第五話 犯人は誰だ?
(声を荒げて)高木のいないとこで決めたんだろ。おめーら3人の中の誰かが俺を指名した。誰なんだよ。正直に言えよ、この三バカ野郎ども。
【沈黙が続く】
マスター: では行きますか、最初はグー、じゃんけん、、、
黒川: わかった、言うよ。正直に言う。決めたのはひ、ひ、蛭田だ。
蛭田: ウソだ。お前だろ。「あの野郎気に入らねえな」と、お前が言ったじゃないか。
黒川: それ、お前のセリフだろ。なあ白井、そうだよな。
白井: ごめん、僕は覚えてない。
蛭田: 白井、本当のことを言ってくれ。お前が黒川をかばう気持ちはわかる。だけど、だけど頼むから本当のことを言ってくれ。
黒川: 白井、決めたのは蛭田だよな、そうだよな。
蛭田: 出まかせ言うな。お前が決めたんだろ。
マスター: 真相は藪の中、ということですか。時間がないので第二問に移ります。
第二問。9月6日の水曜、その日は日本中が歓喜の渦の中にありました。将来の王となられるお方がお生まれになった日ですからね。彼も今では大学生。
時が経つのは速いですね。
でもその日は僕にとって最悪の日でした。昼休み、弁当箱を開けたら、、、、、大量の砂がふりかけられていました。ショックでした。「♫砂混ーじりの茅ヶ崎♫(サザンの「勝手にシンドバット」より)はあるけど「♫砂混―じりの弁当♫」は初めてですね(笑)
誰がやってくれたんですか?
蛭田: 高木だ。
マスター: また高木君ですか、、、
蛭田: そうだ、高木がやった。
マスター: 黒川君、それでいいですか?
黒川: 高木が発案したけど、やったのは、、、蛭田だ。
蛭田: ウソだ。高木がやったじゃないか。お前、それ見て笑っていただろ。
黒川: 笑ってなんかいない。これはやり過ぎと思っていたからね。でもお前、高木の機嫌とろうとして喜んで弁当に砂入れてたじゃん。
蛭田: 作り話すんな。俺に責任擦り付けて逃げようって魂胆だな。
黒川: 言い出したのは高木、でもやったのは蛭田。そうだよな白井。
白井: ごめん、僕は覚えてない。
蛭田: 白井、本当のこと言ってくれ。俺やってないよな。酒鬼、騙されんな。黒川は逃げようとしてウソついている。俺に全ての責任を押し付けてる。砂弁当は本当に高木がやった。俺は見ていただけだ。
黒川: 違う、お前がやったんだろ。
蛭田: 汚ねえぞ、黒川。
マスター: 白井君、どちらの言うことが本当なんですか?
白井: 僕は覚えてないんだ。
マスター:白井君はアルツハイマー気味ですね、まだ若いのに。ここで生き残れたら病院に行くことをお勧めします。
それでは最後の質問です。




