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夜明けの星の黙示録【R15】  作者: アレクサンドル・スケベスキ
第七章 スタルディア星王国編

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116/148

第109話 ☆振られる男

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

性描写があるため、改変しています。

改変前はミッドナイトノベルズへ↓

https://novel18.syosetu.com/n7662kr/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

イーリアの帝国戦闘教義の紹介が終わると、

すぐにフィズルに「軍師」への転職をせがまれた。


あれだけ目を輝かせて質問していたんだ。

こうなるともう止められんだろうな。


幸いにも「軍師」は"学生"の上位職らしく、

フィズルは転職条件を満たしていた。

あれこれと相談した結果、

『学者』のジョブから転職することにした。


■フィズル:ジョブ

―――――――――――――――――――

・「ウィザード」:Lv.12

・「薬師」:Lv.8

☆「軍師」:Lv.1

―――――――――――――――――――


その後、イーリアの元には

カラドク、スカエルヴァ、フィズルの3人が集まり

兵士たちの訓練を交えながら指南を受け始めた。

掛け声や木剣の打ち合う音が、

広場にリズムのように響いている。


一方のフィーラはというと、

エル=ネザリのダークエルフ達に教えを乞い、

魔法の訓練の輪へと加わっていた。

向上心の高い奴なんだな。


ヨルはサクラやクロエら村長たちと何やら話し込んでいる。

あの様子だと、情報収集かあるいは村の事情を深掘りしているのだろう。


一時はどうなるかと思ったが、

スタルディアの女たちも何とか輪の中に溶け込めているな。

よしよし。いい感じだ。


………そういえばオリヴィアの姿が見つからんな。


そんなことを考えつつアレク城へ戻ると、

地下の方から物音が響いてきた。武器庫の方だ。


気になって覗いてみると、

オリヴィアが1人で黙々と筋トレをしているではないか。


さっきの模擬戦では、惜しいところまで行ったのだが、

最終的にはオリガに力負けしていたな。


身体を休めるどころか、

もう鍛錬を始めているとは…

余程の負けず嫌いなんだろうか?


オリヴィアの能力が気になって来た。

どれどれ…"解析"


■オリヴィア_身体

挿絵(By みてみん)


■オリヴィア_道具

挿絵(By みてみん)


■オリヴィア_魔法

挿絵(By みてみん)


■オリヴィア_生殖

挿絵(By みてみん)


――"魔輝眼"?

特別な能力のようだが、どのような能力だろう。


そして悲しいかな。

どれだけ汗を流し、黙々と筋トレに励んだところで、

オリヴィアの活性項目はもう伸びない。

能力上限だ。


まあ、俺の場合は【英雄】のジョブの効果で

能力下降が抑止されているが、

通常だと放っておけば能力レベルは落ちていくようだ。


意味がないことは無いんだろうが…

努力が数字に反映されない現実は、やはり胸に刺さる。


「すまない、使わせてもらっているぞ」


ボケッとしていたら

オリヴィアに気付かれてしまった。


■オリヴィア

挿絵(By みてみん)


何という透き通るような肌…

ノルド人というのは美しいな。


「ああ、構わんよ」


これ以上、フィジカルが伸びない事を伝えるべきか悩んでいると、

逆に向こうから声をかけられてしまった。


「構わないついでに、

 稽古相手になってくれないか?

 腕を落としたく無いんだ」


「おお、いいぞ」


地下室…男女二人きり…

何も起こらないはずが無く。

グフフ♡


俺とオリヴィアは掛けてある木剣を持って向かい合った。


……


「っく!もう一本!」


あっさりと3本連取してしまった。


オリヴィアは、剣の扱い自体は俺より上手いのだが、

力と俊敏さ無いせいでどうしても動きにキレがなく、

剣筋も読みやすい。

良く言えば実直なのだが、少し不器用だ。


―――――――――――――――――――

アレク:

 └剛力Lv.91/瞬発力Lv.83/中柄Lv.72/器用Lv.57

オリヴィア:

 └剛力Lv.50/瞬発力Lv.52/中柄Lv.79/器用Lv.40

―――――――――――――――――――


「…手加減不要だぞ。戦場だと思って頼む」


読まれてしまったか。

しかし、それでは何も変わらん。

オリヴィアとの距離が縮まらんではないか。

どうにかして仲良くなれそうな方法は無いもんか。


「てやぁあっ!」


そんなことを考えていると、オリヴィアが突っ込んで来た。

考える暇もない。

仕方なく剣をいなし、空いた上段を狙う。

しかし…


※スカッ※


何!?


