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夜明けの星の黙示録【R15】  作者: アレクサンドル・スケベスキ
第七章 スタルディア星王国編

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113/148

第106話 ☆誘惑

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

性描写があるため、改変しています。

改変前はミッドナイトノベルズへ↓

https://novel18.syosetu.com/n7662kr/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

―――まず俺に相談すべき?

どういうことだ?

俺達は軍事同盟を結んでいるんだし、

俺に相談するのも、ラエルノアに相談するのも、同じ事だろ?


ラエルノアは続ける。


「お主らはカナンを目指して来たんじゃろ?

 ならアレクの元で身の振り方を考えよ」


おお。イーリア達を俺に預けてくれたか。

願っても無いことだ。

一気に距離を詰めさせてもらうぜ?ムホホ♡


だが、いくらカナンが難民によって作られた集落とはいえ、

イーリア達が抱えている問題は特殊だということは、

さすがの俺でもわかる。

俺の独断でみんなを脅威に晒す訳にはいかない。


…明日は金曜会か。よし。


「わかった。イーリア達は、一旦俺が預かろう。

 ただし、カナンで受け入れるかは各長達には相談してから

 最終的に俺が決める。

 俺達の間に隠し事は無しなんだ。いいな?」


長達から拒絶されたら…どうしようか。

実のところ、追い出す真似なんてできない。

何か考えておかないとなー。


「わかりました。…アレク…様。

 よろしくお願いいたします」


むぅ。なんだか距離を感じるぞ。


「敬語なんていらんぞ。

 俺とイーリアは同い年のようだしな。

 俺も気軽に呼ぶから、俺の事は"アレク"と気軽に呼んでくれ」


「わ…わかりました。ア…アレク。

 よろしくお願いいたします」


変わってない……なかなか手ごわそうだな。

――むっ!?殺気!?


振り返るとイヴとリーシャがニコニコしていた。

(この殺気は、リーシャの方か!?)


そしてなぜか、オリヴィアが驚愕の表情で二人を見ている。

おいおい、いきなりバチバチか?

ここに長居しても、いいことは無さそうだ。


「そ…そろそろ行こうか」


こうして、俺達はいそいそとラエルノア魔法教団を後にした。


"ワープ"


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


カナンへ転移すると、辺りはすっかり真っ暗だ。

魔法教団での話し合いが、

思った以上に長引いていたらしい。

するとすぐに、ヨルがこちらへ歩み寄ってきた。


「アレク殿、私たちを助けてくれた時の雷の魔法、

 それに、先程の転移の魔法…いくら疎い私でも、

 高度な魔法だということは分かる。

 アレク殿は、魔法教団で鍛錬を積まれたのか?」


「"殿"はいらん。

 いや、俺は遠いところから来たんだ。

 ラエルノアと出会ったのはつい最近の事だな」


(……随分親しそうな様子だったが。

 ということは、魔法は独学なのか?

 そして出会ってすぐに軍事同盟の盟主になったと?

 一体どうしたらそうなる……?)


ヨルが思考を巡らせていると、

今度はオリヴィアが食い気味に質問してきた。


「ア、アレク!

 命を助けてくれたこと、改めて感謝する。

 この恩は忘れない。

 所で、魔法教団に居たあの人間族の二人。

 彼女達は一体何者なんだ?」


「ああ、黒髪はイヴ、栗色の髪は"リーシャ"だ。

 何者かと言われてもなぁ…

 二人ともカナンに住む、ごく普通の女だ。

 まあ、しいて言えば二人とも俺の女だな♡」


そう返すと、今度はオリヴィアまで思考にふけってしまった。

なんだなんだ?

もしかして、田舎の女が魔法を練習しているのが気に食わないとか?

そんな文化があったりするとイヤだな…


俺としては、王族とやらの暮らしが良くわからんので、

ここでやって行けるかの不安もあるんだが…


「ところで、全員いい身分みたいだが、

 田舎暮らしはイケるか?」


「ええ、ここまで野宿でしたし

 安全な寝床を貸して頂けるだけでありがたいものです」


「そうか。まぁ狭いかもしれんが、

 屋根はあるから安心してくれ」


そんなやり取りをしているうちに、

ゆっくりと我が家が視界に入ってきた。

そして、その姿を目にした瞬間、

全員が固まってしまった。


■アレク:城

挿絵(By みてみん)


「「なっ!」」


(立派な城ではないか!?どうなっている!?)


