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悪愛の復讐者  作者: 亜逸
断章

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68/220

第68話 三日前・裏

 国崩し決行三日前――


 この日、屋外練武場ではブリック公国軍の兵士たちが模擬戦を繰り広げていた。


「勝負あり、ですね」


 クオンは、模擬戦の相手となった男兵士に木剣(ぼっけん)を突きつけながら、柔和に笑う。

 自身の木製武器を弾き飛ばされた男兵士は、諦めたように「参った」と答えるしかなかった。


 勝敗を決したところで、クオンは模擬戦の間ずっと気になって気になって仕方がなかった、とある組み合わせに視線を向ける。

 その組み合わせとは、ヨハン対レグロ。

 おそらく、今練武場内で行なわれている模擬戦の中で、最も実力差の激しい組み合わせ。


 だがクオンは、実力云々関係なしに、レグロという人間そのものを警戒していた。それこそ、嫌っていると言っても過言ではないほどに。


(あの人のヨハンに対する言動は、はっきり言って度がすぎています)


 クオンがレグロのことを嫌っているのと同じくらいに、レグロはヨハンのことを嫌っている――そうとしか思えないほどに、レグロはヨハンに対して辛辣だった。

 レグロが、ヨハンのことを誰よりも認めているがゆえに、辛辣になっていることにも気づかずに。


「今は魔法ではなく〝武〟の時代。ヨハン、お前はいつまでそんなザマでいるつもりだ。待っていれば、また魔法の時代がくるとでも思っているんじゃないだろうな?」


 模擬戦の最中(さなか)、ヨハンを馬鹿にするような言葉を吐くレグロに、クオンは憤りを覚える。


(ヨハンの努力も知らないで、あの人は……!)


 頭で決断するよりも早くに、足はヨハンたちのもとへ向かっていた。


「思っていたら、練武場(こんなところ)でお前と模擬戦なんかしていない!」


 そう叫びながら、ヨハンは両手で木剣を握り締め、渾身の一閃を放つも、


(ダメです! それではレグロさんに届きません!)


 クオンの見立てどおり、レグロはヨハンの渾身の一閃を容易く受け止めた。


「ならば、言葉ではなく実力で示すことだな」


 そう言い放った直後のレグロの所業は、クオンにとって許しがたいものだった。


 レグロはヨハンの木剣を弾き飛ばして決着をつけたにもかかわらず、丸腰のヨハンに追撃をかけようとしたのだ。

 当然、それを看過するクオンではなく、


「させません!」


 ギリギリのところで二人の間に割って入り、レグロの一閃を受け流す。

 このまま()()()反撃しようかという気持ちを、なんとか抑えながら。


「ヨハンの剣を弾いた時点で勝負はついていました。これ以上は模擬戦の域を出てしまいますよ」


 皆の手前、怒りを表に出さないよう気をつけながら、努めて平静にレグロに忠告する。

 だが、


「それがどうしたというのだ、クオン」


 返ってきたのは、わざとこちらの神経を逆撫でしているのではないかと疑いたくなるほどに無神経な言葉だった。


「それは、ヨハンが怪我をしても構わないということですか?」

「そのとおりだ。そこの阿呆は、魔法が禁止されてから五年も経っているのに、いまだに現実を受け入れ切れていないからな。言ってもわからない阿呆には、体でわからせるしかない」

「あなたという人は……!」


 怒りが心を満たしかけた、その時、


「ありがとうクオン。僕のために怒ってくれて。でも、ここは剣を収めてくれないか?」


 今度はヨハンが、クオンとレグロの間に割って入ってくる。

 当事者であるヨハンに言われては引き下がらないわけにはいかず、クオンは木剣を収め、レグロもほんの一歩だけ引き下がる。

 もっとも、引き下がったのはあくまでもその一歩だけで、


「恋人に護られるとはいいザマだな、ヨハン」

「自覚はしてるし、このままでいるつもりもない」

「だといいがな」


 最後の最後まで、こちらの神経を逆撫でするような言葉を吐き散らすと、これ以上は時間の無駄だと言わんばかりにクオンたちの前から去っていった。


(国崩しが始まったら、この人だけは絶対に……)


 レグロの背中を睨むクオンの双眸には、暗い怒りが燻っていた。



 ◇ ◇ ◇



「それじゃあ、お休みなさいね。ヨハン」

「ああ、お休み」


 ヨハンの家と兵舎の中ほどにある大通りで、クオンは、ここまで見送ってくれた恋人と手を振り合いながら名残惜しげに別れた。


 ヨハンの姿が見えなくなったところで、小さくため息をつく。

 今宵クオンは、とうとう全てのダルニスの手記を読破した。

 ゆえに、今宵が最後だった。

 ヨハンと二人きりで過ごせる、最後の夜だった。


(どうしてわたし、〝あそこ〟で逃げちゃったんだろ……)


