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歩く屍  作者: 茶々丸
12/14

第10歩 綾さんの頼み

すみません、遅くなりました! 

ごめんなさい!

聖夜は意識が戻り、ゆっくり目を開けると早苗と真が覗いていた。

「そうか、ここは天国か…」

「何バカなこと言っているんだ。ちゃんと見えるか?」

真はピースして聞いてきた。

「これ何本?」

「二本…てか、大丈夫だから」

聖夜は起き上がると、見知らぬ部屋にいた。

「ここどこ?」

「カラオケボックスだよ~」

「なんで?」

「みんな、戦って疲れてたし聖夜君が気絶したでしょ?それで今日は行動を止めようって話し合いをしたんだ。で、近くにあった此処にいるんだよ」

なるほど、と聖夜は納得した。

「だいたい分かった。で、悟と綾さんは?」

「ああ、それなら二人は必要な道具を捜しに行っているぞ。もうすぐで帰って来るはずだが…」

早苗がそう言った直後にドアが三回ノックされて、悟と綾が入って来た。

「お?聖夜、起きたか。調子はどうだ?」

「ぼちぼちでんなぁ」

悟はそうかそうかと笑いながら持っていたバッグをテーブルに置いた。

「それは?」

「これかい?これは食べ物さ。後、服とかも持って来たから、真と早苗手伝って。」

「いいよ~」「どこにあるんだ?」

「近くにダンボール箱があるんだ。行こう!」

三人は部屋から出て行った。

「聖夜君、目は大丈夫かい?」

「はい。なんとか」

「そうか。君に話したい事があるんだがいいかな?」

聖夜は頷いた。

「さっき君を気絶させた男が使ったスタングレネードだが、あれは民間では使われていない物だ…詳しくは判らないがこのバイオハザードはだだのテロではなさそうなんだ。」

「でしょうね。で、本題は?」

綾は驚いた表情を浮かべた。

「ほう?君はなかなか鋭いね。私が本題に入って無い事に気づくとは。」

聖夜は自慢げに言った

「俺はこういうゲームが好きでね。なんか展開が似ていて、言ってみたんですよ。」

「なるほどね。でもその勘はなかなかいいね。悟君もなかなかだけどね。」

「悟にも話したんですか?」

「ああ。二人で物資を探しながらね。」

「なるほど。で、本題とは?」

綾はいつになく真剣な目つきで話し出した。

「私の任務を手伝ってくれないか?」

聖夜は驚いた。

「え…?」

「驚くのは判るわ。でもね、私一人では難しいのよ…」

「何を手伝えばいいんですか?」

「このバイオハザードの調査よ。どこのどいつがやったのか。また、被害体のゾンビについてのデータ採集。及び、生存者の救助よ。」

聖夜は考えた。昨日までゲームの中の出来事が自分に関係するなど、想像していなかった。しかし、疑問があった。

「悟はなんて言いました?」

「彼はしばらく考えた後、こう言ったわ」

聖夜は次の言葉を待った。

「わかりました。手伝いますって言われたわ」

悟がまさか、そんな返事をするのかと聖夜は驚いた。

「彼は女子達にも話しをするから、あなたには私が話してと言われたわ…」

「そう…ですか…」

「すぐに返事は出来ないでしょうから、一晩ゆっくり考えてみて」

「わかりました。でもなんで急に俺達にこんな事を話すんですか?」

綾はゆっくりと言った。

「あなた達が昔の部下達に似ているからかな…私は二つ隣の部屋にいるわ。何かあったら来てね。」

そう言って、綾は部屋から出て行った…

綾が少しだけ悲しそうな顔していたのを聖夜は見逃さなかった。

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