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~江戸屋ミユカメ工房③・隠蔽の腕輪~~

012_~江戸屋ミユカメ工房③・隠蔽の腕輪~


隠蔽の腕輪か……

どこから手をつければいいのか……

素材はミスリル、金、高級ボアの革。

隠蔽……認識……認識阻害の結界……認識阻害?もしかして!


俺は工房の外へ出て、ギュルルを呼び出す。

ギュルルは地上探索の時は認識阻害結界を張って地上人からは単なる発光体にしか見えてなかったはず。

……どこかに結界術式が刻まれているはずなのだが。

「首輪デス。」

AIWatchが反応した。

「首輪か!ギュルル、ちょっと首輪見せてもらってもいい?」

「ギュルルぅー!」

ギュルルはそーっと頭を垂れる。俺はギュルルの頭を撫でてから、首輪を外した。

「うん。魔石がいくつか嵌め込まれているね。」


「魔素スキャン起動。」


木属性 18%

火属性 42%

土属性 23%

金属性 11%

水属性  6%

━━━━━━━━━━━━

総魔素量 100%


この割合なのか。

これで認識阻害はされてるんだね。


「ギュルル、ありがとう。少し外にいる?認識阻害を発動させて。自由に空を飛んでみたいだろ?」


「ギュルルぅう♪」


俺はギュルルを空へ放つと工房へと戻った。


【工房錬金釜】

ミスリルと装飾用の金。ベルト部分の高級ボア革。五属性の石を投入。動力源のサハギンの魔石も投入。

割合を入力して。


【魔素スキャン】

木属性 18%

火属性 42%

土属性 23%

金属性 11%

水属性  6%

━━━━━━━━━━━━

総魔素量 100%


【属性相関解析】

木 → 火 強

火 → 土 強

土 → 金 中

金 → 水 弱

水 → 木 弱


【推定術式】

認識阻害(大)

幻像生成(小)

魔素波形偽装(大)

結界維持(小)


なるほど。これだと幻像生成が弱い。結界維持は魔石を強い魔物のモノにすれば解決しそうだな……


俺は属性割合を少しずつ変えながら実験を繰り返した。

サハギンの魔石は大量にあるからな(笑)


♢♢♢♢♢♢


「出来たか……も……?」



【魔素スキャン】

木属性 21%

火属性 31%

土属性 24%

金属性 17%

水属性  7%

━━━━━━━━━━━━

【推定術式】

認識阻害(大)

幻像生成(特大)

魔素波形偽装(大)

結界維持(小)



「ん?幻像生成特大?」

「姿だけでは無く声を変える事が出来るとオモワレマス。」


AIWatchがオモワレマスか(笑)ここは未知の領域なのかもしれないな。


完全に姿を隠すことも可能。

完全に姿を変えることも可能。

完全に声を変えることも可能。

魔素波形擬装で勇者特有のオーラも擬装可能。


「チートやんけぇえええ!」


俺、とんでもないモノを作ってしまったんじゃ?


「ハイ。とんでもないデス。とオモワレマス。」


「まぁ、いいじゃん!エドが自由に動けるなら。」


俺はコーヒーを入れるとソファへと腰掛けた。

エドが帰るまで少しのんびりするとしよう。

後で大理石風呂も満喫しないと!


「ピロローン!おめでとうございます!拠点レベルが!一気にーー!50にナリマシタ!」


「え?」


「【とんでもないモノを作ってみよう】クリアデス。」


そんなクエストあったのかよ!


この世界、まだまだ知らないことだらけだな。

ゲームと違うこともたくさんあるからね。




━━━━━━━━━━━━


「剣と魔法のファンタジア~チート勇者とチート鍛冶職人の異世界MMO体験記~11年ぶりのゲーム世界は変わっていた!?魔物とは?魔王とは?世界の理を知るお話。


第一章~王都へ?~完~






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