〝あそこ〟とは、ヨハンとキスしかけた時のことを指していた。

 せめて、最後に一度くらいヨハンとキスがしたい――そう思って、それとなく雰囲気をつくり、狙いどおりにヨハンの方から口づけしようとしてくれたのに……駄目だった。

 告白を受けた時と同様、嬉しさと恥ずかしさで心臓が爆発しそうになり、耐えきれなくなって……逃げてしまった。

 最後のチャンスを、棒に振ってしまった。


(むしろ、これでよかったのかもしれませんね)


 自嘲するように、あるいは自傷するように、決めつける。


(これからやることは、ヨハンに対する明確な裏切り。そんなことをしようとしているのにキスがしたいなんて……図々しいにも程がありますね)


 己を嘲り、傷つける。

 それで許されるとは微塵も思っていない。

 けれど、それくらいしないと、ヨハンに申し訳が立たない気がしてならなかった。


 クオンは一つ息をついて頭を切り替えると、兵舎の方角――ではなく、郊外を目指して歩き出した。


 しばらくして住宅地を抜け、いやに(さび)れた場所にある橋にたどり着く。

 クオンの目的地はその橋の下にある、地下水路の出入り口。

 普通ならば出入り口の扉には鍵がかけられているが、それはすでに〝先客〟の手によって壊されているため、クオンは扉を開閉する以外には何の労もかけることなく地下水路に足を踏み入れた。


 そこからしばらく歩き、魔導経脈の集約点(スポット)となっている広場にたどり着く。

 広場の中央には〝先客〟――古拙(アルカイック)な仮面とフード付きの外套に身を包んだ《終末を招く者(フィンブルヴェート)》の構成員が一人、足元に描かれた魔法陣に魔力を注いでいた。


 今の今まで殺していた足音をわざと立てると、仮面の構成員は魔法陣に両掌を向けたまま弾かれたようにこちらに振り向き、


「なんだ……あんたか」


 安堵の吐息をつきながら、クオンに応じた。若い男の声だった。


「すみませんね。お手数かけさせちゃって」

「はんッ、まったくだ。ヨハン・ヴァルナスの魔力感知力を確かめるためだかなんだか知らねえが、こうやって魔力の流れを隠蔽してりゃ、察知もへったくれもないっての。七至徒候補様が慎重すぎるせいで、本当に余計なお手数かけさせられちまったもんだぜ」


 嫌みと皮肉をたっぷりと乗せ、〝彼〟は言う。


「上手くいったらいったで、ディザスター級を召喚するための〝楔〟を一つ打ち込むことができるんですから、いいじゃないですか」

「俺はもともと〝楔〟を打ち込む係じゃないっつうの。なのに、こんなことやらされてよぉ……わかってんのか、あんた? 〝楔〟を打ち込むことが、どんだけ面倒なのか」

「勿論、わかってますよ。半日近くも魔法陣に魔力を送り続けないといけないなんて、本当に大変ですよね~」


 他人事のように言うクオンに、〝彼〟は「あぁッ!?」と怒気を吐くも、


「ですから、わたしもこうやって付き合ってるじゃないですかぁ。そんなに怒らないでくださいよぉ」


 クオンが〝彼〟の肩に手を置いた瞬間、仮面の下から引きつるような吐息が漏れ、押し黙る。

 穏やかな物言いとは裏腹に、肩に置かれたクオンの掌からは、おぞましいほどの殺気が溢れていた。


「……潜入任務中のあんたは、〝普段〟のあんたと比べたら随分まともだって聞いていたが……はッ、何の冗談だよ」


 恐怖よりも、《終末を招く者(フィンブルヴェート)》としての矜持がわずかに上回ったのか、〝彼〟はかすれた声音で強がった。

 そんな〝彼〟の態度と物言いになんとなく既視感を覚えながらも、クオンは()()()()()笑顔で言う。


「わたしはまともですよ。〝普段〟からずっと……ね」



 ◇ ◇ ◇



「逃走ルートに不備がないか、ちょっと確認してきますね」


 などと嘘をつき、クオンは〝彼〟の前から姿を消した。

 ヨハンが魔法陣を起動した際に生じる〝(おこ)り〟を察知し、〝彼〟の前に現れるという前提のもと、〝彼〟とヨハンを一対一で対峙させることで、ヨハンの力を知らしめようという魂胆だった。


(不安要素は、ヨハンの戦闘力ですね……)


 ヨハンの剣の腕は、どれだけ贔屓目に見ても並み以下。

 魔法を使った場合は話が違ってくるが、ヨハンのセルヌント公に対する忠誠心を考えると、命の危機に瀕しても魔法を使わない可能性が極めて高い。

 魔法を使ったことが発覚してしまったら、ブリック公国そのものが世界中から糾弾されることになるのだ。

 ヨハンの性格上、自分の身を護るためだけに、それを良しとするとはとてもじゃないが思えない。

 それに、魔法を使われたら使われたで魔導経脈に余計な影響を及ぼす可能性が高く、ディザスター級澱魔(エレメント)の召喚に差し障りが出る恐れがあるため、《終末を招く者(フィンブルヴェート)》として見れば、できれば避けたい事態だった。


(ヨハンは模擬戦などをしている時、たまに「魔法だったら、もっと楽によけれるのに」と漏らしていたことがありました。〝彼〟は生粋の魔法士……ならば、ヨハンの勝機は充分にあるはず……!)