まさかのフェイント。初めて見せたパターンだ。

カウンターにカウンターを合わせられ、

今度は俺の攻撃がいなされてしまった。


そしてその流れのまま、籠手を打たれる。


「いてっ!」


木剣が手から弾かれ、俺は無手の状態に。

オリヴィアは勝負を決めるべく、

迷いなく俺の首元へ狙いを定めて来た。


「せいッ!」


(あ…敗け…)


その時、自分の中で何かのスイッチが入った。


■アレク

―――――――――――――――――――

ジョブ:

 ・「バーサーカー」:Lv.5

スキル:

 ・「狂瀾(きょうらん)

―――――――――――――――――――


視界が白く染まり、熱が身体を満たしていく。

思考の奥に仕舞っていた本能が剥き出しになる。


迫りくるオリヴィアの腕を右手で弾き返すと、

左手で首を掴む。

そして、殺す勢いでオリヴィアを壁へ叩きつけた。


「かは…っ!」


躊躇いなく魔力を込める。

後は首を吹き飛ばすだけ…

………はっ!!


俺は正気を取り戻すと慌てて魔力を霧散させた。


「すまんっ!!」


何だ今のは?

負けを覚悟した瞬間、理性を失った。

バーサーカーのジョブが悪さしたのか?


「ハァ…ッ…ハァ」


オリヴィアは壁にもたれ掛かると

ガクガクと膝を笑わせながら尻もちをついた。

腰も抜けている様だ。


「…い…いいんだ。

 戦場のようにと頼んだのは私の方だしな」


そして同時に漂う強烈な雌の匂い。

オリヴィアのやつ、発情してないか?

…この匂い…俺も興奮して来た。


―――――――――――――――――――

・アレク

 └フェロモン:Lv.83

・オリヴィア

 └被虐嗜好:Lv.72

 └役割嗜好:Lv.85

―――――――――――――――――――


異様に高い被虐嗜好に、謎に高い役割嗜好…

もしかして………試してみるか。


「戦場ならレイプされているだろ」


そう言って、再びオリヴィアの首を掴む。


「ハァ♡…ッ…ハァ♡」


やっぱりだ。発情してやがる。

もしかして、戦いで敗れて犯されるシチュエーションに興奮しているのか?


俺はオリヴィアに覆いかぶさると防具を剥いでいった。

一応、抵抗はするのものの、ささやかな抵抗だ。


――――――――――――――――

!見せられないよ!

――――――――――――――――


「アアア~~ッ!!♡」


挿れた直後、首に腕を回されると、

オリヴィアの方からキスをして来た。


意外すぎるだろ。

急に情熱的な女になりやがって…。

このギャップ、たまらん。


「…オリヴィア、俺の女になれ」


急にこの女が欲しくなった。


「っく…お前の女になる位なら

 死んだ方がマシだ♡!」


そう言ってまたキスをしてくる。

今度は舌も絡ませて来た。


死んだ方がマシとは何気にショックだ。

女ってやつはよくわからん。


……


結局、オリヴィアとは3発ヤッタ。

これからって時にオリヴィアがぐったりして来たので、

大浴場に連れて来た所だ。

そしてそのまま二人で一緒に風呂に入った。


「ああ~やってしまった~

 まさか男女の関係になるとは…

 …3人には内緒にしてくれよ」


めっちゃ落ち込んどる。

そんなに落ち込まれるとこっちまでショックなんだが。

しゃあねぇ。いいこともあるってことを知らせてやるか。


「実はな、俺は抱いた女の潜在能力を上げる事ができる。

 オリヴィアのフィジカルは上限だったが、上げておいたぞ。

 これからもっと強くなるはずだ」


当然だが、オリヴィアは疑いの眼差しを向けて来る。

ふーむ。


「…魔輝眼(まきがん)って特別な能力を持っているな。

 どんな能力だ?」


そう尋ねると、オリヴィアは大変驚いて目を見開き、

俺の言葉に強く反応した。


「な!?フィーラに聞いたのか?」


「俺はどんな能力を持っているのかも分かるんだ。

 参ったか!」


するとオリヴィアは俺の話に興味を持ってくれたようで、

魔輝眼の能力を説明してくれた。


彼女が説明によると、ざっとこんな感じだ。

・相手の魔力の総量が分かる

・どの魔法を練っているか察知できる

・だたし、魔力を消費するので、魔力量が低い自分は十分に扱えきれていない


「宝の持ち腐れってやつさ…」


「何をしょんぼりとしているんだ?

 それを解決できる男が目の前にいるだろ

 魔力のギフトを上げるなら3発だ!」


そしていきり勃った息子をオリヴィアの顔の前に差し出した。


「ちょっと待て!フリじゃない!

