13/27
女の子の日
それから一週間が経ったが、俺たちの身体が元に戻る気配は全くなかった。それどころか、俺(中身は男)の精神を本当の意味でどん底に叩き落とす「女性の身体最大の現実」が、ある朝突然やってきた。下腹部を雑巾で雑に絞られるような、鈍く重い痛みに襲われて目が覚めた。「う……なんだこれ……」額に冷や汗をにじませながら布団をめくると、パジャマのズボンとシーツの間に、生理(月経)による生々しい鮮血のシミが広がっていた。男だった頃の人生には一ミリも存在しなかった、内臓が無理やり剥がれ落ちるような鈍痛。そして、股間のデリケートな隙間から、体温を持った粘り気のある液体が絶え間なくじわじわと流れ出てくる、悍ましいほどの不快感。「世古……助けてくれ……!」俺は真鈴の声で悲鳴を上げながら、半泣きでスマホを掴んだ。




