10話 『銀髪の少女』
それから数日後。授業の終わりを告げる鐘が鳴ると、教室の空気が一気に緩んだ。教本を閉じる音や椅子を引く音が重なり、生徒たちが帰り支度を始める。オレも机の上を片づけていると、隣から花田が声をかけてきた。
「桐原、一緒に帰ろうぜ」
「今日は図書室に寄る」
「借りたい本でもあるのか?」
「いや。適当に見てから考える」
「それで見つかるのか?」
「見つからなかったら帰る」
「暇だな」
目的もなく寮へ戻るやつには言われたくない。
花田が鞄を持ち上げたところで、近くにいた男子生徒が声をかけてきた。
「花田、これから商店街に寄らないか?」
「え、何しに?」
「新しく入った菓子を見に行く。昨日、先輩が話してたやつ」
「あれか! 行く!」
さっきまでオレを誘っていたとは思えない食いつきだった。
「じゃあな、朔也」
「ああ」
花田は男子生徒たちと一緒に教室を出ていった。
後ろでは、数人の女子生徒が橘の席を囲んでいる。
「橘さん、これから商店街を見に行かない?」
「いいですね。私も行きたいです」
橘は笑顔で答えると、鞄を持って立ち上がった二見へ顔を向けた。
「二見さんも一緒に行きませんか?」
「私も?」
「はい。この前、まだ商店街を全部見ていないと言っていましたよね」
「言ったけど……」
二見が周りの女子生徒たちを見る。
「一緒に行こうよ」
「おすすめの店も教えてほしいし」
「私もそんなに詳しくないわよ」
そう言いながらも、断る様子はなかった。
「まあ、今日は用事もないし」
「では、決まりですね」
橘が嬉しそうに笑う。女子生徒たちに囲まれながら、二見も教室を出ていった。
オレも鞄を肩にかけ、席を立つ。図書室は本校舎の二階にある。廊下へ出ると、寮や商店街へ向かう生徒たちで、教室の中よりも騒がしかった。その流れから外れ、オレは階段へ向かった。
階段を上がった先には、大きな掲示板が置かれていた。入学したばかりの時期ということもあり、部員募集の紙が隙間なく貼られている。魔術研究部、決闘部、園芸部、演劇部。文字だけの簡素なものもあれば、絵を大きく描いたものもある。目立つ場所を取り合ったのか、何枚かは端が重なっていた。
『初心者歓迎』
『見学だけでも可』
『君の魔法を試してみないか』
似たような文句があちこちに並んでいる。
その中に、一枚だけ飾り気のない紙があった。上部には学園の紋章が入り、その下に大きく『学生会役員募集』と書かれている。学生会は、一般的な学校でいう生徒会にあたる組織だ。学園行事の運営や、生徒から寄せられた要望の取りまとめ。部活動の予算や、一部施設の利用にも関わっている。
ただし、希望すれば誰でも入れるわけではない。書類を提出したあと、現役の役員との面接があり、そこで認められた生徒だけが学生会へ入ることができる。成績や普段の態度も選考に含まれるらしい。
掲示板の前では、何人かの生徒が募集用紙を眺めていた。
「学生会、受けてみようかな」
「一年生でも入れるの?」
「学年は問わないって書いてあるよ」
「でも、面接があるんでしょ?」
「それくらい受けてみないと分からないじゃん」
話していた女子生徒の一人が、募集用紙に顔を近づける。
「募集は随時受け付けています、だって」
特に期限は設けられていないらしい。オレには関係のない話だった。
掲示板を離れ、廊下を奥へ進む。教室から遠ざかるにつれて、生徒の姿も話し声も少なくなっていった。廊下の突き当たりを右へ曲がる。その先に、図書室と書かれた札が見えた。
図書室の扉を開ける。中へ入ると、紙と古い木の匂いがした。図書室は校舎の一室としてはかなり広い。教室を四つか五つ並べたほどの空間に、本棚が何列も並んでいる。天井も高く、壁際の棚は手を伸ばしても上段には届かない。棚の近くには、ところどころに踏み台が置かれていた。
正面には貸し出し用の受付があり、その奥にも返却されたらしい本が積まれている。窓際には長机が並び、部屋の奥には一人で読める小さな机もいくつか用意されていた。放課後になったばかりだからか、席にはまだ余裕がある。本をめくる音に交じって、窓の外から部活動らしい掛け声がかすかに聞こえてきた。廊下の話し声も、扉が閉まるとほとんど聞こえなくなる。
受付に座っていた司書へ軽く頭を下げる。
「今日も来たのね」
「はい」
司書も小さく笑って、手元の本へ視線を戻した。
入学してから、図書室にはすでに何度か足を運んでいる。来るたびに受付を通っていたため、すっかり顔を覚えられてしまったらしい。最初に来た時は、貸し出しの方法や本の並びについて一通り説明された。今ではオレが入ってきても、必要以上に声をかけられることはない。こちらも受付を通る時に挨拶をする程度だった。
