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5話 弟子入り

よろしくお願いいたします

どうもナマケです。前回、狼との戦闘で重症をおいまして現在ベッドの上でございます。あの助けてくれた方は誰なんでしょうね?

場所 ~街の宿屋~

俺が目を開けるとそこには知らない天井があった。辺りを見回すと、机と椅子、俺が寝ているベッドがあるだけの簡素な部屋のようだった。窓から日が指していることから昼頃だと思われる。

ナマケ:

「俺はどうしてこんなところで寝ているんだっけ……?」

そう言い記憶を探る。

ナマケ:

「俺は、森で狼に殺されそうになって……そしたら誰かが助けてくれて……」

そう記憶を整理するために独り言をいっていると、部屋のドアが開いて男が入ってきた。


謎の男:

「おお、少年目が覚めたようだな! 気分はどうだ?」

そういいながら、男は俺の方へ近寄ってきた。

謎の男: 「いやはや3日も寝たきりだったからな、正直心配したぞ?」

ナマケ:

「申し訳ありませんが、どなた様でしょうか?」

謎の男:

「ああ、まだ名乗ってなかったか。俺は、イッシン=ヘイオウだ。好きなように呼んでくれ。お前が狼に襲われているところを勝手ながら助けさせてもらった。とって食うようなことはしねぇから安心しな。あと、お前の治療はヘンテコな修道女様がやってくれたぞ。なんか豚がとか言ってたが豚が好きなのかねぇ?まあいい、もしあったら礼いっとけよ。」

どうやら、この男の人があのとき助けてくれた人のようだ。また、あの修道女様にも助けてもらったようだ。

ナマケ:

「あの時助けてくださったのは貴方だったのですか、助けていただきありがとうございました。」


イッシン:

「そう畏まらなくたっていい。もっと気軽に話してくれや。」

ナマケ:

「すいません。このしゃべり方は癖みたいなものですから、おいおいと言うことでお願いします。」

イッシン:

「まあ、今はそれでよしとしとくか。そういやお前さんこれからどうするんだ?」 ナマケ:

「エーメン共和国にいると言う凄腕の槍使いさんを訪ねようと思っているのですが、イッシンさん何かご存じないですか?」

イッシン:

「すまないが知らんな。しかし、その槍使いにあってどうするんだい?」

ナマケ:

「旅の同行者になってもらおうと思っていたのですが、今は師事を仰ぎたいと考えています。」

イッシン:

「そいつはどうしてだ?」

ナマケ:

「死なないためです。そして、生きるためです。」

イッシン:

「本心からそうおもっているのい?」

ナマケ:

「はい。あの狼達に襲われて今までの自分を振り返りました。でも、なにもなかったんです。今までの俺の人生は空虚でした。働きもせず、遊び回るだけでした。俺は、なにもやってはいませんでした。それをひどく後悔したんです、このままでは死ねないと。生き残った今俺は、俺にしかできない事をやりたいと思っています。そのためには生き残る力がいると思うんです。俺にはそれがひどく足りない。だから、その為の心を技術を先達から学びたいのです。」

イッシン:

「そうか。なら、その力をもってなにをする?」

ナマケ:

「この世の理不尽をねじ伏せます。」

イッシン: 「力でか?」

ナマケ:

「いいえ、力だけではより大きな力によって潰されるだけです。だからこそ信念をもって望みたいのです。」

イッシン:

「今のままではただの綺麗事だな。それをやれると証明できるのか?」

ナマケ:

「できません。ただ……もう逃げることはしないと誓います。」

イッシン: 「そうか。できないか……クハハハ!!いいねぇ、気に入った!なら、お前さんは今日から俺の弟子だ!」

ナマケ:

「へ? 弟子?」

イッシン:

「そうだ! 何せお前が探してる槍使いは俺だからな!で、俺の弟子になるのかならねぇのかどっちにすんだ?」

ナマケ: 「なります! ならせてください!」


こうして俺はイッシン師匠の弟子になりました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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