~江戸屋ミユカメ工房②・錬金術~
011_~江戸屋ミユカメ工房②・錬金術~
昨夜はBBQしましたよ。ボア肉美味しかったですよ……勇者補正かなんか知りませんけど。たぶん運の数値なんでしょうけど!霜降りボアの割合が異常でしたよ!!
一年は遊んで暮らせるぐらいありましたよ……霜降りボア肉。
レア過ぎて【高級肉】なんですけどね?
エドくんは早速、ニート湖の拠点からベッド持ってきたみたいですね。はいはい。
寝室は今や6つあります。
シャワールームも大理石のギリシャ風テルマエに生まれ変わってます。
まだ、聞きたいですか?
キッチンは最新魔法コンロへ。錬金釜も最新式。炉に至ってはドワーフ王の炉ですか?レベルですよ。はい。
よくよく調べてみると「ピクシードラゴンの工房」はLV30から本領発揮するみたいです。
ゲームでクエストクリアしたのが俺しかいなくて、俺でさえLV25がやっと……拠点ゲート開いてからはクエストやってなかったです。はい。
ん?でも……ゲームでも俺とエドはパーティー組んでたはずだろ。なんで拠点レベル上がってないんだ?
「ハイ。拠点クエストは拠点の中または周りでのみ発生シマス。」
あーーそうか!エドここには休養しに来てて何もしてないじゃん。
ソファに寝たかも?覚えてないや。1つだけ言えるのは「工房の周りは走ってない!」ってこと。
さてと、錬金術するか。
俺は気持ちを切り替えて錬金釜の前に立った。
最新式?って?
「ハイ。この錬金釜は素材を入れると自動的に最適化されマス。ただ、釜に設置する魔石を厳選する必要がアリマス。」
……なるほど。ここにはアトランティスの属性の概念が影響してるのか……
「具体的には?」
「○○と○○の合金を作るとシマス。○○何%○○何%と最適化サレマス。デスガ……」
「ですが?」
「五芒術式を描いてからにナリマス。」
「あ!錬金術も魔法やスキルではなくて!」
「ハイ。魔素を物体へと変換させる技術デス。」
「よし!簡単なモノから作ってみよう!」
「回復薬をオススメシマス。」
「うん!考えてみるね。」
回復薬、俺は木と水の魔石を錬金釜へ設置した。そして「ヒール草」を釜へと入れた。
……これでいいはず。
ピピピ。ピピピ。
「回復薬×10。瓶がアリマセン。」
「あ!エドーー!石英と石灰石ある?」
灰は……とりあえず……暖炉の灰でいいか。
「ミユカメー!持ってきたよー!」
「ありがとう!それを少しだけ釜にぶち込んでみて!」
ピピピ。ピピピ。
[回復薬(瓶詰め]
成功だ!
次は鉄鉱石のみで剣を。
土と火と金の魔石。
ピピピ。ピピピ。
[鉄剣(品質・普通)]
「あーあ……ミユカメ……研究者モード入っちゃったよー!」
「あ、エド、ごめんごめん!」
「ミユカメにお願いがあるんだけど……」
「何?」
「隠蔽の腕輪って作れないかな?」
「隠蔽スキル使えば……無いのか。」
「AIWatch!隠蔽って出来る?」
「ハイ。ステータスは隠蔽可能デス。」
「ステータスだけ?」
「外見や声などを変えることは出来ません。」
「エドは王都に顔が割れてるか……」
「うん。自由に動けないの嫌!!王様との謁見、もっと嫌!」
「うーん……外見変えるのは無理なんじゃ……」
「可能デス。不可能ではアリマセン。ただレシピはアーカイブにはアリマセン。それでも作りマスか?」
「……やってみよう。」
「素材を推測シマス。その素材からの術式構築が必要にナリマス。」
「エド、少し待ってくれ。そうだな……3日ほど。」
「いいよーーー!暇だから少し遊んでくるね!あっちと向こうのダンジョンちょっと行ってみたいんだ♪」
「エドくんや。素材採取はほどほどにね!」
「わかってるって!アイテムボックス1%ぐらい埋まったら帰ってくる!」
しばらくの間別行動だな。
しかし……1%って恐ろしい量かもしれないな(苦笑)




