禁書欄
禁書(思想が強すぎて発禁処分となったもの)
転生者とは?
この世界の外異世界から来た魂を宿すもので有る。外見的には我々と変わらない容姿をして居る。
しかし中身は我々の知り得ない様な異界の知識が詰まって居る。
前世の記憶が戻るのは個人差がある様である。程度成長してから戻るものや赤子の頃から持って居るものも居る。通常の人より賢いのが特徴だが、この時点では見分け方がわからない。聞き覚えのない単語を話すか、知り得ない様な知識を披露しないかぎり。
その知識は、多岐に渡りこの世界を豊かにして来たが、危険なものもある。そしてその知識をおろかにも広めようとするのだ。
その知識とは、例えばカビから病気を治す万能薬が作れるとか、加熱していない生卵から美味なソースが作れるなど、あり得ない様なものばかりなのである。
他には・・・
(略)
共通して言えることは転生者達は皆自分の知識が正しいと思って居るのです。
しかし善意も悪意も共通して居るのは、「自由」「解放」を得ようとするところです。
この世界では、人は誰しも「使命」を持って生まれて来ます。
その「使命」を果たすのが我々人の「生きる意味」であり運命になります。
これは教団でも教会でも同じです。教団が己を高めるのに対し、教会は己の安楽を求めます。
そして転生者はその使命を放棄し、自由を得ようとするとは愚かな行いです。使命がなければたちまち人は生きる意味を失いただ怠惰に日々を食い潰していくものとなります。
自由を手に入れれば、人々は堕落し暴走します。
(略)
転生者の中ですもっとも忌まわしいものは転生を繰り返して居る存在「放浪者」であります。
「放浪者」は別名「地を這うもの」と呼ばれております。命を落とすと、しばらくしてから女性の胎内に宿り新たに赤子として産まれます。
前世の記憶を持って産まれ、成長するに従い前世の記憶が蘇る様です。処刑しても生まれ変わる為、秘術を使って封印するしか手がありません。
前世の記憶からの技能を持って、力を付けて行き忌まわしい思想をばら撒き人々を堕落に導くのです。
そして何度も転生を繰り返して居るうちに・・・




