「周波数とホルモン」
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本作品の連載は、5月12日より元のリンク(第一シーズン)に統合いたします。
第二・第三シーズンのエピソードはすべて第一シーズンの続きとして掲載済みですので、今後はそちらでお楽しみください。
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ヘリオの研究室は、かつて倉庫だった部屋だった。
今では:粗削りの木製の長いテーブル、震える字で書かれたラベルの付いたサンプルが並ぶ棚、まともな科学者なら泣き出すような原始的な器具、そして苛立ち。
大量の苛立ち。
「うまくいかない」とヘリオはその朝七回目に言った。
リキはすぐには答えなかった。
『濃度を変えてみたか?』
「ああ。三回。濃すぎると細胞が死ぬ。薄すぎると何も起きない」
『pHは?』
「確認した。再確認した。安定している」
『温度は?』
「蝋燭と氷でできる限り一定に保っている」
間を置いた。
『じゃあ何が問題なんだ?』
ヘリオは手作りの顕微鏡の下のスライドガラスを見た——銅管に取り付けた二枚のガラスレンズ、鏡で反射させた蝋燭の光で照らしている。
原始的。粗末。だが機能した。
細胞が見えた。あの忌まわしい形態形成細胞、体の第二の設計図を持つ細胞が。
そして止まらなかった。
常に活性化している。準備している。引き金を待っている。
「問題は」とヘリオは言った、「俺は物理学者だってことだ。生物学者じゃない。医者じゃない。力、エネルギー、粒子は分かる。細胞は分からない。ホルモンも。こういうのは……分からない」
椅子にどさっと座った。
両手で顔を覆った。
「即興でやっている。錬金術師でも笑うような道具で。そして誰も研究したことがない症状を治そうとしている」
『本物の科学へようこそ』とリキが乾いた口調で言った。『八十パーセントは失敗で、二十パーセントは何かを教えてくれる失敗だ』
「慰めになるな」
『慰めるためにいるんじゃない。助けるためだ。で、何が分かっている?』
ヘリオは背筋を伸ばした。
メモを取った——何ページもの注釈、スケッチ、仮説。
「形態形成細胞は存在する。普通の人では休眠している——そもそも存在するならば。人狼では存在し、活性化し、準備状態にある」
「月は電磁的な引き金。一定だ——満月になれば、変身は確実。教団の薬は増幅する。変身をより激しく、外部からより制御しやすく、化学的依存を生む」
「だが薬がなくても、変身は起きる」
間を置いた。
「だから細胞を……消す方法を見つけなければ。少なくとも眠らせる」
『今まで何を試した?』
「植物性化合物。天然の鎮静剤——濃縮バレリアン、メリッサ、カモミール。効果なし。細胞は完全に無視する」
「極度の低温。活動は遅くなるが止まらない。それに誰かを氷点下の温度に保つことはできない」
「鉱物性化合物。塩、鉄、銅。いくつかは細胞を殺す。役に立たない」
止まった。
「暗闘の中で手探りしている」
***
五日目、ヘリオは新しいサンプルを準備していた。
薄めたウーロの乳——栄養成分が細胞の成長に影響するかテストしていた。
弱い理論だった。必死の。
だが強い仮説は尽きていた。
スライドガラスに乳を一滴垂らした。
それから、間違えて——疲労で手が震えて——多すぎる量を垂らした。
乳が隣に準備していた人狼の血液サンプルにもかかった。
「くそ」と呟いた。
急いで拭いた。
だが汚染されたスライドを捨てる前に、習慣で見た。
形態形成細胞が……
……止まっている?
