↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みぎゃ☆みぎゃ異世界コンカフェへようこそ!  作者: みぎゃー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
27/34

#26.すぐ近くにいる異世界存在

異世界存在、それは幽霊や妖怪のようなわかり易い化物ばかりでは無い。

すぐ隣にいるような普通の人間に見える者が、異世界存在かも知れない。

別に宇宙人が中に入り込んでるとか、擬態してるワケじゃない。

単に中身がボク達とは違うと言うだけ。今回はそんなお話。


~異世界コンカフェ営業終了前の1時間~


「や~、だけどさぁ、ボクってこんな身なりだから、

 男として見て貰えなくて、女の子からはさっぱりモテなくてさ…。

 変なおじさんとかから声が掛けられるくらいでね、ハハハ。」


ボクはいつもの常連のおたっぴぃさんと話していた。

ボクが言った事は本当で、女性は女の子っぽい男に寄って来ない。

いや、場所を変えればそういう需要があるのかも知れないが、

ボクみたいに結構年齢も行っていて女っぽい容姿だと、

逆に化け物みたいな扱いをされる事の方が多い。


「ハァ、別に好きでこうなんじゃないんだけどなぁ。

 ボクにもちゃんと男として魅力を感じて付いてくれる女性、

 誰かいないかなぁ~」


「僕にはよくわからないけれど、みぎゃーさんならイケるんじゃない?

 その過剰に女の子に寄せたメイクとか恰好を止めれば

 それなりに男として見てくれる女性いそうなんだけどね。」


「ん~、そうかなぁ。だけどボク、ずっとコレでやって来たからなぁ。」


そんなこんなでコンカフェの営業を終えて、ボクは後片付けをしていた。

既に終電は無く、朝イチの始発を待つかタクシーか、だ。


「う”ぅ~、何だか肌寒くなって来たなぁ。

 コートの下は包帯一枚、しかも汗吸ってるから寒い。

 そろそろもう一枚くらい何か…それか撒く包帯の量をもっと

 増やしてしまわないとダメかなぁ~」


そんな風に始発前の駅前で佇んでいると、急に車がボクの前に停まった。


「あら、可愛らしい男の子ね。パッと見女の子に見えたんだけど、

 風が吹いた時にコートがめくれた時、股間の膨らみが見えちゃった♪」


それが、その女とボクとの出会いの瞬間だった。


その女性はボクよりも少し年上に見えたものの、

ボクを【男】として見てくれた。

ボクはそれが嬉しくて、その女性の誘いに乗り、運転する車に乗った。


「ふぅ~ん、コンカフェの店長さんやってるんだぁ。

 一日頑張って働いたからかなぁ、あなた結構臭いね?」


ボクは改めてそれを指摘されて恥ずかしい気持ちになった。

今までは女の子っぽい見た目で臭いと言うとえっちな印象で

逆に武器だと思っていたくらいだったけれど、男として見てくれて

臭いと言われると急に自分の事が恥ずかしくなったのだった。


「あぁ、うん、大丈夫だよ、そりゃ仕方ないもん。

 ねぇ、ちょっと体洗って行けば?どこか遊びに行くにしても、

 そんな汗臭い身体じゃ周りに引かれちゃうでしょ。」


女性の口車に乗り、ボクはそのままホテルに連れ込まれた。


~ホテル・LOVEにて~


「あ、あの、ボクこういう所結構久しぶりで…。

 え、えと、とりあえずシャワーだけで出ましょ?」


「あら、せっかく来たんだからフード食べてゲームして、

 それとあなた寝てないでしょ?少し寝たら?

 大丈夫よ、別に襲ったりはしないんだから。」


ボクは女性の言葉を信用して、シャワーを浴びてから

ホテルの備え付けの浴衣を着てフードを頼み、

二人で映画を観たりゲームをしたりした。

数時間経つと普段も寝る時間だった為、自然に眠くなった。


「あ、あの、お姉さんは寝ないんですか?

