第762世界②・剣と魔法のファンタジア~冒険準備?~
第762世界②・剣と魔法のファンタジア
~冒険準備?~
俺たちは【串肉グレンの店】の前で待ち合わせをした。
「お!幸!串肉食うか?」
「はい!今エドワードと待ち合わせしてて、一緒に冒険しようかと。」
「いいねぇ!若いねぇ!まぁ食え食え!」
勇者と落ち合い。先ずはアイテムを購入することにした。前回の冒険でアイテムの事前準備は全部勇者に任せてたもんなぁ。
【平賀源内・便利屋】
「え?平賀源内?ってあの源内?こんなお店あったんだ!」
「幸ー、アトランティス一番のアイテム屋を知らないって……もうこっちに来て2ヶ月ぐらい経ってるだろう?」
「必要なかったしな……」
「お前なぁ。ここは冒険アイテムだけじゃなくて日用雑貨便利道具もたくさんあるんだよ?お前の好きな分野だと思うんだけど……」
「……自宅工房と図書館と……しか……北斎美術館……とか。」
「北斎だってぇ?!」
奥から江戸っ子?が出てきた。
「源内さん?」
「いかにも!北斎とは一緒にここで仕事していたぜぇ。グレンとこの看板は見たか?」
「あ、あのぐるぐるって何が書いてあるかわからない看板ですか?」
「現代アトランティスっ子には読めねぇってか(笑)」
「北斎……会ってみたかったな。」
「なら、時間あるときにグレンの話も聞くといいぜ。アイツは北斎と異世界冒険してるからよ。」
「あ、冒険!冒険用のアイテムを買いに!」
「それならそこの勇者がもう品定めしてるでぃ。」
ぶつぶつぶつぶつ
「……幸……弱いから……結界魔道具と、回復薬と……解呪薬……を10個ずつ……鎧はあるものでいいか……」
「エド、相変わらず慎重だなぁ。」
「覚えてない?俺のモットー。」
『冒険の成功は事前準備9割、能力1割ーー!』
「だから、ファンタジアでミユカメ工房に通ってたんじゃないか!」
「さて、アイテム買ったんでギルドの会議室借りて作戦会議な!」
「あーゲーム通話で毎日やってたアレね!」
「そうそう!王都ギルドルームにアバター集めてやってたアレ!!幸がレアアイテムの遠隔投影機使ってやってたやつ!」
「いつの間にか恋愛相談とか、学校の話とか漫画とかアニメの話になってたアレね!(笑)」
『事前準備9割!』
冒険はまだまだ始まりそうにない。