授業で必要な本を探しに来たこともあるが、ほとんどは特に目的もなく来ている。寮の部屋で読むのも悪くない。ただ、読む本が決まっていない時は、こうして棚の間を歩くほうがいい。知らない題名がいくらでも並んでいる。
端から順に背表紙を眺めていると、普段なら自分から探そうとも思わない本が目に入ることがある。そういう本を適当に手に取り、近くの席で読み始めるのも嫌いではなかった。
昔から、本を読むのは好きだった。小説も読むし、歴史や地理について書かれた本も読む。役に立つかどうかは、あまり気にしていない。以前、海外の一部地域で使われている方言だけを集めた本を読んだこともある。おそらく、これから先の人生で一度も使うことはない。それでも、同じ言葉が土地によってまったく違う意味になるのは、それなりに面白かった。
ほかにも、昔の食器の形をまとめた本や、今ではほとんど行われていない祭りについて書かれた本を読んだことがある。読み終えたあとに何かが身についたかと聞かれれば、たぶん何も身についていない。それでも、自分の知らなかったことを知るのは嫌いではなかった。
もちろん、題名だけに引かれて手に取ったものの、数頁で棚へ戻すこともある。最後まで読んでも、何を説明していたのかよく分からなかった本もあった。面白い本ばかりに当たるわけではない。それも含めて、棚から本を選ぶ時間が好きだった。
最近よく読んでいるのは、古典と呼ばれる本だ。何十年も前に書かれたものから、中には数百年前のものまである。文章の言い回しが古く、一つの文を何度か読み返さなければ意味が分からないものも多い。
それでも、古典には大きな外れが少ないと思っている。世の中には毎年、多くの本が出る。そのほとんどは、時間が経つうちに読まれなくなっていく。どれだけ話題になった本でも、数年後には題名すら覚えられていないことがある。
その中で、何十年、何百年と残っている本には、それなりの理由があるはずだ。一人や二人が面白いと思っただけでは、長い間読み継がれることはない。時代が変わっても読む者がいて、残す価値があると思われてきたから、今も本棚に並んでいる。長い時間をかけて、大勢の人間に選ばれてきた本ともいえる。
そう考えると、古典を選んでおけば、大きく外すことは少ない。
もちろん、世間で名作と呼ばれているからといって、必ず自分にも合うとは限らなかった。登場人物が延々と悩み続け、最後までほとんど何も起こらなかった本もある。読み終えたあと、なぜこれが何百年も残っているのか分からず、しばらく表紙を眺めた。それでも、なぜ長く残ったのかを自分なりに考えるのは嫌いではない。
そんな理由で、ここ数日は古典ばかり読んでいた。ただ、古い言い回しを一文ずつ考えながら読むことにも、少し疲れてきた。今日は気分を変えて、気軽に読める小説でも探すことにする。
受付の横を通り、本棚の間へ入った。図書室の奥には、小説を集めた棚が何列も並んでいる。冒険、恋愛、推理、歴史と大まかに分けられているが、分類の基準は少し曖昧だった。以前読んだ冒険小説が、なぜか歴史小説の棚に置かれていたこともある。誰かが返す場所を間違えたのか、それとも司書の判断なのかは分からない。
背表紙を目で追いながら、棚の間をゆっくりと進む。気になる題名を何冊か見つけたが、すぐには手に取らなかった。最初に見つけた本を選んだあとで、もっと面白そうなものを見つけることがある。ひとまず一通り見てから決めるつもりだった。
棚の端まで進み、次の列へ入る。そこで、少し先に銀色の髪が見えた。窓から差し込む光を受け、暗い色の本棚の間でよく目立っている。
九条冬花だった。一人で本棚の前に立ち、上の段に並んだ本を見上げていた。
九条が右手を伸ばす。狙っているのは、上から二段目に並んだ一冊らしい。指先が背表紙の下端に触れた。だが、届いているのは本当に先端だけだった。手前へ引き出そうとしているようだが、両隣の本に挟まれているのか、ほとんど動かない。
九条は一度腕を下ろした。近くには踏み台が置かれている。少し移動すれば簡単に取れるはずだが、九条はそちらへ目を向けようともしなかった。あと少しで届くのだから、わざわざ使うほどではないと思っているのだろう。
棚へ半歩近づき、再び手を伸ばす。先ほどよりも高く踵が上がった。銀色の髪が背中を流れ、伸ばした腕に合わせて制服の袖がわずかに引かれる。今度は指が背表紙にかかった。本が少しだけ手前へ動く。しかし、掴めるほどではない。九条は諦めず、指先で少しずつ本を引き出そうとしていた。
このまま見ていても、しばらくは取れそうにない。
オレは九条の横へ近づき、その頭上から腕を伸ばした。九条が取ろうとしていた本を掴み、棚から引き抜く。急に本がなくなったためか、九条の指先が何もない場所を掻いた。そのまま本を差し出す。
