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どうやら、ワザとだったみたいです

 無事に脱出出来た俺は早速ギルドへ連絡を取る為に近くの村へと向かった。


 ここはギルドのある王都からかなり離れているので流石に行けない。


 なので、公衆通信機を使いギルドに連絡を取った。


「もしもし、ルッツです」


『あーーーっ!! ルッツさんっ! ご無事でしたかっ!?』


「はい、なんとか自力で脱出しました」


『良かったぁ……、セーブポイントからルッツさんの反応が来てみんな驚いたんですよ』


 驚いた?


『実はルッツさんが応援に入ったパーティー、ルッツさんが罠にかかって死んだ、て申告していたんです』


「はぁっ!? し、死んだって……」


『ですからルッツさんの反応が来たんで驚いて改めて事情聴取を行ったんです。そしたらワザとルッツさんを置いてけぼりにした、と白状したんです』


「ワザとだってっ!?」


『目当てはメンバー補充費とかのギルドからの補填金だったみたいです。過去にもどうやら色々やっているみたいで今調査を行っています』 


 そ、そうだったのか……。


『なので安心してギルドに戻ってきてください。こちらで後処理とかやっておきますので』


「わ、わかりました……」


 俺は通信機を切った。


「マジか……、俺、置いてけぼりにしてもいいぐらいの価値しかないんだな……」


 それだけ舐められていたのか、と思うと情けなくて涙が出てくる。


 いや、でも俺にはメダルがあるんだ、これからきっといい事が起こる!筈だ。


 俺は切り替えてとりあえず疲れた体を休めるために宿に行きぐっすりと寝た。

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