 ボク、もう眠気が限界で…その、おやすみなさい…」


そしてボクはそのまま眠りに就いてしまったようだった。


~5時間後~


ボクは自らの身体への違和感から目を覚ました。

すると浴衣が脱がされて全裸にされ、全身を舐め回されていた。


「え、えぇえ!?」


「あら、起きたのね、おはよう。あなたの身体美味しいわね。

 オス特有の臭みが少なくて、まるで女の子を食べてるみたい。

 なのにシッカリと主張するモノはあるし、背徳的だわぁ。」


ボクは瞬時に、自分が襲われていると言う事を理解した。

しかし女性はすぐにボクの弱点である胸の二つの突起に手を伸ばした。


「あら、ここは好きかしら?」


そう言ってまさぐられ、ボクはすぐに声を出しながら反応してしまった。


「あ”ぁっ、…ダメ、それっ…」


ボクは身をよじらせて逃げようとしたが、すぐに女性が覆いかぶさる。


「ヤバいわね、あなた…アンタ。ちょっと嗜虐心くすぐるじゃないの。

 やっぱり女の子みたいに弱っちぃ可愛い男犯すのたまんないわ。

 アンタも災難よねぇ、こんなおばさんに仕事終わりで疲れた所を

 襲われちゃって好き放題されて…完全に女の子じゃん。」


ボクの事を男扱いしてくれた筈の女性は結局ボクを女の子扱いして来た。

恥ずかしくてボクの突起が反応してしまう。


「う”ぅ、あぁあ”...反応、しないでぇ…」


しかし自身の意思とは無関係にムクムクと盛り上がってしまう。


「あ”ぁあ…こんなになっちゃったら、余計にイジめられちゃう...」


そして女性はボクのそれを無理矢理自身の中に挿し入れた。

ボクはびっくりした。


「あ、あの、ちょっと、え、ソレ、生…」


「あら、関係ないわよ?アタシを孕ませたらアンタ、

 責任取らせるからね。旦那と離婚して娘の親権も取れず、

 もうどん底の崖っぷちギリギリなのよ。

 アンタみたいにコンカフェ経営していて経済的に問題無ければ

 アタシ一人を養うくらい問題無いでしょ?

 さぁ、サッサとアタシの中に種付けしなさい?

 もしデキちゃったら、アンタ逃げられないよねぇ?」


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、ボクは自分のモノがどうして、目の前のこんな

皺くちゃのおばさんに反応してしまっているのか呪わしかった。

しかし久々に男として見て貰えた喜びから油断していた。

そしてうっかり、嬉しくて好きになりかけてしまっていた。


(ボクってこんなにチョロかったの?ヤバい、恥ずかし過ぎる…)


そしてボクは当然我慢出来ず、女性の中で果ててしまった。


「ハァ、ハァ…」


「あらあら、たっぷり出してくれちゃったわね。

 コレもしデキてたら…アンタ終わりだね?

 ごちそうさま、アタシの養分になりたいんだね?」


終わった。こんな好きでも無いおばさんに出してしまった。

そして責任を取らされるかも知れないと言う地獄。

ボクは心底ゾッとした。そしてこの時この女性が、

単なる人間では無く異世界存在であると本能的に察知した。


そこへ、宇宙人のレイナちゃんとアンドロイドのあいちゃんが来た。


「おばはん、何やってるなりか!

 アンタ、アイちゃんの遠隔透視によって体の中は既に

 閉経しているのが確認済みなりよ。

 それなのにみぎゃタンをイジめて、許せないなりよ!」


二人は勤務終了後にボクが駅前でこの女性の車に乗り込む所を見て、

ここまで追って来たと言うのだ。


「みぎゃタンが普段男の子として見て貰えない寂しさに付け込んで、

 随分とやってくれちゃったねぇ?だけどもうこれ以上ダメだよ。

 アンタの中身、異世界存在だね。」


しかし女性はそれに反論した。


「ハァ?異世界存在?何言ってるのよ、アタシは普通の人間よ!!」


しかしそれにレイナちゃんが言葉を返した。


「確かに、異世界存在の中には人間に近しい者もいるなり。

 しかしアンタみたいに著しくおかしい存在と言うのは、

 人間に擬態した異世界存在の殻だと言う可能性が高いなり。

 アンタの意識は人間としてのアンタのままだが…まぁ言ってしまえば

 アンタの内側には異世界の寄生虫みたいなのが付着して、

 本来のアンタの思考を丸ごとハッキングしているなりよ。

 脳内から内側丸ごと洗脳しているから気付く事も出来ないなりよ。」


何て恐ろしいんだ、自分の思考や常識、意図さえも変えてしまうのか。


「大体こんなに可愛いみぎゃタンをイジめようって思う事自体が、

 アンタおかしくなってるんだよ。普通愛でるものでしょ?可愛い子は。」


そう言うと二人は女性に向けて光の波動砲を撃ち放った。

女性は分解されて空気中にキラキラと粉になり散った。

なるほど、確かにコレは人間じゃないな。


それからボクは二人にお礼を言った。


「ありがとうね、二人とも。ボクあのままじゃあの女に全て奪われてたよ。

 気付かせてくれて、そして助けてくれてありがとう。」


異世界存在は人間と違わぬ姿ですぐ隣に忍び寄る。

そして気付いた時はもう逃げられないように捕獲した上で、

ジックリと食べられてしまうのかも知れない。気を付けてね。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。