「ただいまー」


「お帰りなさい、旦那様」


家に帰ると、いい匂いが迎え入れてくれた。

フィズルが料理の準備をしてくれている最中だ。

アウラ、ネイ、ラウザの仲良し3人組は、

テーブルに着いて料理を今か今かと待ちわびている。


イヴとリーシャがいない間は、

こうしてフィズルがお母さんモードとなって俺達の世話をしてくれているのだ。


俺は今日あった出来事をみんなと共有し、

簡単にお互いの自己紹介を済ませる。


そして、イーリアを俺に預けた際の

ラエルノアのにやけ顔が気になって、

フィズルへ質問を投げかけた。


「なんでラエルノアは俺に預けたんだろうな?

 星約機構になんか規約あったっけ?」


「……第六条です」


カナン星約機構の条文を確認する。

えーっと、どれどれ……


〇第六条 攻勢原則・規定

―――――――――――――――――――

・第一項:単独攻勢の原則

 加盟勢力は、他勢力への攻勢行動を行う際、

 これを単独の判断と責任において実施することを原則とする。


・第二項:共同攻勢規定

 ただし、加盟勢力間の協議により、

 複数勢力が共同して攻勢行動を行うことを合意した場合は、この限りではない。

 その際、共同攻勢への不参加は、いかなる制裁の対象にもならない。

―――――――――――――――――――


ふ~む。要するに、

"守る時は皆で防御、攻めるときは単独でよろしく"

ってことか?


………はっ!!

これでは俺がラエルノアにお願いする立場になるではないか!

そして俺が盟主となった訳が見えて来た。

ラエルノアのやつ、面倒毎は全部俺に押し付けるつもりだな!

ぬ……ぬおー!!


「騙された!!」


「騙すも何もありません!

 誤解が生まれないよう、こうしてきちんと条文にして整理しているのです!

 それに、条文は全て覚えたと言ったではありませんか!」


くぅ。痛いところを付いてきた。

そしてフィズルがお母さん(怒)モードに変化してしまったぞ。


「いやぁ今朝まで覚えていたんだけどね」


「もう!旦那様は盟主の自覚が足りません。

 大体――」


まずいな。

"大和なでしこ七変化"といいう言葉もあるくらいだ。

これ以上フィズルに変身されたら手が付けれら無くなる。


「フィズル、料理手伝うよ。

 イーリア達は先に風呂を済ませてくれ」


フィズルの怒りを鎮めるべく、

ひさびさに台所に立つと、

珍しい光景だったのか、仲良し3人組がすかさずチャチャを入れて来やがった。


「いいにおーい」

「お腹空いたー」

「ねぇ、ご飯まだー」


「うるさい!お前らも手伝え!」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


―――アレク城:大浴場


4人は大浴場の壮観さにしばし言葉を失い、

そのまま湯へと身を沈めていた。


湯気が静かに立ちのぼり、

張りつめていた緊張がほどけていく。

やがて、フィーラがぽつりと息を漏らした。


「信じられないわね…昼には死にかけていたのに、

 今は楽園にいるなんて…」


そして魔法教団で様子のおかしかったオリヴィアに問いかけた。


「で、どうだったのよオリヴィア?

 魔法教団で随分驚いていた様子だったけど…

 魔輝眼(まきがん)で見たのでしょう?」


――魔輝眼(まきがん)

