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君の隣で歌いたい  作者: 三ツ沢ひらく
十八、【ネクスト・ドリーム】
130/134

第130話

「次の曲どうする?」


「もう骨組みは考えてるよ」


「さすがだなあ」


 サワソニが終わった翌日から、私と沢里はすぐに次の曲作りに着手していた。


 学校では休み時間の度に大勢が私たちを見に来るので、動物園のパンダになったような気分だ。ライブ当日にネットでお祭り状態になっていたのが拡散されたらしく、私たちは一躍有名人になっていた。


 クラスの皆も突然教室が動物園化してさぞ迷惑しているだろうと思いきや、なんだかんだ気を使ってくれて申し訳ない。


 意外にも周囲からの風当たりは強くなく、また先輩たちに「生意気だ」と呼び出されやしないかと冷や冷やしていたがそんなことはなかった。


 ネットの注目を浴びていることが現実のアンチから守ってくれているようだ。


 確かにこの状況で私がボコボコにされたらすぐに相手が特定されるだろう。


 顔出しした結果の思わぬ副産物に驚きつつも納得する。


 私たちはアーティストとして顔を晒したのだから、今後は相応の振る舞いをしなければならない。私たちを見る目は時に優しく時に厳しく、そして不特定多数でもあるのだ。


 世の中には私たちと同じくらいの年齢で活躍しているアーティストも多くいる。その彼らは周囲の目やネットに細心の注意を払って生活しているに違いない。私たちもそれを見習って日々を過ごすことが重要だ。


 そんなことを考えている間にも教室の外から盗撮されそうになっていたらしく、土井ちゃんが立ち塞がってカメラから守ってくれていた。


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