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ある闘病日誌45
7月3日(水)
もう死ぬ手前だ。F先生とN先生には、最後に会いたかった。癌と私の我がままのせいで、お母さんには一番、迷惑を掛けた。もう死ぬことしか、自殺しかない。さようなら。もし私に最後の時がきたら、それは、私の天寿です。N先生だけは、ちゃんと分かってくれました。人の天寿と言う物は、決まっていると思います。と、言ったら、凄く理解してくれた唯一の、一人の医師です。大学病院に勤務していた頃の話しをする時だけは、本当につらそうな顔をしていました。本当に大学病院での、医者としての生活が、苦しくて、辛かったんだな、と、その表情から窺えました。