オリヴィアが生まれつき持つ先天性の能力。

相手の魔力の総量、どんな魔法を練っているかを視認できる。

ただし、能力を使う場合は自身の魔力を消費する。


「ああ。"偉大なる(イス)"ラエルノアの魔力は想像以上だった。

 さすがは…"聖杖"。あれは怪物の類だ。

 だが………信じられないことに、

 アレクの魔力は聖杖をも上回っていたんだ…」


「ええ!?」


「それにあの場所には、

 フィーラより魔力の低い者が1人もいなかった。

 イヴと、リーシャの二人も含めて」


「そんなっ!うそでしょ!?」


人間族が、魔法が得意なエルフ族に劣るのは仕方が無い。

だが、人間族の中ではフィーラはNo1であると自覚していた。

少なくとも、スタルディア星王国では"神童"と持て囃されていた。


「私たち、本当に受け入れてもらえるのかしら」


イーリアが湯面を見つめたまま、かすかに声を落とす。

明日、長たちとの会談で彼女たちの未来が決まる。

その重さが、場の空気をひっそりと沈ませる。

ヨルはゆっくりと顔を上げ、決意を宿した瞳で言った。


「殿下、全て私にお任せ下さい」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


――その夜

俺は自分の部屋で、

フィズルが風呂から上がって来るのを待っていた。


実は食卓の席で、

フィズルに"今夜いいか"と目配せしていたのだ。

食事の前、あれだけ怒っていたのに"OK"と返してきやがって…燃えるではないか。


俺は既に全裸となって、フル勃起させながら、

今か今かとフィズルを待ちわびていた。


するとその時、ドアがノックされる。

フィズルが来たと思ってドアを開けると、

飛び込んで来た光景に固まってしまった。


■ヨル

――――――――――――――――

!見せられないよ!

――――――――――――――――


「何してるんだ…と聞くのは野暮か?」

「入れてくれ」


俺はヨルを部屋に招き入れると、

すぐにベッドに押し倒した。


全裸の男と女が同じ部屋にいる時、

やることなんて一つしかないだろう。


「王女殿下を守ると約束するなら、

 この体を好きにしていい」


わざわざ王女の為に体を差し出しに来たのか。

一体どういう役割なんだ?

”解析”


■ステータス:ヨル

―――――――――――――――――――

名前:ヨル Lv.68

HP:1264 / 1280 MP:688 / 710

種類:亜人類 種族:人間 種別:サウル

性別:♀ 年齢:20歳 身長:162cm

ジョブ:

 ・◆『侍従』

 ・『武術師範』 Lv.5

 ・「スパイ」 Lv.25

スキル:

 ・『危険察知』

 ・『浸透発勁』

 ・「潜行」

称号:

 ・『拳豪』

―――――――――――――――――――


侍従(じじゅう)…それにスパイか。

王家の盾のような役割なんだろうか?

それに、"拳豪"と呼ばれているだけあって、

身体は全身筋肉で覆われている。

正直、興奮する。


「ウン。マモル」


そう言って、胸にしゃぶりつく。

うめぇ。たまらん。


――――――――――――――――

!見せられないよ!

――――――――――――――――


「ふぅ……あれ?」


5発出したところで一息着くと、

ヨルが腰を突き出したまま、

全身ブルブル震え、そのまま動かなくなってしまった。


いつも愛奴達に10回は相手してもらっているせいか、

全然物足りない。

くそー、約束に"俺を満足させること"を追加すればよかった。


「おーい」


ペシペシとお尻を叩くも、反応がない。

失神している様子。


どうしようか。

失神している女とやってもつまらんしな…


そう言えば、今夜はフィズルと約束していたな。

後はフィズルに相手してもらおう。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


フィズルの部屋に忍び込むと、

既にフィズルは眠っているようだった。


ベッドの中に潜り込む。あったけぇ。

俺はフィズルに愛撫しながら、脱がしていった。


「ん…旦那様…二股ですか?」


起きたか。

そしてヨルとの逢瀬はバレていたか。

参ったな。ヨルのやつ、声が大きいんだよな。


「俺の股は一つしかないぞ。

 この一つの股で、あちこち頑張っとるんだ」


「もぅ」


そう言いながらも、

今度はフィズルの方からキスをしてくる。

そして吐息に熱がこもって来た。


フィズルが股を開き、受け入れの準備をする。


――――――――――――――――

!見せられないよ!

――――――――――――――――


「ふーっ♡ふーっ♡」


フィズルはいつも声を出さない。

というか声を出すのを我慢している。

この恥じらいがたまらん。

いつしか、思いっきり喘がしてみたいものだ。


イったばかりのフィズルが

首に腕を回してキスしてきた。

舌を捻じ込み、誘惑してくる。


思考がトロける。支配される。


そこから先はあまり覚えていない。

ただ溶けるように抱き合ったことだけ覚えている。

ブクマ・評価いただけると大変助かります(>ㅅ<)

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