 ただ知識だけが優れている程度では、ヨハンのことを、帝国にとって生かす価値があると、《終末を招く者(フィンブルヴェート)》に引き入れる価値があると思わせることはできない。

 だからここは、できれば、ヨハンの力だけで乗り越えてほしいとクオンは願う。


 やがて、今クオンがいる通路とは別の通路から、足音を殺して広場へ向かう気配を察知し、ほんのわずかに心臓が跳ね上がる。

 今の自分が、いつになく緊張していることを、いつになく罪悪感に苛まれていることを自覚する。


(理想は、ヨハンが勝って、ヨハンの脅威を充分に認識した上で〝彼〟が逃げおおせること。最悪は……)


 ヨハンが負けて、殺されてしまうこと。

 現実にそんな流れになりそうだった場合は、自分の手が〝(なかま)〟を殺し、ヨハンの仕業に仕立てる必要が出てくる。

 クオンにとってもヨハンにとってもリスキーな話なので、そうなることだけは避けてほしいと切に願った。


 広場の近くまで戻り、気配を殺して様子を窺う。

 ほどなくして、別の通路からヨハンが現れ、〝彼〟に奇襲をかけようとするも、


(あぁ……!)


 思わず、心の中で嘆いてしまう。

 ヨハンが奇襲をかけようと通路から飛び出した瞬間、同じ通路にいた蝙蝠が突然飛び立ち、その羽音のせいで〝彼〟に気づかれてしまったのだ。

 ヨハンはヨハンで蝙蝠に驚いて足を止めてしまったため、奇襲は完膚なきまでに失敗に終わり……もう、真っ向から戦うしかない状況になってしまっていた。


「そこで何をしている?」


 クオンが固唾を呑んで見守る中、ヨハンは〝彼〟に訊ねる。

 当然〝彼〟がその問いに答えるはずもなく、むしろこちらの正体に対する興味を利用して、〝彼〟は仮面を外そうとする動作を見せることでヨハンの視線と足を釘付けにし、


「轟炎逆巻け――」


 呪文を詠唱。

 狡猾な殺意にヨハンが対応できるとは思えず、クオンは自身の武装媒体(ミーディアム)を掴み、飛び出しかけるも、


(!)


〝彼〟が魔名を唱え始める前に、ヨハンが真横に飛ぶ様を見て、慌てて踏み止まった。


「――〝クリムゾントルネード〟!」


 一瞬遅れて〝彼〟の魔法が発動し、ヨハンがいなくなった床から炎の旋風が巻き上がる。

 普段のヨハンからは考えられない予知じみた回避を目の当たりにし、クオンは思わず身震いする。


(ヨハンのことを過小評価していたのは、わたしも同じだったのかもしませんね……!)


 予知じみた回避を可能したのは、ヨハンの魔力感知力と魔法の知識の賜物だろうとクオンは思う。


 魔法を発動する際の〝熾り〟を事前に察知できるから、たとえ詠唱が省略された魔法であって不意を突かれることはない。

 魔法の知識が深いから、呪文を聞いた時点でどういう魔法が使われ、どういう風に回避すればいいのかがわかっているから、魔法による攻撃をくらうことはそうそうない。

 生粋の魔法士である〝彼〟では、ヨハンを倒すのは至難の業だとクオンは確信する。


 そしてその確信どおり、ヨハンは〝彼〟の魔法を見事掻い潜り、その手に持った長剣媒体(ソード)を喉元に突きつけ、勝利を収めた。

 ヨハンは一つ息をつくと、突きつけた光刃をそのままに〝彼〟に告げる。


「準備もなしに一対一で魔法を使用する際、呪文と魔名を唱える必要があるため、初手は補助系の魔法を使い、風属性魔法で機動力を上げるなり、地属性魔法で壁をつくるなりして、詠唱する時間を稼ぎやすい状況をつくるのがセオリー。僕の挑発に乗って、呪文の短さだけがウリの〝レッドジャベリン〟を使った時点で、お前の敗北は決定していたんだよ」