 今日はもう無理だ!!」


おっと、全く俺という奴は…

オリヴィアへの頼み方を間違えてしまったか。


俺は魔力を込めてオリヴィアの頭を掴むと、

殺気を込めて命令した。


「しゃぶれ」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


結局、大浴場でも3発ヤり、

オリヴィアの活性と魔力のギフトを1ずつ上げておいた。


■オリヴィア

―――――――――――――――――――

・活性のギフト:6→7

・魔力のギフト:1→2

―――――――――――――――――――


欲を言えば、もっとヤりたかったが仕方が無い。

最後はオリヴィアも潮を噴き散らしてダウンしてしまったのだ。

…俺の性欲も歯止めが利かなくなってきたもんだ。


【愛奴】の任命権は後2つある。

先程オリヴィアにはフラれてしまったが、

早く割り当てたい。でないと爆発しそうだ。


外は日が傾き、暗くなろうとしている。

体を冷まそうと城の外に出ると、

ちょうど兵士たちの訓練が終わったところらしい。

スカエルヴァが部下に指示を飛ばしている姿が見えた。


「おーし、今夜はチンポビュッフェだ。

 早いもん勝ちだぞ~」


「うぇーい!」


!?

「おい!ちょっと待て!」


思わず突っ込んじまった。

なんだその面白ワードは。


「はぁ?約束したじゃねえかよ!?」


約束?…したか?

スカエルヴァとの交渉を思い出す。


――ついでに男も食い放題にしろよな

――ああ、いいぞ

……

あぁ、そう言えばそんなことも言ったかもな…


「くれぐれも

 金玉破壊だけはしないように頼むぞ」


「わーってるって」


呼んどいてアレだけど

こいつらガチで頭のネジ外れてるからな。

不安しかない。


「そんなに溜まっているなら

 俺が全員纏めて相手してやるぞ。どうだ?」


丁度俺も発散しきれていないしな。

これほどの需要と供給の合致もあるまい。


「はぁ?何言ってんだお前?お前には…」


そう言いかけたところで、後ろから怒号が飛んだ


「おい!!」


■オリガ

挿絵(By みてみん)


どうしたんだオリガの奴、ブチギレじゃねーか。


「お前という奴は……

 アタシ1人で相手してやるよ…!!」


おお!それはありがてぇ!

オリガ相手なら遠慮しなくていいしな。

今夜は楽しい夜になりそうだ♡


「ふっそっちは解決したか。

 おーし、お前ら、こっちもおっぱじめるぞ!

 チンポビュッフェ、開始(はじ)めいッ…!!」


スカエルヴァの号令と共に、

カナンではリアル鬼ごっこが始まった。


オーガ達が訓練兵を追い掛け回していく。

逃げきるか、吸い取られるかだ。


※ギャー!※

「ひゃははっ!」


あぁ、ダメだ。訓練兵の鍛え方がまるで足らない。

次々とオーガ達に捉えられていく。


「ええ!?」


分かりやすくドン引きしているのはイーリアだ。

やれやれ。習うより慣れよだ。

ルベル=オーガの頭のおかしさに一日でも早く慣れるといいな。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


俺は自室にオリガを連れ込むと、

ウキウキで服を脱ぎ始めた。

オリガもやる気満々に服を脱ぎ始める。


男と女が仲良しの為に全裸へ向かうこの瞬間、たまんないよな。


そして服を脱ぎながら、

気になっていたことを聞いてみた。


「なぁ、なんでスカエルヴァの奴は

 帝国戦闘教義なんて勉強しだしたんだ?

 どう考えても向いてないだろ」


「…姉貴にも目標ってやつが出来たんだよ。

 つーか、ベッドの上でも姉貴の話をするつもりか?」


!?

オリガのやつ、もしかして嫉妬してるのか?

可愛いとこがあるじゃないか。


そしてお互いが全裸になって向き合う。

俺よりデカい身長に、筋肉質の体。

さらにオリガは"性豪"持ちだ。


――――――――――――――――

!見せられないよ!

――――――――――――――――


最高にそそる体だ。


「遠慮しなくてもいいよな?」

「それはこっちのセリフだ」


――――――――――――――――

!見せられないよ!

――――――――――――――――


俺の種付プレス…

名付けて"バーサーク・プレス"を耐え凌げる女など存在しない。

ヨガリ狂う準備はいいか?


「オリガ、俺の女になってここで暮らせ」

「…姉貴はアタシがいないとダメなんだよ」


どういう意味だ?またしても振られたのか?

くぅ~ショックだ。悔しい。

せめて今日だけは屈服させてやるぞ!!


こうして俺はオリガと一晩中抱き合った。

疲れたら軽食を挟んで、また抱き合って…

一緒に大浴場へ行き、そこでも激しく求め合う……


……

人生は不思議で満ち溢れている。

ルベル=オーガとの出会いは最悪で、

森の中で殺意をぶつけ合ったあの瞬間を、今でも覚えている。

それが今や、こうして激しく求め合う仲にまでなるとはな…


ロザリの難民、スタルディアのノルド、

カナンには新しい人々が集い始めた。


人の縁というものは、どう転ぶか分からない。

今のところ俺達はうまくやれている。

この穏やかな流れが、ずっと続いてほしい。


――しかし、雪解けと共にそいつらはやって来た。

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