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白机の座~最強会長・清水凪咲の学園改革~  作者: 川崎未鈴
第1章 改革派少女の挑戦
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3 少女の決意Ⅲ

ーー同時刻。高等部棟1階のとある会議室。


会議室に臨時設置された選挙管理委員会。委員会メンバーの西尾・太田の2人が立候補届を受け付けている。


選挙管理委員会は、9月と3月にある会長選挙を適正に運用するためにある組織であり、他の委員会に比べて仕事が楽であるため、年度初めの各クラスの委員会決めでは、人気の役職となっている。


西尾「今日から3日間が立候補者の受付期間だな~」

太田「誰が来るかな。やっぱ、九条とか一ノ瀬かな。現学園会の中心人物だし!」

西尾「まあ本命は九条だろ。」

太田「それにしてもよくやるよな~。会長なんて忙しくてしょうがないだろ」


会議室のドアを開ける男子生徒ーー九条玲司。


高等部2年生で、現・学園会副会長。高身長かつ端正な顔立ちで、女子生徒からの人気が高いだけでなく、成績優秀であり教師たちからの信頼も厚い。


前回3月の選挙時から【次期会長は九条】という学内の雰囲気があった。


九条「失礼します。会長選挙の立候補届を持ってきました。」

西尾「ああ、こちらで受付しますよ。」

太田「書類チェックします。えーと、、候補者氏名、学年、、、あと推薦人は6名。うん、受理の要件は満たしている。」

西尾「よし。こちらの書類で受理します。九条さんの届出順は1番目です。」

太田「あとすみません。この選挙公約シートに記入いただき、立候補届を提出した翌日までに選挙管理委員会にご提出ください。立候補者を締め切ってすぐ出す選挙新聞に掲載するためのものです。」


太田が記入用紙を九条に手渡す。


九条「分かりました。本日中には提出しますよ。」


冷静に会議室を出ていく九条。顔を見合わせる西尾と太田。


太田「、、やっぱり立候補するよな〜。」

西尾「確定路線だよ。実質、九条の信任投票みたいなモンだろうな。」


九条の立候補届の提出から遅れて14分後。


一ノ瀬「すみませーん?会長候補者の立候補届の提出をしたいんですけどー。」


ーー一ノ瀬美咲。


高等部2年生で、現・学園会では他校交流会、地域活動の責任者として活動してきた。にぎやかな女子生徒だが、真面目な仕事ぶりから学園会内でも存在感が大きい。


太田「こちらです。書類を見せてください。」

西尾「、、、よし、問題ありません。こちらで受理します。あと、この選挙公約シート、明日までにご提出ください。選挙新聞にそのまま載せる文章になります。」

太田「一ノ瀬さんの届出順は2番目です。」


一ノ瀬「はーい!わかりましたー!」


ーー会議室を出ていく一ノ瀬。


太田「やっぱ可愛いな。俺、それだけで投票したくなるわ。」

西尾「俺らは投票できないからな?ま、気持ちは分からなくはないけど。」

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