「これだろ」
九条がゆっくりとこちらを振り返った。少し驚いたように目を見開いている。棚とオレの手にある本を見比べたあと、ようやく手を伸ばした。
「……はい」
九条は本を受け取った。
「ありがとうございます、桐原さん」
今度はオレが九条を見返した。名前を呼ばれるとは思っていなかった。同じ学年ではあるが、九条と話したことは一度もない。教室も違う。こちらが九条を知っているのは、魔力測定で目立っていたからだ。
「オレの名前、知ってたのか」
「はい」
九条は受け取った本を胸元に抱えた。
「魔力測定の際、とても印象的でしたので」
「……そうか」
少し間を置いて答える。あの日、オレの前には三人続けてA評価が出ていた。その流れで、オレだけがC評価だった。確かに、印象には残る。結果が表示された直後には、周囲が妙に静かになっていた。オレとしては、できれば思い返したくない場面だが、見ていた側の記憶には残っていてもおかしくない。
「九条冬花だったな」
代わりに、オレも名前を口にする。
「はい」
九条は小さく頷いた。こちらが名前を知っていたことを、不思議には思わなかったらしい。それも当然か。銀色の髪をしたAクラスの生徒で、魔力測定ではS評価を出している。あの場にいた一年生のほとんどが、九条の名前を覚えているはずだった。
九条はオレから視線を外すと、手にした本の表紙を確かめた。深い青色の表紙に、白い文字で題名が書かれている。
『冬の町に鐘は鳴らない』
見覚えのある本だった。
「それ、読んだことがある」
九条が表紙から顔を上げる。
「桐原さんもですか?」
「ああ。一度だけ」
雪に閉ざされた町で起きた殺人事件を、旅の途中で立ち寄った男が調べる話だ。推理小説ではあるが、事件そのものよりも、町に暮らす人間たちの関係に多くの頁が使われている。犯人が明らかになったあとも物語は続き、最後には探偵役の男が誰にも見送られずに町を去る。面白くなかったわけではない。ただ、読み終えたあとにも、いくつか腑に落ちないところが残った本だった。
「初めて読むのか?」
「いいえ。以前にも一度読みました」
「読み返すために取ったのか」
「はい」
九条は表紙へ目を落とし、題名の文字を指先でなぞった。
「結末を知ったあとでもう一度読むと、最初とは違って見える部分がありますから」
「結末を知っていても、面白いのか?」
「知っているからこそ、気づけることもあります」
返事はすぐに返ってきた。先ほどまでより、わずかに声がはっきりしている。
「最初に読んだ時は気にも留めなかった会話が、二度目にはまったく違う意味に見えることがあります。犯人の嘘だけではありません。ほかの人物も、それぞれ隠し事をしていますから」
「町長は最初から怪しかったな」
「はい。私も、途中までは犯人だと思っていました」
「やっぱり、そう見えるよな」
「ええ。初めて読んだ時は、すっかり騙されました」
九条は手にした本へ目を落とした。
「だから、もう一度読んで確かめたいんです。どこで思い込まされたのか」
「オレは犯人より、最後に町を出ていった男のほうが気になった」
九条が黙った。話が途切れたのかと思ったが、そうではないらしい。胸元に抱えていた本へ目を落とし、しばらく考えてから顔を上げる。
「探偵と一緒に旅をしていた友人のことですか?」
「ああ」
事件が解決したあと、探偵役の男は町を離れ、旅を続ける。それまで行動を共にしていた友人は、町へ残ると言っていたはずだった。だが、翌朝になると誰にも告げず、一人で町から姿を消している。なぜそうしたのかは、最後まで明確には書かれていなかった。
「あれがよく分からなかった。町に残るつもりだったのに、急にいなくなっただろ」
「私は、残れなくなったのだと思います」
「何かあったか?」
「彼は、犯人が明らかになる前に、探偵を疑っています」
「そんな場面あったか?」
「直接、口にはしていません」
九条は本を抱え直した。
「ですが、事件の途中から、二人が一緒にいる場面が減っています。探偵が話しかけても、友人は以前ほど答えなくなっていました」
言われて、物語の中の場面を思い返す。確かに、事件が起きてから二人が別々に行動することは増えていた。オレは単に、手分けして情報を集めているだけだと思っていた。
「事件が解決しても、自分が友人を疑ったことは消えません」
九条は静かに続ける。
「何もなかったように旅を続けることも、町に残って見送ることもできなかった。だから、探偵が出発する前に、自分から姿を消したのではないでしょうか」
「それで、先に町を出たのか」
「私はそう考えています」
