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白机の座~最強会長・清水凪咲の学園改革~  作者: 川崎未鈴
第1章 改革派少女の挑戦
21/36

21 討論の支配権

ーー会場が一瞬静まり、その直後にざわめきが広がる。

「来た…」

「一番聞きたいやつ…!」


九条が静かにマイクを取る。

九条「……まず、校則について。服装規定に関する不満は、私も把握している。ただし、これまで改正に至らなかったのは——安全性、風紀、そして学校側との調整が必要だったためだ。」


会場が静かに聞き入る。


九条「生徒の自由だけでなく、学園全体の秩序とのバランスを取る必要がある。私が会長となった場合は、段階的な緩和と、学校側との合意形成を進める。具体的には、試行期間を設けた上での部分的改正を提案する」


拍手が少し起こる。

九条「予算については——現行制度でも見直しは可能だが、運用が不十分だった点は否めない。私は各部門の実績評価を導入し、効果の低い支出を見直すことで、より効率的な配分を実現する。」

九条「以上だ。」


続いて一ノ瀬がマイクを取る。


一ノ瀬「……じゃあ、私からも。校則については、九条さんと同じく簡単な問題ではないと思っているわ。だからこそ、生徒の声を丁寧に集めて、学校側と対話を重ねることが重要。これまで進まなかった理由は、全体の合意形成が不十分だったことね。

一ノ瀬「私はアンケートや意見交換の場を増やして、納得感のある形で改正を進めたい」


拍手が起こる


一ノ瀬「予算については——透明性を高めることが第一だと思っている。使い道を分かりやすく公開して、生徒が納得できる形にする。その上で、必要に応じて見直しを行うわ。」


会場の空気が再び凪咲に集まる。


桜「……2人とも、完璧に守りで来たね」

陽子「うん、でも逆に言えば——刺しにいける。」

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