うさぎは怯えているだけです
元動物園飼育員のペット行動相談員が、動物たちの行動から人間の嘘を見つける。
『けもの係の事件メモ』第七話です。
今回の相談は、小学校の飼育小屋で起きたうさぎの噛みつき騒動。
おとなしかったはずのうさぎ・しろたまが、児童の手を噛んでしまった。
けれど鹿野蒼は、「噛んだ」という結果だけではなく、その前にしろたまが何を怖がっていたのかを見ようとします。
動物は、かわいいだけの存在ではありません。
怖がることも、隠れることも、嫌がることもあります。
鹿野と実央は、学校の飼育小屋に残された小さなサインから、うさぎと子どもたちの距離を見直していきます。
朝倉実央は、小学校の飼育小屋の前で、金網越しに白いうさぎを見ていた。
うさぎは、小屋の隅にいた。
白い体を丸め、赤い目を少しだけこちらへ向けている。
長い耳は、ぴんと立っているのではなく、少し後ろへ倒れていた。
足元には、干し草。
隅には水入れ。
木製の小さな箱。
小屋の外には、「やさしくお世話しましょう」と書かれた手作りの看板がかかっている。
実央は、その看板と小屋の隅のうさぎを交互に見た。
「……やさしく、ですか」
隣で鹿野蒼がしゃがんでいた。
鹿野は金網に近づきすぎず、うさぎの正面にも立たない。
少し斜めの位置から、うさぎの体勢を見ている。
「今は、近づかないほうがいいです」
「怖がっていますか」
「はい」
「私を?」
「たぶん、全部を」
実央は小屋の中をもう一度見た。
うさぎは動かない。
けれど、その動かなさが安心しているからではないことくらいは、実央にも少しわかるようになっていた。
相談は、市内の小学校から届いた。
学校の飼育小屋で飼われているうさぎが、児童の手を噛んだ。
保護者から苦情が入り、学校側は「危険なら飼育を続けられないかもしれない」と話している。
ただ、担任の教師は納得していない。
そのうさぎは、普段からおとなしく、急に噛みつくような子ではなかった。
何か理由があるのではないか。
そう考え、市役所へ相談したのだった。
生活環境課の担当として、実央が呼ばれた。
そして実央は、迷わずけもの係へ連絡した。
「うさぎは、噛みますか」
実央が聞くと、鹿野はうさぎから目を離さずに答えた。
「噛みます」
「やっぱり」
「でも、理由があります」
「理由」
「怖い。痛い。逃げ場がない。触られ方が嫌。縄張りを守りたい。体調が悪い。いろいろです」
鹿野は小屋の床を見る。
「いきなり悪いうさぎになることは、あまりないです」
実央は、金網に貼られた紙を見た。
そこには、丸い文字で「しろたま」と書かれている。
「名前は、しろたま」
「白いので」
「たぶん、そうですね」
鹿野は立ち上がった。
「まず、人間側を見ます」
「うさぎではなく?」
「うさぎを見るために、人間側を見ます」
実央は頷いた。
もう、その言い方にも少し慣れてきていた。
対応してくれたのは、四年二組の担任、相沢千穂だった。
三十代前半の女性教師で、少し疲れた顔をしている。
それでも、飼育小屋を見る目には心配があった。
「しろたまは、去年から学校で飼っています。前任の先生の知り合いから引き取った子で、子どもたちも大事にしていたんです」
相沢はそう言って、飼育日誌を見せた。
日付。
餌。
水。
掃除。
当番の名前。
気づいたこと。
四年二組の児童が交代で世話をしているらしい。
「噛まれた子は?」
実央が聞く。
「小野寺陸くんです。軽い怪我で済みましたが、お母様が心配されていて」
「どういう状況で噛まれたんですか」
相沢は表情を曇らせた。
「陸くんによると、餌をあげようとしたら急に噛んだそうです」
