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玄関を開けたら異世界でした  作者: 鈴木寛大
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第2章 1話 魔法使い

スピカルのメモを頼りにガラム王国の外れの丘にやってきたアヤト

丘の上にあった小屋から現れたのは小さな女の子だった!

アヤトはどうなる!!

「遅い遅い。全くなぜすぐ来なかった?」

 女の子は怒っているようだった。なぜ起こっているのか全く分からない。なにより俺のことを知っているのが不思議だった。

「ん?どうしたアヤト」

 なぜ…俺の名前を知ってるんだ…

「なんで俺の名前を知ってるんですか?あなたは誰なんです?」

「そんな当たり前のこと聞いてどうする?あたしはこの国のいや、この世界最強にして最高の魔法使い!まぁ今は魔法士と呼ばれているみたいだけどね!全く!スピカルのことを少し操作してメモをあんたに渡すくらい訳ないってことよ!」

スピカルを操作?メモ?全部この子が…

「本当にそんなこと可能なのですか?何より…あなたはまだ子供じゃないですか…」

 当たり前の疑問を小さな女の子に投げかけた。

「ふむ。まぁ疑うのは当たり前だな。じゃあこれでどうだ?」

 と言うと悪い笑顔になった女の子は俺に人差し指を向けた。が何も変わらない。

「何も変わらないじゃないですか!」

 いや、変わっていた。今出した俺の声は俺の声じゃない。

「変わらない?そう…もっと大きくしたほうがいいかな?」

 と言ってまた悪い顔をしていた。肩に慣れない重みが伝わってくる。猫背になってしまう。まさか…胸を触るとやっぱりあった…

「何してくれるんだ!!この声…この胸!!俺を女にしたな!」

「アハハハハハハ。おかしい~!いいおっぱいになったじゃない!美人よあなた。ほらあっちの鏡で見てみなさいよ」

 言われた方向を見るとびっくりほどの美人がいた。

「え?これが俺!?って驚いてる場合じゃない!元に戻してください!」

「はぁ…せっかく美人なのに。ほら」

 女の子が少し残念そうな顔をしながらまた人差し指を俺に向けると重かった肩が急に軽くなり少し前に踏み出してしまった。鏡を見ると元の俺の姿だった。

「ありがとうございます。それであなたは誰なんですか?」

「なに?さっき説明しただろう?最強最高の魔法使いと」

「名前を伺っていません!」

「あぁ、忘れてた。どうも全てを知ってしまうと相手も同じだと思ってしまうんだ。あたしはDr.パップよ!パップ様と呼んでちょうだい!」

 女の子はDr.パップと名乗った。間違いなく魔法士だった。いや、魔法使いと言っていたな…

「あの…最強最高の魔法使いとおっしゃってましたが…。」

「まだ疑うのか?!また女にしてやろうか?」

 また悪い笑顔を浮かべているパップ。本当に勘弁してほしい。

「いや、それはやめてほしいです」

「ん~つまらないな。まぁいいや。さてアヤト、お前この前の戦い何もせずに負けたな。しかも相手にはお前と同じような格好をした人物がいたのも見た。さぁ、アヤトこれはどういうことかわかるか?」

 まさか…このパップという女の子は全てを知っているのか…

「なぜ知ってるんですか?その通りです。何もできずに負け、同じ格好をした人がいました。どういうことっていうのは…」

「転移者がお前だけじゃないってことだよ!もうあたしはなんでも知ってるの!隠すだけ無駄!」

 転移者という言葉も知ってるのか…

「もしかして転移者は俺が初めてじゃないんですか!?」

「あぁ。そうだよ。転移者はこの国だとお前で2人目。この世界だとたぶんあと19人くらい現れると思うわ。全員で21人になるわね」

「もしかしてあなたが転移させたんですか?だとしたら早く帰らせてください!!」

「そんなわけあるか!なんでそんなことしなきゃならないのよ!あたしは今のこの世界で満足してるのよ。さて、言い合いはこのくらいにして」

 パップは一つ間を開けてつづけた。

「あんたにはこの戦争勝ってもらわないといけないなって思ってるの。それには今のままのあんたじゃあいつには勝てない。じゃああたしが一肌脱いでやろうじゃない!ってことよ。あんたにあたしの魔法の知識詰め込んであげるわよ」

「俺が魔法を使えるようになるんですか?」

「なるわよ!あたしが直々に教えるんだから!あたしと同じくらい最強にしてあげるわ!」

 思ってもみないことだった。俺が魔法を使う…考えたこともない。

 しかも相手は嘘か真か最強にして最高と言っていた。

「さぁ、アヤト!行くわよ!」

 パップは意気揚々と俺を招く。その姿はやっぱり小さい女の子だった


最後まで読んでくれてありがとうございます!

だいぶ書きためられたのでまた投稿していきます!

評価、コメントよろしくです…

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