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白机の座~最強会長・清水凪咲の学園改革~  作者: 川崎未鈴
第2章 清水政権、発足
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31 第一次清水政権の発足Ⅲ

凪咲「アンケートは各クラス単位でしっかり話し合った上で出してもらいたいから、配布から1週間後を締め切りにして」


井上「……了解です」

井上「本日中にアンケート案を作成、明日配布。各クラスでの議論を前提に——締切は1週間後ということですね。」


陽子「井上さん。クラスでちゃんと話させるなら、HRの時間使わせたいですね、担任への協力依頼、私から回しますよ。」

井上「ありがとう」


桜「各クラスに「議論の進め方」もセットで出そう。ただのアンケートだと雑に書かれる可能性あるし」


九条「設問の立て方も重要だ。現行規則のどこに不満があるか、なぜそれが不満なのか、代替案はあるか。この3点がなければこちらとしても整理できなくなるから、必ず示させるべきだ」


一ノ瀬「あと許容できるラインも聞きたいわね。完全自由を望んでるのか、一定の規律は必要だと思ってるのか」


深川「入力用のフォーマット作ります。クラス単位でまとめて提出できる形にしますね。


井上「……これなら。単なる要望じゃなくて、議論された意見が集まります!」


会議室の空気が一段締まる。


九条「……いい初動だ」


凪咲「あと、2ヶ月後に迫っている文化祭!文化祭は今まで文化祭実行委員会が対応してくれるけど、学園をアピールする機会と捉えれば、学園会も深く関与したい。」


凪咲「水原委員会総括は、文化祭実行委員会と連携を取りながらやってほしい。不安なところは、井上部長にもよく相談しながらね。」


陽子「……了解。文化祭実行委員会と定例で打ち合わせ組む。向こうの主導は尊重しつつ、学園会としての関与ライン整理するね」


井上「文化祭は乗っ取りに見えたら終わりだから。どこまで関与するのか、何を支援するのか。最初に線引きしよう。」


桜「スケジュール共有も必須だね。実行委員会と学園会でズレたら地獄見る」


一ノ瀬「学園アピールって観点なら、外部来場者向けの導線や広報、私のところで持てるわ」

一ノ瀬「外からどう見えるかは任せて」


深川「当日の案内システムとか、混雑可視化とかできます。文化祭アプリ的なものも簡易で作れますよ」


梶原「予算面、事前に見ておきます。追加施策やるなら早めに言ってください」


九条「目的は3つだな。実行委員会の円滑な運営支援、学園の対外的な印象向上、来場者と在校生双方の満足度向上」


凪咲「あとは、せっかく良い出し物をしてるのに、アクセスや動線が悪いことによって来場者が集まらないという点。これは学園会が主導しないといけない。」


陽子「わかった。今日中に実行委員長にコンタクト取る。まずは邪魔しないところから入るよ」


全員が自然に役割を持って動き始めている。会長室の空気が、組織として回り始めたことを示している。


桜「……初日からフル回転だね」

陽子「でも、これくらいでちょうどいい」


視線が再び凪咲へ。まだ止まらない——次の一手を待つ空気。

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