「他に見ていた子は?」
「同じ飼育当番の子が二人いました。藤田芽衣さんと、川原奏太くんです」
「その二人の話は」
「しろたまが急に暴れた、と」
鹿野が日誌を見ていた。
「最近、記録が薄いですね」
相沢は、はっとした顔をした。
「はい。正直、当番の子たちに任せきりになっていたところがあります。私も授業や行事で手が回らなくて」
「餌の量、変わっています」
鹿野は日誌のページを指した。
以前は、ペレット何グラム、干し草補充、水交換と細かく書かれていた。
しかしここ数日は、「えさ」「水」「そうじ」とだけある。
「担当が変わったんですか」
「今月から、新しい班になりました」
「うさぎに慣れていない子たち?」
「そうかもしれません」
相沢は唇を噛んだ。
「私がちゃんと見ていれば」
鹿野は日誌を閉じた。
「責める前に、現場を見ます」
「はい」
「子どもたちにも話を聞きたいです」
実央が言うと、相沢は頷いた。
「放課後に残ってもらっています」
鹿野は飼育小屋のほうを見る。
「その前に、小屋の中を確認していいですか」
「もちろんです」
相沢が鍵を開けようとした。
鹿野は止めた。
「しろたまを追い詰めないように、ゆっくり開けます。中には私だけ入ります」
実央は思わず聞いた。
「私は?」
「外で」
「即答ですね」
「うさぎが怖がるので」
「私が怖がるからではなく?」
「両方です」
実央は反論しなかった。
少し納得してしまった。
鹿野は小屋の中へ入った。
しろたまは隅で体を固くしている。
鹿野は近づかない。
まず、床を見る。
干し草の散らばり方。
餌入れの位置。
水入れの汚れ。
木箱の向き。
鹿野は、低い声で言った。
「隠れる場所が足りない」
相沢が金網の外から聞く。
「木箱がありますが」
「入り口が正面を向きすぎています。外から丸見えです」
鹿野は木箱に近づき、そっと向きを変えた。
しろたまが体を少し動かす。
箱の入り口が小屋の奥側を向くと、うさぎがそこへ逃げ込めるようになった。
しろたまは、少しだけ鼻を動かした。
「床も滑ります」
鹿野は小屋の板張りを指で触る。
「掃除しやすいけど、うさぎの足には滑りやすい。踏ん張れないと怖がります」
「そうなんですね」
「あと、水入れがぬめってます」
相沢の顔が曇る。
「すみません」
「謝る相手は私じゃないです」
鹿野は短く言った。
相沢は黙って頷いた。
実央はその様子を見ながら、メモを取った。
鹿野の言い方は相変わらず遠慮がない。
でも、相沢は受け止めているように見えた。
教師として、ちゃんと気づきたいと思っている人なのだろう。
鹿野は餌入れを見た。
ペレットが残っている。
干し草はあるが、少し湿っている部分があった。
「野菜、あげていますか」
相沢が答える。
「給食室から出た葉物を少しだけ。子どもたちが喜ぶので」
「量は管理していますか」
「たぶん、当番が」
「たぶんは危ないです」
鹿野は床の隅から、小さなものを拾った。
キャベツの芯のようなもの。
かなり大きい。
「多いですね」
実央が言う。
「はい。あと、古い」
鹿野は眉を寄せた。
「野菜を喜ぶからといって、たくさんあげればいいわけじゃないです。主食は干し草。急な食事の変化はお腹に影響します」
相沢は真剣にメモを取った。
そのとき、しろたまが木箱の中から少しだけ顔を出した。
鹿野は見ないふりをした。
見ないふりをしながら、ちゃんと見ている。
実央には、その距離の取り方が少し不思議だった。
相手を気にしているのに、相手に気にさせない。
鹿野が動物と向き合うときの基本なのかもしれない。
「噛まれた場所は、どこですか」
鹿野が聞く。
