだな…」


「あったり前だ‼︎これができるやつはこの世にいるかどうかすらわからねぇくらいだぞ!」


「そんな凄いの!?」


「まぁ今から始めるから邪魔はするなよ。あとニホンシュの話忘れるなよ!!」


「わかってる!わかってるから唾をかけるな‼︎」


その後、俺は邪魔にならないため、2時間くらい外で買い物をしてきたが、まだ続いてたため、もう2時間散歩をして帰ってきた。


「どう?終わったか?」


そこには息切れをしているライムがいた


「ハァハァ。マジで、これ、ニホンシュ、月2本じゃ、割に、あわねぇ。」


「お前がそれで了承したんだから仕方ない。」


「クソガァァァ!!」


そんなこんなで超凄い鎧ができました。

        

        〜数時間後〜


「あの〜、以前伺ったマモルなのですが…」


「おっ!ちょうどさっきできたとこだよ!」


そしてその鎧を見た瞬間俺は確信した。

これは1万カリ以上の価値がある物だと


「とりあえずサイズ確認と使い方の説明をするね」


      〜説明&採寸中〜


「よし!大丈夫そうだね!」


「ほ、本当に1万カリでいいんですか?」


「気にしないで!うちはこれでやってるから!」


「ありがとうございました!」


「そうだ!最後に二つ。この装備で君は強くなったから自信を持って欲しいのと、自信を持つのと慢心は別物だからね。そこは間違えないように!

わかった?」


「はい!」


その後、マモルは鎧を持って帰っていった。


「にしてもあいつにあの鎧はちっとやりすぎたか?」


「そんなこと言うなよ。せっかく今回のお金は全額お前に渡そうと思ってたのに」


「悪かった!あんなこと言って悪かったから!」


「冗談だよ!冗談!」


「な!?お前ふざけるなよ!」


「にしてもあの子、大丈夫かな?」


「何が?」


「いやさ、次したら解雇らしいからさ」


「あの鎧で解雇はそうそうないから大丈夫だろ」


「そっかぁ。ならいいんだけどさ」



さぁマモルは解雇されずに済むのか!?

次回に続く!

5話読んでいただきありがとうございます!

今回は文字数が多めになってしまったので前編後編の二部作になりました!

これからも頑張りますのでよろしくお願いします!

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