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白机の座~最強会長・清水凪咲の学園改革~  作者: 川崎未鈴
第1章 改革派少女の挑戦
13/36

13 ミドルゲームの設計

ーー放課後の学園会会議室。


重い扉の内側、静かな緊張感が走る。長机を囲むように、現学園会メンバーが集まっている。


九条「……全員揃ったな。」

一ノ瀬「まさか1年生がここまで話題さらうとはね」


腕を組みながら一ノ瀬が苦笑いを浮かべる。


書記担当「選挙新聞出てから、完全に空気変わりました。清水は改革派として見られてます。」

会計担当「正直、内容も無視できないな。かなり整理されている。」


一ノ瀬、少し興味深そうに言葉を続ける。


一ノ瀬「行政モデルの流用、か。発想としては面白いわね」

九条「……だが、そのまま通すわけにはいかない。彼女の強みは❜構造の正しさ❜だ。ならば崩すべきは運用の現実性しかない。」


一ノ瀬「そう。任意参加の組織で回るのか、ってところね」

書記担当「あと、失敗しない発言。あれ、かなり強い印象残ってます」


少し笑う一ノ瀬と九条。


一ノ瀬「あそこは使えるわね。危うさとして切り取れる」

九条「論点は3つ。

・人をどう動かすか

・制度をどう実装するか

・統治としての安全性

この3点で崩す。」


机に指を軽く叩きながら一ノ瀬が言う。


一ノ瀬「私は逆に柔らかさでいくわ。現状維持+改善で、安心感を取りにいく」


ーー少しの静寂が流れる学園会会議室


一ノ瀬「あの子が強く出るほど、こっちは穏やかに見える」

九条「だが……公開討論まで、時間は少ない」


ーーその時、会議室のドアが開く。そこに現れたのは、清水凪咲。


凪咲「あ、皆さん。作戦会議中でしたか?」

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