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留置場の中で

短めです。

 さて、漏れ伝えたるところから聞くところによれば、あのあとの式祭はまぁ、なんとも尻切れトンボで終わったようで、後日、あの実習を抜かして最後の最後、学園長からの言葉を朝礼だかの集まりをもって終了とするとしたそうな。


 まぁ、それはいい。

 あと、魔人に関して、どうも裏でなにやらあったようで、魔人になるには核となる負の道具か薬が必要なようで、どうもそれらにハジェイトンはやられて、トラウマかなんかを刺激されて魔人になったり、それ以前に、どうも学校でのいじめなども精神操作として操っておったようである。


 現に、精神耐性のあるものにはさほどきかず、もしか、ハジェイトンを個人的に嫌っている者に対してはメルは攻撃にはさらされてはいなかったようである。



 つまりはある種の暗雲はさったということじゃな。



 なんだ、ハジェイトンをはじめからさっさと始末しておけばよかったのか。


 とはいえ、一介の生徒、並びにその使い魔が教師を殺るというのはいかがなものかということで、結局は立ち消えになるところじゃったのが、まぁ、ものの見事に欲に負けて終わっていもうだというところじゃろうな。



 で、現状。



 わし、ちょっとまずい状態にある。

 いや、別にメル自身にはあまり危難があったわけではないのでほっとしておる。

 むしろ、その逆で、多少あの活躍があったおかげで、女子勢から好意的な受け取られ方だったようで、少しは接触があったとかメルが面会の時にいってくれた。


 うん、好転したからよしなのじゃが・・・・




 なぜに儂は留置場におるんじゃろ?



 面会も封印処置が施された一級品の檻の中で、猫になっての面会じゃが、人型は封印設定されたようである。


 なぜに?


 人化はだれにでもできるのでは?



 そう思ったが、少々、あの裸状態の火消し作業でしばし沈黙しておかなくてはならなくなったようで、そのために儂はしばしの間、猫でいなくてはならなくなったようである。


 ひどいものじゃ。

 ただ裸で暴れただけでこの処置とは、神も仏もあったものではない。



 ともあれ、あの式から連れられて一週間。

 そろそろ出られる運びとなっておるはず。



 うむ、まぁ、どういう扱いに、メルがなっておるのか、出るの楽しみじゃし、猫のままでいろというのであれば、別に不自由はもとからなかったからよし、なのじゃよ。



 「そろそろ出る頃です」


 それに看守も丁寧な扱いをしてくれていたし、昼寝放題出来たと思えばよいかの。



 「にゅ」


 「では、こちらへ」


 ともあれ、今はおとなしく、しておくのがベスト、であろうの。


完全に風邪をひきました。土日にはなんとか治しさないと・・・・

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