いや。止まってはいない。
遅い。
ヘリオは固まった。
もう一度見た。
形態形成細胞——普段は常に活動し、微妙に動き、絶え間なく準備している——がほとんど動いていなかった。
まるで……
まるで眠っているかのように。
リキ。
『見えている』
乳が。何かをした。
『そのようだ』
ヘリオは新しいサンプルを準備した。
今度は意図的に。
人狼の血液。ウーロの乳を一滴。観察。
同じ結果。
細胞が遅くなった。
死んではいない。消えてもいない。
だが活動が落ちた。劇的に。
「乳に何が入っている?」とヘリオは囁いた。
『脂肪。タンパク質。糖。ビタミン。ミネラル』
「何か特定のもの。ウーロが……何のために生産するもの?」
考えた。
ウーロは巨大だ。二トンの筋肉と骨。
あれほどの成長には精密なホルモン調節が必要だ。
成長しすぎれば腫瘍、奇形。
成長不足なら死。
「ホルモン」と言った。「成長調節ホルモン」
『普通の哺乳類にも存在する。細胞がいつ成長し、いつ止まり、いつ死ぬかを制御する』
「もしウーロがその……強化版を生産しているとしたら? あれほど大きな体を制御するために?」
『そしてそのホルモンが形態形成細胞にも効くとしたら?』
「その通り」
ヘリオは丸三日間働いた。
原始的な分離——マナを調整して超高速回転を作り出す遠心分離、密度による分離、複数のろ過。
最後に残ったのは:透明で、わずかに粘性のある液体、かすかに乳の香りがするが別のもの。
粗製ホルモン抽出物、とメモした。純度:約六十パーセント? まともな器具なしでは分からない。
テスト。
形態形成細胞サンプル+抽出物。
六時間観察。
結果:細胞活動が七十パーセント低下。
対照テスト。
通常細胞サンプル+抽出物。
悪影響なし。
『機能している』と気づいた。『形態形成細胞には効くが、他には効かない』
これは……
『……特異的だ』とリキが続けた。『まるで形態形成細胞が成長シグナルに敏感で、これが停止を促すかのように』
「治療じゃない」
『いや。眠りだ』
「でも眠りは何もないよりまし」
『ずっとましだ』
ヘリオは抽出物の小瓶を見た。
おそらく……十回分ほど。
生産可能なウーロが三頭いれば、もっと抽出できる。
無限ではない。だが十分。
「テストしなければ」と言った。「本物の人間で」
『トリンが志願するだろう』
「分かっている。でもその前に……」
壁の簡素なカレンダーを見た。
月。満ち欠け。日付。
「その前に、別のことを片付けなければ」
***
手紙は三日後にヴァルデメーレから届いた。
ヴィヴィアンが直接開けた——マーレン・ホルストの封印を見分けた。
中には:短いメモと包み。
「ヴァロリン男爵へ
ご依頼の笛。三百個、入手可能な最高品質。
なぜかは聞きません。
(でも気になります。)
——M.H.」
ヴィヴィアンは包みを開けた。
笛。犬用の。
三百個の小さな金属の筒、甲高い音を出すよう穴が調整されている。
それらを見た。
それから、ちょうど入ってきたヘリオを見た。
「ヘリオ」
「何?」
「笛が届いた」
「完璧」
「説明してくれる?」
「しない」
「ヘリオ」
「ヴィヴィアン」
見つめ合った。
彼女はため息をついた。
「分かった。でもこれがまたあなたの狂った発想の一つなら——」
「そうだ」
「やっぱり」
***
その夜、ヘリオは研究室の裏の小部屋にエリーゼを呼んだ。
扉を閉めた。
ヴィヴィアンが廊下を通りかかった——声が聞こえた。低く。真剣に。
言葉ではない。調子だけ。
ヘリオが何かを説明している。
エリーゼが疑わしげに答えている。
ヘリオが主張する。
長い間。
それからエリーゼ:「……分かった。あなたを信じる」
十分後に出てきたとき、エリーゼはヴィヴィアンには読み取れない表情をしていた。
困惑。疑念。だが決意。
「大丈夫?」とヴィヴィアンが尋ねた。
「ええ」とエリーゼが言った。
それからヘリオを見た。
「でも戻ったら、全部説明してもらうから。いい?」
「約束する」
***
ヘリオは夜明けに出発した。
六頭の馬。四人の兵士。十日分の食料。武器——使わずに済むことを願いながら。
ソーンが隣を馬で進んだ。
「これでいいのか?」と老魔術師が尋ねた。
「いいや」
「心強いな」