相沢は小屋の入り口近くを指した。
「ここです。陸くんが餌を持って入って、手を出したときに」
鹿野は入り口の床を見た。
そこに、小さな引っかき傷がいくつかある。
うさぎの爪跡。
さらに、床の端に白い毛が固まって落ちていた。
「ここで暴れた」
鹿野が言った。
「何かに驚いたんでしょうか」
「驚いたか、捕まえられそうになったか」
実央は顔を上げた。
「捕まえられそうに?」
鹿野は、落ちていた毛を見た。
「毛の抜け方が、撫でられたというより、掴まれた感じに近いです」
相沢の顔色が変わった。
「子どもたちが、しろたまを?」
「まだわかりません」
鹿野は小屋から出た。
「子どもたちに聞きましょう」
その声は静かだった。
けれど、実央にはわかった。
鹿野は少し怒っている。
小野寺陸は、よく日に焼けた活発そうな男の子だった。
右手の親指の付け根に小さな絆創膏を貼っている。
藤田芽衣は、髪を二つに結んだ女の子で、手元のハンカチを何度も握り直している。
川原奏太は、眼鏡をかけたおとなしい男の子で、椅子に座ったまま足を揺らしていた。
三人は教室の後ろの席に並んで座っていた。
相沢がそばに立つ。
実央は、なるべく圧迫感を出さないように柔らかく話し始めた。
「今日は、しろたまのことで話を聞かせてください。誰かを怒るためではなく、どうして噛んだのか知るためです」
陸は口を尖らせた。
「しろたまが急に噛んだんです」
「餌をあげようとしたとき?」
「はい」
「どんな餌?」
「キャベツ」
鹿野が聞いた。
「大きさは」
陸は手で示した。
かなり大きい。
鹿野は何も言わずに頷いた。
「手で持ってあげた?」
「はい」
「しろたまは、どこにいた?」
「隅」
「陸くんは、どこまで近づいた?」
陸は少し黙った。
「普通に」
「普通に、だとわからないです」
鹿野の声は淡々としている。
陸は少しむっとした。
「近くまで」
芽衣がハンカチを握りしめた。
奏太は下を向いている。
鹿野は三人を順番に見た。
「しろたまを抱っこしようとしましたか」
陸の肩が跳ねた。
相沢が息を呑む。
実央は、鹿野がそこへ行くのかと思った。
陸は強い声で言う。
「してません」
鹿野はすぐには返さなかった。
ただ、陸の手元を見た。
絆創膏の位置。
袖についた白い毛。
それから、芽衣を見る。
「本当に?」
芽衣の目に涙が浮かんだ。
「……陸くんが、ちょっとだけ」
陸が椅子から立ち上がりかける。
「言うなよ」
相沢が厳しい声を出した。
「陸くん」
陸は黙って座り直した。
芽衣は泣きそうな声で続けた。
「抱っこして、写真撮ろうって。しろたまが逃げたから、陸くんがつかまえようとして」
奏太が小さく言った。
「ぼく、やめたほうがいいって言った」
陸は俯いた。
「だって、弟に見せたかったんだよ」
「弟さんに?」
実央が聞く。
陸は唇を噛む。
「うちの弟、入院してて。うさぎ好きで。しろたまの写真、送ったら喜ぶと思って」
教室が静かになった。
陸は膝の上で拳を握る。
「でも、しろたま、全然こっち向かないし。木箱から出てこないし。だから、抱っこすればちゃんと撮れると思って」
鹿野は黙って聞いていた。
怒鳴らない。
けれど、陸から目を逸らさなかった。
「しろたまは、抱っこが好きですか」
陸は小さく首を振った。
「知らない」
「知らないまま、抱こうとした」
陸は返事をしない。
鹿野は言った。
「うさぎは、捕まえられるのが怖い動物です」
陸が顔を上げる。
「でも、ペットショップとかで抱っこしてる」
「それは、抱っこできるように慣れている子もいるからです。しろたまがそうとは限りません」
鹿野の声は低く、はっきりしていた。
