第762世界③・剣と魔法のファンタジア ~いざ、冒険?~
第762世界③・剣と魔法のファンタジア
~いざ、冒険?~
【冒険者ギルド会議室】
エドが口火を切る。
「これがファンタジアの世界地図な!」
「全く同じやないかい!」
「魔王軍の勢力がまだ小さいからアプデ前のファンタジアだと思う。」
「現地人のパーティーは組めるの?」
「組めるがオススメはしないかな?」
「なんで?」
「アトランティスに一旦帰ってからまたファンタジアに戻るとするだろ?平気で数年進んでるから。だから基本幸と俺の2人のパーティーかな?」
「え?俺も戦うの?俺弱いよ?」
「幸、お前……自分のステータス見たことある?」
「え?見れるの?」
『え?』
「ステータス画面をホログラム表示シマス。」
AIWatchが突然起動した。
「え?AIWatchで?知らなかった。」
「聞かれなかなったので答えてませんデシタ。」
【ミユキカメハメハステータス】
「コイツー!勝手にネーム変えてやがる!」
「最適化シマシタ。」
改めて
【和田幸ステータス】
LV89
HP500
攻撃力300(パイプ椅子+300)
防御力1050(テーブル+200)
素早さ300(ラダー+700)
スキル 制作全般経験値2倍、恐怖耐性、穢れ耐性、好感度アップ、HP自動回復(小)護符展開
『ええええええええええ!!』
これAランク、下手したらSランクのステータスなんじゃ………
「一応聞くけど、限界突破してない時のレベル上限って100だよね?」
エドが固まっている。
『アアア!晴明さんの護符!』
♢♢♢♢♢♢
~40日目回想~
【第685世界・アストリア】
その時、どこからともなく声が聞こえてきた。
【臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前】
俺達の目の前に五芒星の結界が浮かぶ。
カオスドラゴンの放った紫の閃光が結界を直撃する。
スッ。
何事も無かったかのように閃光は消え去った。
「……助かったのか」
「晴明さん……の……護符……で……」
♢♢♢♢♢♢
「アレでレベルが上がったの?」
「おそらく……トドメは俺がさしたけど、護符が幸の反転攻撃だと判定されたんだと思う。防御力が異常に高いのも頷ける。」
とエドが答える。
「それにLV89なのに攻撃力と素早さは平均以下だし(笑)HPに至っては(笑)ぷぷぷっ。」
「笑うなーーーー!」
「でもさ、これで証明されたぞ。雑魚の攻撃ならかすり傷すら負わない。キングクラスの攻撃も耐えると思うよ。」
「確か……ファンタジアだとHP1500~3000、攻撃力700~1000、防御力500、素早さ500で上級だっけ?」
「そうそう、大体それであってる。職によって攻撃特化、防御特化ってあるから一概には言えないけど。あとさ、アトランティスの異世界は回復魔法がないから冒険者のHPの平均は5000だよ(笑)ぷぷぷっ。」
「それと幸、お前徹夜したことある?」
「あー実験で何回か。」
「自動回復(小)は徹夜したらつくらしいよ。疲れにくいなーもう一徹いけるかなー?ぐらいに回復してくれるんだって。戦闘では全く役に立たないから。ぷぷっ。」
「リポDやないかーい!」
「一旦幸のステータス考察はここまでにして、簡単には死なないって、わかったわけだし。初日にやることリスト作ろうぜ!」
「始まりの街だね。」
「うん。幸、限界突破欲しい?」
「いらない。強くならなくていいから。」
「じゃやることは3つだけだね。」
・初期装備クエ「潰れそうな武器屋からの依頼」
・護衛依頼を受けてみようクエ。次の街への誘導。
・隠しクエスト「隠し扉の番人」
「初期装備クエは近くの廃坑から鉄鉱石採取してくる、護衛依頼を受けてみようはレベル15に上げる。番人クエが一番厄介だけど……」
「レベルは上がってるから護衛は始まりのギルドへ行くだけで良いよ。採取は鉱脈が枯れかけてて鉄鉱石が不足してて……武器が作れなくなったから潰れそうになってる武器屋でピッケル購入すると。番人は……」
「レベル70のゴーレム討伐!!」
「初見殺しな(笑)」
「アレ開かないと後で都市間の行き来超めんどくさいんだよ。だから中級の街でレベル上げてから始まりの街へ戻るのが一般的なルートな。」
幸が解説する。
「そうそう、でも俺たちはレベルはあるので楽勝だよ(笑)」
「アレってアプデで転移の腕輪が宝箱から出るようになって炎上したやつやん(笑)」
「ここはアプデ前のファンタジアだよ!」
「こっちの素材やお金は持っていけるの?」
「行けるけど……薬草集めからやりたくない?」
「確かに!」
「じゃあー、決まりな!」
『いざ、ファンタジアの冒険へ行こう!!』




