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歩く屍  作者: 茶々丸
13/14

第十一歩 覚悟を決めて

目が痒くても頑張ってます。

 綾が部屋から出て行った数分後、悟が戻ってきた。

「よう、話は聞いたか?」

聖夜は悟を睨みながら言った。

「お前はあの人の頼みを手伝うらしいな…詳しく理由を教えろ。」

「それはあの人が信頼出来る人だからだ。」

「信頼出来る人だからなんだ?そんな理由で納得出来る訳無いだろ!」

聖夜は悟は襟を掴み言った。しかし、悟は慌てず冷静に話しを始めた。

「確かにお前をこんな理由で納得させられるとは思っちゃいない。だがな、この状況で俺達が生き延びる方法は少ない。安全に脱出出来る可能性とちょっと危険だが、その道のプロが一緒にいて脱出出来る可能性はほぼ均しいだろうよ。」

「だからって…」

聖夜は襟から手を離した。

「大丈夫。俺達は生き延びれる。が、その為にはお前の力が必要だ、聖夜。」

その言葉を聞いた時、聖夜は覚悟を決めた。

「やる…やってやるよ!」

「ああ!よろしく頼む!」

悟と聖夜は力強く握手した。


しばらくすると早苗と真がダンボール箱を持って入って来た。

「どうだ?聖夜はやるか?」

早苗は聞いたきたのを聖夜は応えた

「やるぜ!ってか、お前らはやるのか?」

「やるよ、もちろん!」

悟はダンボールを開けて、何かしだした。

「何してんの?」

「ああ、これ?荷物の整理。二人に必要なものを持ってきてもらったのだが、なんだこれ?」

悟が取り出したのは、赤のリストバンドだった。

「それ?後三つあるよ。」

再びダンボールを漁ると三つ出てきた。

取り出したリストバンドは青と緑と黒だった。

「何に使うんだ?」

早苗は少し照れていた。

「なんで早苗が照れてんの?」

真はニコニコしながら答えた。

「それね、早苗ちゃんが入れたんだよ~。理由は何だっけ?」

「そ、それは…仲間の証として使おうかな…って…だめか?」

「いいね!じゃ、俺は赤な!」

そう言って聖夜は赤色を取った。

「まさか、早苗がこんな事するとは思いもしなかったがいいな。俺は黒な。」

悟は黒色を取った。

「早苗ちゃんも女の子って事だね!私は緑を貰うね。」

真は緑色を取った。

「真、後で覚えておけよ…」

早苗は青のリストバンドを取った。

「あれ?まだ一個余ってるぞ?」

「ああ、それは綾さんのだよ。」

そう言った直後、後ろから手が伸びてきた。

「あら、これを私にくれるの?」

早苗が振り返ると綾が白のリストバンドを眺めていた。

「はい。綾さんは何色が好きかわからなかったので、その色にしました。嫌でしたか?」

「あら、私は白好きよ~。ありがとう。後、そろそろ晩ご飯を食べて寝なさい。

疲れて動けないは無しよ~。じゃまた明日。おやすみなさい。」

「「「「おやすみなさい」」」」

綾は部屋を出て行った。

「神出鬼没だな…」

「うん…今何時かな」

悟は携帯に表示された時間を読み上げた。

「もう、19時だ。聖夜が駄々こねてたから遅くなっちまったよ。」

「俺のせいなのか!?」

真と早苗はダンボールからパンを取り、食べ始めた。

「まったく、聖夜が駄々こねるからこうなったんだぞ。」

「だから俺のせいなのか!?」

「うん。私達はすぐ返事をしたのにね~」

悟はニヤニヤしながらパンを食べ始めた。

「何、にやついてんだ。悟?」

「かわいそうな聖夜君…みんなにいじめられてかわいそう」

「二度も言うな!まったく…あれ?俺のは?」

「ごめん!聖夜君!」「え?」

「さっき、腹が空いて食べちゃった。」

「え!?」

「すまない、聖夜。食べ終わったわ」

「もう…やだ…」

そんな光景をパンを食べながら外から見ていた綾は呟いた。

「明日から大変よ。頑張りましょうね。…聖夜君、私もパン食べ終わったわ~ごちそうさま。」


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