「うさぎは、犬や猫みたいに声で嫌だと強く言えません。怖くても固まります。逃げ場がなくなると、噛むことがあります」
陸の目が揺れる。
「じゃあ、しろたま、怒ってたんじゃなくて」
「怖かったんだと思います」
鹿野は言った。
「しろたまは、悪くなったんじゃない。怯えていただけです」
陸は、絆創膏を貼った手を見た。
「ぼくが、怖がらせた?」
鹿野はすぐに頷いた。
「はい」
相沢が少しだけ動いた。
実央も、言い方が強いと思った。
だが、鹿野は続けた。
「でも、わかったなら、次から変えられます」
陸は黙った。
芽衣が泣きながら言う。
「先生、ごめんなさい。わたし、止められなくて」
奏太も小さく手を上げた。
「ぼくも、先生に言えばよかった」
相沢は膝を折り、三人と目線を合わせた。
「先生も、ごめんね。みんなに任せきりにしていた」
三人は驚いたように相沢を見た。
相沢は続けた。
「しろたまのお世話は、みんなだけの責任じゃありません。先生の責任でもあります。これから、やり方を変えよう」
鹿野は、何も言わなかった。
ただ、少しだけ視線を緩めた。
実央はその横顔を見た。
鹿野は、子ども相手でも曖昧にしない。
でも、突き放しているわけではない。
間違えたなら、次を変える。
生き物と関わるには、それがいちばん大事なのだろう。
飼育小屋の見直しは、その日のうちに始まった。
まず、しろたまに触る時間をしばらくなくす。
餌は量を決める。
野菜は先生が確認したものだけ、少量。
水入れは毎日洗う。
干し草は湿ったらすぐ交換。
木箱の向きを変え、隠れられる場所を作る。
床には、滑りにくいマットを敷く。
小屋の前には新しい紙を貼った。
鹿野が言葉を考え、実央が少し柔らかく直した。
しろたまとの約束
大きな声を出さない。
追いかけない。
無理に抱っこしない。
食べ物を勝手にあげない。
隠れているときは、そっとしておく。
しろたまが安心しているかを見る。
相沢はそれを印刷し、子どもたちに読ませると言った。
陸は、しろたまの小屋の前に立っていた。
鹿野が隣に立つ。
「謝りますか」
陸は頷いた。
「でも、うさぎって、言葉わかる?」
「人間の謝罪文はわかりません」
「ですよね」
「でも、声の大きさや、近づき方はわかります」
陸は少し考えた。
それから、小屋の前でしゃがんだ。
金網に手は入れない。
大きな声も出さない。
「しろたま、ごめん」
しろたまは木箱の中にいた。
出てこない。
陸は少し寂しそうにした。
鹿野が言う。
「すぐ出てこなくていいです」
「許してないってこと?」
「怖かったことを、まだ覚えてるということです」
「どうしたらいい?」
「怖くないことを、毎日少しずつ覚えてもらう」
陸は頷いた。
「弟に写真送るの、やめる」
鹿野は少しだけ首を傾げた。
「写真は、撮り方を変えればいいです」
「え?」
「遠くから。しろたまが嫌がらないときに。無理にこっちを向かせない。寝ている写真でも、後ろ姿でもいい」
陸は少し笑った。
「弟、後ろ姿で喜ぶかな」
「うさぎ好きなら、たぶん喜びます」
「たぶん?」
「私は弟さんじゃないので」
陸は、初めて少しだけ笑った。
その笑いは、まだ泣きそうだったが、少し軽くなっていた。
三日後、実央は学校から送られてきた写真を見ていた。
そこには、飼育小屋の新しい看板が写っている。
しろたまとの約束。
その下に、子どもたちが描いたうさぎの絵。
そして、木箱の入り口から少しだけ顔を出したしろたま。
写真の端には、陸の手が写っていた。
金網の外側で、静かに干し草を置いている。
手は小屋の中に突っ込んでいない。
しろたまは逃げていない。
