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さあゲームの始まりです  作者: 印具米


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4/7

第四話 ゲームの始まり

マスター: 冗談でこんなもの(拳銃)用意しますか? 高かったんですよ。クレジットがきかないので大変でした。

皆さん準備はよろしいですか?


(大声で)さあゲームの始まりです!


第一問、僕をいじめのターゲットに選んでくれたのは「どこのイタリア」、じゃなくて、「どこのドイツ」ですか?

【一同、顔を見合わせる】

マスター: 誰なんですか? 答えてください。誰が僕を選んでくれたんですか?

【沈黙が続く】

マスター: 誰なんですか? 仕方ないですね、、、じゃんけんで決めますか。

最初はグー、じゃんけん、、、

黒川: ちょっと待て。それは、、それは、、、、高木だ。

だよな(白井に同意を求める)

白井: 僕は覚えてない。

黒川: 何だよ白井、高木が指示したんだよな。

白井: ごめん、僕は覚えてない。

黒川: なことないだろ。ちゃんと言えよ。

白井: 僕は覚えてないんだ。

黒川: 蛭田、高木がけしかけたんだよな。

蛭田: (怪訝そうに)ええっ? (しばらく沈黙)

ああ、そうだ、高木だ。

マスター: 高木君なんですか?

黒川: 高木だ、間違いない。

マスター: (笑いながら)本当ですか? おかしいですね。僕が転校した日、高木君は欠席してたじゃないですか。

黒川: それが何か?

マスター: 転校した日の放課後、僕は君たち3人からの視線を感じました。その瞬間「これは来る」と思いました。高木君の欠席したその日に、君たち3人は僕に目を付けました。そうでしょ?

黒川: 違う。その翌日、高木から「やっちまおう」と指示があった。

マスター: 僕をなめないでください。僕はいじめられっ子のプロなんですよ。君たちの学校に転校したのも、前の学校でのいじめから逃れるためでした。

だからわかるんです。プロのいじめられっ子の目をごまかすことはできません。



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