九条の言うとおりなら、あの終わり方にも理由はつく。作中ではっきりと説明されなかったのも、読んだ人間に考えさせるためだったのかもしれない。
「……そう考えると、分からなくもないな」
オレがそう言うと、九条は小さく頷いた。表情はほとんど変わっていない。ただ、本を抱えていた腕から、少しだけ力が抜けたように見えた。
「桐原さんは、今日は何を探しているのですか?」
「まだ決めてない。ここ数日は古典ばかり読んでたから、今日は気軽に読める小説にしようと思ってる」
「古典を読むのですか?」
「最近はな」
「何を読まれましたか?」
九条の返事が、また少し早くなった。ここ数日で読んだ本の題名を二冊ほど挙げる。どちらも、何十年も前に書かれた物語だ。
「二冊とも読んだことがあります」
「そうなのか」
「はい。特に二冊目は好きです」
「あれ、話が進むまで長くないか?」
「必要な部分だと思います」
「主人公が家を出るまでに百頁くらいあったぞ」
「家を出る前の生活が書かれているからこそ、その後の変化が分かるのではないでしょうか」
「九条は待てるほうなんだな」
「本を読んでいるだけですから」
そういう意味で言ったわけではなかったが、本人は真面目に答えている。
「それで、何か読みやすいものに心当たりはないか?」
九条はすぐには答えなかった。小説の並ぶ棚を見回し、少し離れた通路へ視線を向ける。
「一冊、あります」
「どんな話だ?」
「行方不明になった姉を捜すため、主人公が十七年間、戦争の続く国々を旅する話です」
「気軽ではなさそうだな」
「文章は読みやすいです」
「内容の話をしてる」
九条は少し考える。
「長さは、それほどありません」
「十七年も旅するのに?」
「途中の十四年間は、省略されていますから」
「そこを省いていいのか」
「必要な場面は書かれています」
九条はそう言うと、一本隣の通路へ入った。迷うことなく棚の前で足を止め、一冊の本を抜き取る。こちらへ戻ってくると、その本を差し出した。表紙には、夕暮れの平原に立つ一人の男が描かれている。
『姉を待つ国』
「これです」
受け取り、厚さを確かめる。確かに、それほど長くはない。気軽に読めるかどうかは怪しいが、九条がそこまで言うのなら、読んでみてもいいかもしれない。
「借りてみる」
「はい」
九条は小さく頷いた。どことなく満足そうに見える。それから、自分の抱えている本へ目を落とした。
「読み終えたら、感想を聞いてもいいでしょうか」
「覚えてたらな」
「では、私から聞きます」
「そうしてくれ」
九条はもう一度頷いた。
「それでは」
「ああ」
九条は『冬の町に鐘は鳴らない』を胸に抱えたまま、窓際の席へ向かっていった。
その後ろ姿を見送り、手元の本へ目を落とす。魔力測定の時は、もっと近寄りがたい人間だと思っていた。少なくとも、本の話をしている間は、そうでもないらしい。
表紙を開き、最初の数頁に目を通す。文章は確かに読みやすかった。ただ、冒頭から主人公の故郷が戦争で焼かれている。気楽に読める小説を探していたはずだが、思っていたものとは少し違った。それでも、続きは気になる。
本を閉じ、そのまま受付へ向かった。
「決まったの?」
「はい。これを借ります」
司書へ本を差し出す。表紙を見た司書が、少しだけ意外そうな顔をした。
「今日は古典じゃないのね」
「気楽に読めるものにしました」
「気楽に?」
司書は手元の本へ、もう一度目を落とした。
『姉を待つ国』
行方不明になった姉を捜し、主人公が十七年にわたって戦争の続く国々を巡る話だ。
「ずいぶん重たい気分転換ね」
「文章は読みやすいそうです」
「誰に薦められたの?」
「九条に」
そう答えると、司書は窓際へ目を向けた。九条はすでに本を開き、こちらの会話には気づいていない。
「なるほどね」
何に納得したのかは分からない。
司書はそれ以上説明せず、貸し出しの手続きを済ませた。返された本を受け取り、鞄へしまう。
図書室を出る前に、もう一度だけ窓際へ目を向けた。九条は先ほどと変わらず、本へ視線を落としている。声をかけるほどでもない。オレはそのまま図書室を出た。
廊下には、夕方の光が差し込んでいた。放課後になった直後ほどではないが、行き交う生徒の姿はまだ多い。鞄を持って寮へ戻る者もいれば、道具を抱えて訓練場や校庭へ向かう者もいた。開いた窓の向こうからは、部活動を始めたらしい生徒たちの声が聞こえてくる。
鞄の中には、九条に薦められた本が入っている。薦められなければ、おそらく手に取ることもなかった。そういう本を読むのも、悪くはない。
オレは階段を下り、そのまま寮へ向かった。
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