「でも必要だ。教団はまだそこにいる。十五人の子供を薬漬けにした。他にもやらないと誰が言える?」
「見つかると思うか?」
「手がかりはある。礼拝堂から。不完全な文書。子供たちの証言。何かは」
ソーンは頷いた。
出発した。
***
三日間、痕跡を追った。
打ち捨てられた礼拝堂は空だった——すでに分かっていた。
だが回収した文書には手がかりがあった。
村の名前。日付。曖昧な座標。
「東の山」とトリンが言っていた。「侍祭の一人が話していた。洞窟。複数の隠れ家」
東の山は二日の行程だった。
最初の隠れ家を見つけたのは四日目。
浅い洞窟。最近の焚き火の跡。食べ物の残り。
だが誰もいない。
「ここにいた」と兵士の一人が言った。「二日前。たぶん三日」
「方角は?」
兵士が痕跡を調べた。
「北東。深い洞窟の方へ」
続けた。
六日目、二つ目の隠れ家を見つけた。
ここには人がいた。
侍祭が一人。若い——たぶん二十五歳。
食事を準備しているところを兵士たちに囲まれた。
戦わなかった。即座に降伏した。
ソーンが尋問した。
「他の者はどこだ?」
「知らない……知りません!」
「嘘だな」
「違います! サエルが分散させたんです! グレンマールで失敗した後! その方が安全だと!」
「サエルはどこだ?」
侍祭がためらった。
ソーンが手を上げた。マナが輝いた。
「どこだ。サエルは」
「カーシムの洞窟です! 北に! ここから三日!」
ヘリオが近づいた。
「何人いる?」
「分かりません! たぶん十人! たぶん二十人!」
「他に人狼は?」
「いません! あれで全部でした! 十五人! 他にはいません!」
間を置いた。
「でもサエルは……サエルは探しています。いつも探している。追われた子供。孤児。絶望した者たち」
「薬漬けにするために」
侍祭は目を伏せた。
「……はい」
ヘリオは怒りを感じた——あの冷たく、制御された怒り——がより強く燃えるのを。
「カーシムの洞窟は正確にどこだ?」
「北に。ケス川に沿って。三日。印があります。木に赤い十字が」
ヘリオはソーンを見た。
「必要なものは得た」
「こいつは?」ソーンが侍祭を示した。
「連れていく。証人として」
侍祭を縛った。馬に乗せた。
そして北へ向かった。
だが洞窟へではない。
まだ。
まずグレンマールに戻る、とヘリオは思った。皆が無事か確かめる。それから……
『それから戻る』とリキが続けた。『そしてこれを終わらせる』
***
グレンマールでは、ヘリオが出発して三日目の夜、満月が昇った。
エリーゼは眠っていなかった。
アルダスと北の見張り台にいて、森を見つめていた。
「戻ってくると思うか?」とアルダスが尋ねた。
「ええ」
「なぜ?」
「依存しているから。依存が薬を求めさせる。または最後に薬を打たれた場所に戻らせる」
「グレンマール」
「グレンマール」
アルダスはエリーゼから渡された笛を見た。
「これが……本当に効くと思うか?」
「ヘリオはそう思っている」
「そしてお前は彼を信じている」
「ええ」
アルダスは静かに笑った。
「俺もだな、たぶん。怪物に笛を吹けと言われても」
間を置いた。
「これが効いたら、一生忘れない」
「効かなかったら、忘れられるほど長く生きられない」
「いつも楽観的だな」
***
見張りが影を見たのは夜の十時だった。
森の中の動き。速い。複数。
警報の鐘が鳴った——三回の素早い打音。
住民がトンネルへ走った。
兵士たちが配置についた。
そしてエリーゼが柵の上に登り、震えない声で叫んだ。
「笛を配れ! 全員に!」
ヴィヴィアンはすでに動いていた——自動的な組織化。
三百の笛。住民から選ばれた三百人に。
子供にも。老人にも。
「私が『今だ』と言ったら、吹いて! 強く! 全員一斉に!」
疑わしげな視線。恐怖。困惑。
だが信頼。
エリーゼへの信頼。
ヘリオへの信頼。
影が森から出てきた。
十二匹の人狼。
逃げた全員。
戻ってきた。
飢えて。必死で。依存して。
変身はすでに始まっていた——体がねじれ、骨が軋み、毛が生えてくる。
グレンマールに向かって闘の波のように走ってきた。
エリーゼは笛を上げた。
「構え!」
三百の手が笛を上げた。
人狼は五十メートル。
四十。
三十。
エリーゼは笛を上げた。手は震えなかった。
だが心臓は震えた。
もし効かなかったら?
