3綺麗なもの探そう
レモンスカッシュを二つアイスクリームをひとつ頼んだ。スプーンを二つ貰う。
教団内の施設にしては洒落た場所である。丸っこい形の家具や食器前のアール・ヌーボー(だっけ)を思い起こさせる。
こう言うのも魔術とやらで作って居るのかな?
聖女ちゃんはすすめたレモンスカッシュを飲んで驚いて居る。
炭酸とか始めてなんだろうなこのレモンスカッシュの炭酸は弱い方だが、それでも十分だろうな。
「飲むの初めてか?」
「プチプチしないのは飲んだこと有ります。」
レモン水だな多分あれも十分美味いけど
「美味しいか?」
と一生懸命に吸って居るのをみて言葉をかける
「・・・よく分かりません」
とあっという間にレモンスカッシュが無くなった。
美味しくて飲み干した言う感じでは無いな。与えられたから飲んだと言う感じだ。
「これ食べてみるか」
とアイスとスプーンを差し出した。
「冷たいです」
一口食べてみてこの感想である
「アイス食べるの始めてか?」
民間に流通し始めたの最近だからなあ。前は無かったし見たこと無かった。
「はい、冷たいものは初めてです」
彼女は一口食べて、後はこちらに返した。甘いとは言わないんだな。
「全部食べても良いんだぞ」
遠慮して居るのかな?
「・・・もういいです」
考え込んでいる様な感じだ。甘いものでも制限されて居るのかな?
「他に何か頼むか?お金とか気にしなくて良いぞ」
と俺は売店で買ったクッキーやフィナンシェなどの焼き菓子を出した。
この教団内で作られて居るから食べたことあるかもな。
「・・・いらないです」
一瞬ビクッとしたなにかあるのかな?
「甘いの好きじゃないのか?」
そう言う奴はいる
「・・・よく分からないです」
そうだアレを作ろう。
残ったアイスを俺のレモンスカッシュに入れた。
クリームソーダだ。
聖女ちゃんは驚いて「お行儀悪い!」と言った。
「美味いぞ!飲んでみるか?」
差し出す
「あなたの分では?」
口はまだつけて居ないけどイヤだったかな?
「いいよ俺は後でまた頼むから、飲まないんだったら俺が飲むよ」
少しすする首をかしげる。味は変わらなかったらしい
「アイスとソーダをスプーンで掬うんだ。」
ストローが底について居るからね。
そのとおりにやってみる聖女ちゃん。目を見開くそのまま食べ続ける気に入ったらしい
「プチプチしてねとねとして驚きました」
普段はない刺激だからなあ、
「気に入ってくれて良かった」
残さず食べたということは気に入ったんだろう。
「他にも食べたいものあるか?」
ケーキとかなら良いだろう
「夕食が入らなくなるから、いりません」
・・・そう言えばそうだ。レモンスカッシュ2杯とアイスだからなあ。
「・・・なあ、好きな食べ物とか嫌いなものとかあるか?」
さっきから美味しいとか言わないからな。
「分かりません」
?このくらいの年齢なら野菜とかかなあと思って居たが、「好き嫌いなく食べましょう」とか言われて守って居るのかと思ったが、その後の彼女の言葉で違うと確信した。
「なにが好きだきらいだというのか分かりません」
と空っぽな顔で言った。
なるほど、よっぽどな生まれらしい。
「そっか」
俺は彼女の目を見て行った。
「じゃあ俺と一緒に好きなもの心地よいものを探そう」
最近クリームソーダがエモいアイテムになって居るなあ




