22「彼女」の情報
「君は家に帰るべきだ!!」
いきなり叫ぶ騎士野郎相変わらず声でけえなあ、聖女さんが耳を押さえて居る。よっぽど響くらしい。
「あの、なぜそこまでの自信をお持ちなんですか?」
教団員が聞く
「彼女の子供だからだ!」
だからその自信の理由を聞いて居るんだよ
「血縁関係はいまだ不明だと聞いていいますが」
「愛するひとの子供を引き取りたいと言うのが何が悪い!」
その辺の確証が持てないからいっているんだろうが!!!
「帰ろう!」
と聖女さんに手を伸ばして来た聖女さんは教団員の後ろに隠れた
「一人で帰ってください!」
と教団員
「彼女が怯えて居る!直ぐにでも連れて帰らないと!」
声を抑えろ!
「・・・無理で「一緒に帰ろう!!!!」
聖女さんが否定したのに大声で遮る・・・ダメだろコレ
「こちら、私が個人的に調べたものですか」
と探偵に調べさせた彼女の調査結果を出した。
「こんなものがどうした!」
「よく見てください」
書類を目の前に突きつける
「何だこれは!」
「探偵に調べさせたものです」
その内容は、
某〇〇家令嬢についての報告書
某〇〇家令嬢について
乳児期:なかなか泣き止まず。寝かせるのに苦労したらしい、周囲の音に敏感らしく乳母は足音を足音を立てない様にして来たそうだ。
幼児期:庭に出て花や虫に興味をしめすが、同年代の子供達と遊ぶのは苦手な様だ。いくら連れて行っても泣きじゃくり、ほって置いたら庭に出て花を愛でて居る。この間は虫を這わせて居たそうだ。
同年代の子供達より流暢に喋る。・・・要観察
初等教育期:字を覚えるのは早く、直ぐに本を読む様になりました。計算も式を見ただけで答えが分かるそうです。しかしお友達を作ろうとしない、同年代の子と遊ばずに本ばかり読んでおります。
中等教育期:成績優秀ですが、体調を崩すことが多く休みがちです。体に触れられるのを極端に嫌がり、そのせいで周囲との軋轢が絶えません。
家でどの様な扱いを受けて居るのか調査すべきです。
高等教育期:相変わらず成績優秀、人と関わるのを避けて居る様です。将来のことを考えて、タイピストや資格などを取ろうとして居ます。
将来は職業婦人になりたい様です。
体質調査結果
調査の結果彼女は、「魔力過敏症」です。
人が持つ魔力に過剰に反応してしまう体質で、触られるだけで微痛を感じる様です。
魔力制御と投薬による制御訓練と魔法具により解決しますが、長期の治療となります。
この体質と付き合っていくことを考えてください。
この体質の患者は、五感なども過剰に発達して居るので日常生活に支障が出るものもおります。
彼女は日常生活は何とか居ますが、聴覚と触覚が発達しておりそれによる慢性的な頭痛に悩ませれて居た様です。なるべく静かな場所で過ごさせてください。
以上の様な体質疾患から妊娠出産は難しいでしょう。




