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セーブポイントにて

「とにかく、まずは動かないとダメだな……」


 ここでジッとしているよりとにかく出口に繋がる階段を探さないといけない。


 俺は慎重にモンスターに遭遇しないように歩いた。


 暫し歩く事数分、漸く階段を見つけたのだが……。


「なんで地下に向かう階段を見つけちゃうんだよ……、俺は地上に出たいんだよ」


 見つけたのは地下に降りる階段だった。


「仕方無い……、降りるか」


 俺は階段を降りて下のフロアにやってきた。


「あれ?ここは……、セーブポイントか?」


 水晶だけが置いてあるフロア、つまりここはセーブポイント、水晶に触ればギルドに記録が送られる事になる。


 それはつまりギルドから助けが来る可能性がある、と言う事。


「た、助かったぁ……」


 俺は水晶に触ると水晶は一瞬だけ光り元の状態になった。


 俺はヘナヘナとその場に倒れ込んだ。


「はぁ〜……、しかしなんで俺はなんでこんなについてないんだ……」


 俺は思わずボソッと呟いた。


『お悩みですね?』


 へ?


 何処からか声が聞こえて俺は辺りを見回した。


『ここですよ』


 水晶から声が聞こえてきた。


「え? もしかしてギルドの奴か?」


『いいえ、私は女神です』


 そう聞こえると突然水晶がパァッと輝き突然女性が現れた。


「へ?え?ホントに女神?」


『はい、ルッツ、貴方の不運はずっと見ていました』


 え? 俺の不運って女神も注目してるの?


『人には必ず幸運と不運の量が必ず半々になるように決まっているんです。ですが貴方の場合は不運の量が人より多いのです』


「ひ、人より多い? ……割合でいうと?」


『聞きたいですか?』


 え? そんだけ酷いの?


『このままだと貴方はもっと大変な事が起こります。なので貴方に福を与えるアイテムを与えましょう』


 そう言うと女神は俺の手に触れた。


 手の中を見るとコインがあった。


『このコインには私の力が入っています。これで不運からは回避出来ます』


「このコインを持ってるだけで良い事が起こるのか?」


『いいえ、貴方が迷った時にコインに運命を委ねるのです。そうすれば道は必ず開きます』


 そして女神は俺をそっと抱きしめた。


『ルッツ、これからの人生に幸がある事を祈っています』


 そう言って女神は姿を消した。 


  


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