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27急展開か?


 聖女さんとのレッスンは順調だ。

 このままいけば演奏会では一番になるかもしれない細かいところを修正しながら進めて居る


 どうやら聖女さんのお母様かもしれない令嬢の調査に進展が有ったそうだ。


 「どうやら、『逃し屋』みたいな奴らと接触したみたいです」

 「『逃し屋みたい』?」

 と俺は令嬢の捜索をお願いした探偵に聞いた。

 『逃し屋』みたいな奴らって何よ

 「接触自体は難しく無いみたいなんだけど・・・」

 「けど?」

 「()()のお眼鏡に叶わないと仕事受けてくれないみたい」

 なんともまあ、客を選ぶんかい

 そこまでの丁寧な仕事なんだなと思いたい

 「よっぽど逃げたかったみたいですね」

 あいつら無駄に権力と金持っているだけは有るからなあ。

 

 「でお姉さんの調査は?」

 もう一つの方を確認する

 「こっちはですね。妹さんが失踪した後、家族全員で辺境に引っ込んだそうです。」

 「ほうほう」

 「で、こっちに協力してくれそう?」

 ここが肝心だ。

 「無理そうよ」

 「やっぱ関わりたく無いとか?」

 「いやご両親はもう亡くなられたそうなの」

 「もしかしてお姉さんもお亡くなりに?!」

 「いや、お姉さんは辺境伯の弟さんに見染められて結婚」

 「玉の輿か?」

 「いや、その弟さん植物園の研究所の職員だから玉の輿ってほどでも無いかも、三男坊だし、その人について行く形で辺境を飛び回っているみたい」

 「・・・そうかまあ、良かったのかもな」

 穏やかに暮らせているようで何よりだ。

 こっちとしてはあいつらを訴えて欲しかったが・・・

 「で、どうするの?お姉さんの方に接触するの?」

 調査続行するかどうか聞く探偵に俺は

 「いや、お姉さんはもういいや、あの家の調査、監視と・・・『逃し屋』の情報がもっと欲しいな」

 「費用弾んでもらうわよ」

 

 ガメツイやつだ

  

 

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