実央は、その写真をけもの係へ持っていった。
鹿野は店の前で、古いほうきについた犬の毛を取っていた。
「それ、終わりますか」
実央が聞くと、鹿野はほうきを見た。
「終わりません」
「なぜ続けているんですか」
「毛が気になるので」
「でも服にはついています」
「それは気にしてません」
「基準がわかりません」
鹿野はほうきを立てかけ、写真を受け取った。
しろたまの写真を見る。
「出てきましたね」
「はい」
「いい距離です」
「陸くんから、弟さんに送ったそうです。弟さん、後ろ姿でも喜んだらしいです」
鹿野は少しだけ笑った。
「うさぎ好きですね」
「うさぎ好きなんでしょうね」
二人は店の中へ入った。
鹿野はいつものノートを開く。
今回の題名は、すでに書かれていた。
うさぎは怯えているだけです。
実央はその文字を見て言った。
「今回も、そのままですね」
「そのままです」
「でも、今回は特に大事ですね」
鹿野は頷いた。
「噛んだ、という結果だけ見ると、うさぎが悪く見えます」
「はい」
「でも、噛む前に怖かった時間があります」
鹿野はペンを持った。
うさぎは急に悪くなったのではない。
隅に追われ、逃げ場をなくし、抱かれそうになって、噛んだ。
噛んだことだけが残ると、うさぎが危険な動物になる。
怖かった時間を見れば、違うものが見える。
うさぎは怯えているだけだった。
人間が、それを見落としていただけだった。
実央は、ノートを見ながら静かに言った。
「学校の先生も、少し安心していました」
「よかったです」
「でも、飼育を続けるかは、改めて話し合うそうです」
「それがいいです」
実央は少し意外だった。
「鹿野さんなら、続けるべきって言うかと思いました」
「世話できないなら、飼わないほうがいいです」
鹿野は淡々と言った。
「動物が学校にいること自体が悪いわけじゃない。でも、学びのためにいるなら、世話の責任も学ばないといけないです」
「可愛いだけではだめ」
「はい」
実央は、しろたまの写真を見た。
小屋の奥から、少しだけ顔を出している白いうさぎ。
「鹿野さん」
「はい」
「動物って、かわいいだけじゃないんですね」
「そうですね」
「怖がるし、怒るし、隠れるし、噛むこともある」
「はい」
「でも、それも含めて見る必要がある」
鹿野は少しだけ実央を見る。
「かなりいいです」
「今、褒めました?」
「褒めました」
「珍しく、はっきり」
「うさぎ回なので」
「理由になっていますか」
「たぶん」
実央は苦笑した。
けもの係の窓の外では、夕方の光が道に落ちている。
遠くから、下校中の子どもたちの声が聞こえた。
その声は明るく、少し騒がしく、すぐに遠ざかっていく。
鹿野はノートの最後に、一行を書き足した。
小さな動物が黙っているとき、それは平気という意味ではない。
声が小さいものほど、人間が近づき方を覚えなければならない。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
第七話では、学校の飼育小屋とうさぎの話を描きました。
「噛んだ」という結果だけを見ると、動物が悪く見えてしまうことがあります。
でも、その前に怖かった時間や、逃げ場のなさや、触られ方への不安があったのかもしれません。
動物をかわいがることと、動物を尊重することは、似ているようで少し違います。
しろたまがすぐに人間を許す必要はありません。
人間のほうが、少しずつ怖くない存在だと覚えてもらうしかないのだと思います。
次回は、夜の河川敷で複数の犬が一斉に騒ぐ事件です。
人間には聞こえない音と、犬たちの反応から、町に潜む違和感を追っていきます。




