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中学時代の恋。


私は隼人に恋をしている。


なんでかって?


いつも話しかけてくれるし、私が話したこと覚えててくれるし、趣味が合うから。


こんな感じで恋が始まった今年の冬。


小学校は同じだったが中学年あたりから全く話す機会がなくなった。


しかし、多分私の恋は実らないと思う。理由は他にお似合いの女の子がいるからのと、隼人はモテてるから。


隼人は私と私の友達二人に好かれている。四角関係?こんな場合なんて言うのだろうか。


そんな中でも隣の席になれたのは奇跡だ。でも全然話せない!いざとなると緊張しちゃってどうすればいいんだろうか。話したいことは前日から決めているけれどその話題が終わってしまったら生まれる謎の沈黙!


どうすればいいんだろう。どうすれば私に振り向いてくれるんだろう。


やっぱりあおちゃんみたいな明るくて可愛い子?


でも趣味が合う子?


隼人よりも20センチくらい身長が小さくて可愛らしい子?


私はクラスで身長が高い方だ。160センチ。


身長が低い女の子たちが少し羨ましい。


高いところの荷物とれな〜いとか、できる。


でも実際、身長が低いのは低いで大変で、高いのは高いで大変で。ないものねだりなんだろうな。


こんな我儘な女の子。誰が好きになるんだろうか。


あおちゃんが部活会議でいない昼休み。私は机にうっつぷしながら考える。


隼人は私とは離れた席の人たちと話している。その中には隼人のことが好きな女の子も紛れている。


結局私は負けヒロイン。少しくらい可愛い言葉で飾らせて。


眠いし少しなんとなく気分悪いし。今日はダメダメだ〜



「金田、大丈夫か?」


吉田先生の声がした。幻聴?


私は机から頭を上げる。少し頭がぼーっとする。


「体調悪いか?」


吉田先生だ。


「大丈夫です。」


とりあえず答えておいた。


「顔色悪いぞ。保健室行くか?」


「大丈夫だと思います。」


言われてみれば少しいつもよりぼーっとする気がする。


「小鳥遊は?」


「部活会議」


「エレベーター乗っていいから一応保健室行こう。」


「うす、、ありがとうございます。」


熱があるのかないのか。恋してるから常に隼人に対してきゅんっ状態で熱帯びているのか。


保健室まで吉田先生は付き添ってくれた。


「39度、、」


私は体温を測った。


「ほら熱あんじゃんかよ。」


「ですね。」


「ですねって、、」


先生は苦笑する。


「親御さんに連絡するからちょっと待ってて。」


吉田先生は職員室に向かった。


「クラスの人に荷物持ってきてもらおうか。歩くのもしんどいでしょ?何か持ってきてもらいたいものある?」


保健室の先生が話しかけてくれる。


「ありがとうございます。大丈夫です。」


「わかった。電話するわね。」


保健室の先生も優しくしてくれる。嬉しいな。





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