「今だ!」
三百の笛が同時に鳴った。
音は……奇妙だった。
人間には、かろうじて聞こえる。甲高い、不快だが耐えられる笛音。
人狼には……
止まった。
十二匹全員。見えない壁にぶつかったかのように。
手が——爪のある、毛に覆われた——耳に飛んだ。
叫び。咆哮ではない。純粋な苦痛の叫び。
アフゥゥゥゥゥ……
「もう一度!」とエリーゼが叫んだ。
二度目の一斉の笛。
人狼たちがのたうち回りながら崩れ落ちた。
次々と。
身をよじっていた。耳を覆おうとしていた。だが音は貫通した。
超音波。二万五千ヘルツ。同時に。狼の感覚には耳をつんざくほど。
肉体的なダメージではない。
だが痛み。混乱。集中不能。
「もう一度!」
三度目の笛。
立ち上がる人狼はいなかった。
地面に横たわっていた。震えていた。泣いている者もいた——半分人間、半分獣の声で。
荒い息をしていた。
「網を! 今だ!」
兵士たちが動いた。
素早く。効率的に。
十二の網。十二匹の人狼を捕獲。
五分で、終わった。
負傷者ゼロ。
死者ゼロ。
五分。
十二匹の人狼が罠にかかり、朦朧とし、敗北した。
笛で。
前回は剣がかすり傷しか与えられなかった。
魔法は効きもしなかった。
そして今……
笛。
続いた沈黙は完全だった。
それから誰かが笑った。
神経質な、ヒステリックな、解放的な笑い。
それから別の笑い。
また別の。
三十秒で、グレンマール全体が笑っていた。
残酷な喜びではない。
安堵。信じられなさ。馬鹿げた勝利。
アルダスは手の中の笛を見た。
「あの天才野郎め」と呟いた。
ヴィヴィアンは足を垂らして柵に座っていた。
「笛よ」と呟いた。「三日間かけて笛を配った。そして効いた」
何ヶ月ぶりかに、何も計算していなかった。
笑っていた。
エリーゼは捕獲された十二匹の人狼を見た。
それから笛を見た。
そして彼女も笑った。
「笛……」と誰にともなく言った、「いったいどうやって思いつくの?」
***
ヘリオは五日後に戻った。
囲いを見た。
十五匹の人狼。
十五匹全員。最初の三匹と、逃げた十二匹。
ゆっくりと馬を降りた。
「何が……」
エリーゼが笛を投げてよこした。
反射的に受け取った。
「効いた」と彼女は言った。「あなたの魔法の笛。完璧に効いた」
「全員……全員捕まえたのか?」
「全員。負傷者ゼロ。こちらも向こうも」
ヘリオは笛を見た。
それからエリーゼを見た。
そして微笑んだ。
本物の、輝く、誇らしげな笑み。
「効くと分かっていた」
「八十パーセントって言ってたでしょ」
「控えめに言った」
エリーゼが肩を叩いた。
強くはない。だが十分。
「次に天才的で狂った発想があったら、説明して。分かった?」
「まあ……説明しようとしても……」
「ええ分かってる……私たちには何も分からない。そうね」
間を置いた。
「教団は見つかった?」
ヘリオの笑みが消えた。
「手がかりが。位置が。証人が」
馬に縛られた侍祭を示した。
「居場所は分かっている」
「それで?」
「人狼たちが安定したら、戻る。そしてこれを終わらせる」