 こんな状況でも、魔法について話している時は饒舌になりがちなヨハンに、クオンはクスリと笑ってしまう。

 しかし状況は、笑ってばかりいられるようなものではなかった。


 国崩しを成功させるためには、〝彼〟をこのままヨハンに捕まえさせるわけにはいかない。

 ヨハンの脅威を《終末を招く者(フィンブルヴェート)》に伝えるメッセンジャーとしても、〝彼〟には無事逃げおおせてもらわなければ困る。

 わたしと〝彼〟が仲間であることをヨハンに悟られることなく、〝彼〟が逃げる隙をつくらなければならない。


 そのために、神経を尖らせて機を窺っていると、


「もう一度訊く。ここで何をしていた?」

「……答えるわけねえだろ」

「ならば、こちらから当ててやる」


 ヨハンの言葉に〝彼〟はおろか、クオンまでもが動揺を露わにしてしまう。


(ヨハンは「当ててやる」と言う前に、魔法陣の方をチラッと見てましたけど……まさか魔法陣を一目見ただけで、それがどういう働きをするのかがわかったっていうんですか!? た、たしかにヨハンなら澱魔(エレメント)召喚の魔法陣くらいは知ってそうですけど……でも、ディザスター級の召喚に使われている魔法陣は、七至徒第五位の〝翁〟が改良に改良を加えたからオリジナルと言っても過言ではないような代物なんですよ!?)


 そしてヨハンは言葉をつぎ――……クオンの驚愕どおり、言い当てた。

 魔法陣が澱魔(エレメント)を召喚するためのものであり、それこそが〝彼〟の――クオンからしたら《終末を招く者(わたしたち)》の――目的であることを。


(すごいです、ヨハン。これなら本当に、帝国上層部にヨハンのことを生かす価値があると思わせることができるかもしれません……!)


 一縷の望みが見えてきたことに興奮していると、


「く……くくく……」


 突然〝彼〟が笑い出し、クオンは目を細める。

 こちらが完璧に気配を消しているとはいっても、クオンが事の成り行きを見守っていることには〝彼〟も気づいているはず。

 そしてクオンも、虚勢としか思えない〝彼〟の笑いを聞いて、〝彼〟が何か仕掛けようとしていることに気づいていた。


「何がおかしい?」


 声音に警戒を滲ませながら、ヨハンは訊ねる。


「収穫を得たことを喜んでいるだけさ。魔法を禁じられていても、お前が最大の障壁になることが確認できたからな……なあ、ヨハン・ヴァルナスさんよぉ?」

「なぜ僕の名前を!?」


〝彼〟が自分の名前を知っていることに驚いたのか、ヨハンが声を上げて狼狽える。

 その隙を見逃さなかった〝彼〟は、突きつけられた光刃の下をくぐる程の低姿勢で体当たりを敢行。

 ここしかない――そう思ったクオンは、ギリギリのところで反応していたヨハンを止めるために、心を鬼にして彼の名を叫んだ。


 そして――


 目論見どおりに〝彼〟を逃がし、〝彼〟が苦し紛れに召喚した炎魚の澱魔(エレメント)をヨハンと一緒に退治し、地下水路を脱し、カルセルと遭遇し、公国軍に報告し――……深夜、兵舎の自室に戻ったクオンは、深い吐息をつきながらベッドに倒れ込んだ。


「成果は上々。ですが……」


 ここから先、クオンの目論見どおりに事が進んだ場合、《終末を招く者(フィンブルヴェート)》の国崩しについてある程度は知っているであろうセルヌント公の命によりヨハンは魔法の使用を許され、ディザスター級澱魔(エレメント)と一対一で戦うことになるだろう。

 そして、それに勝利することこそが、ヨハンの〝力〟を帝国上層部に知らしめる最大の布石。

 それさえ成れば、あとは〝仮面〟のわたしの狂気(ちから)で如何様にもできる。


(でも、相手はディザスター級澱魔(エレメント)。ヨハンの魔法士として実力が話に聞いていたとおりであったとしても、分が悪いのは明白……)


 いつの間にか、体が震えていた。

 ディザスター級澱魔(エレメント)に負けることは死と同義。

 その事実が、恐くて怖くてたまらなかった。


(こんなに……こんなに〝恐い〟と思ったのは、最終試験で〝(ナイア)〟が教官と相討ちになったと聞いた時以来かもしれませんね……)


 そこまでの恐怖を感じていながら、わたしは、ヨハンを生かすために、ヨハンを死地に送り出そうとしている。


(つくづく矛盾してますね……わたし)


 恐怖と、罪悪感と、自己嫌悪に苛まれたクオンに、この夜、眠りが訪れることは(つい)ぞなかった……。

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新作「孤高の暗殺者は、王女を拾い育てる」がファンタジア文庫より7月17日に発売されマース。
本作とはまた違った方向性のダークファンタジーになっておりマスので、興味が湧いた方は下の画像リンクから特設サイトを覗いていただけると幸いデース。

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