ブラ装着
部屋に戻り、クローゼットを開けると、色とりどりのレディース服が並んでいた。その一番上の引き出しには、レースがあしらわれたブラジャーやショーツが綺麗に収納されている。「なぁ世古……これ、どれを着ければいいんだ?」『一番手前にある、ベージュのノンワイヤーのやつにして。あなた、ホック留められないでしょ。下から穿くようにして胸まで引き上げて』言われるがままに、薄い布地を足から通し、太もも、ヒップ、そして細い腰を通過させて胸元まで引き上げる。アンダーバストにゴムが密着した瞬間、胸の脂肪の塊がグッと上に押し上げられ、固定される感覚がした。「うわ……なんか、めちゃくちゃ締め付けられる」『そうよ。そうやって固定しないと、歩くたびに揺れて痛むの。最後に、カップの中に脇の脂肪を入れ込むようにして、胸を綺麗に収めて』「こうか……?」自分の手を服の中に滑り込ませ、押し上げられた柔らかな肉の位置を整える。ブラジャーに収まった胸は、先ほどよりもさらに弾力を増し、自分の胸元に「確固たる質量」として存在を主張し始めた。服はシンプルなオーバーサイズのシャツとデニムを選んだが、歩くたびに太ももの付け根が擦れる感覚や、下着が密着する股間の独特の感覚に、どうしても意識がいってしまう。『着替え終わった? じゃあ、ここからが本番よ。PCの電源を入れて。私のデスクトップ、パスワードは……』彼女がそう言った瞬間、部屋のインターホンがけたたましく鳴り響いた。モニターを確認すると、そこには「世古さん! 迎えに来たよ!」と手を振る、HAL名古屋のクラスメイトらしき男子学生の姿が映っていた。




