第28話:魂の書への幽霊潜入
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魂の書が自らページを…二つの名前を細い線で繋いで「絆による承認なき分離。未解決事案」って。あと無形状態が自在に…!38.40%です。Xもやってます→ @Sora_no_TENKAI
命令は功を奏した。
実際、あまりにも上手くいったため、その直前までの計画のどの部分よりも、私自身がその成功に一瞬怯えてしまったほどだ。衛兵は後ずさりし、正式な身振りのように槍を二回床に打ち付けた。そして、暗い金属の扉が低くうめくような音を立てて横にスライドし、ほぼ完全な暗闇に沈んだ廊下を現した。
「ほら見ろ」私たちが入り、背後で扉が閉まると同時に、ケイルが得意げに囁いた。「上手くいくって言っただろう」
「おそらく失敗するって言ったじゃないか」
「俺はいつだって両方言うのさ。そうすれば何が起きても俺が正しいことになる」
深層書庫棟は、天界の禁忌図書館とは似ても似つかなかった。あちらが広大で、埃っぽく、識別可能な区画に整理されていたのに対し、こちらは窮屈で、湿気に満ち、正体を知りたくもない黒く光る液体が染み出す岩壁に囲まれ、どう見ても普通の革ではない素材で装丁された本の重みでたわみそうな棚が並んでいた。
部屋の中央、石の台座の上には、巨大な一冊の書物が置かれていた。ページ数は物理的にそこに収まるはずがないほど明らかに多く、表紙はゆっくりと鼓動する心臓のように、弱く一定の光を脈打たせていた。
「魂の書だ」ケイルが確認した。彼でさえその場所が畏敬の念を要求していると感じたかのように、自然と声が低くなっていた。「深淵の両側を通過したすべての魂が、ここに一行ずつ記録されている。理論上はな」
私は近づき、ポケットの中で羽根が熱くなるのを感じた。まるでそれが、この瞬間の重要性を認識しているかのようだった。
その時、私はその音を聞いた。
それまで気づかなかった横の通路から、揺らめく光を伴って、低く機械的な羽音が近づいてきた。
「あれは何だ?」私は囁いた。
ケイルは青ざめた――彼の肌が元々赤みがかっていることを考慮すれば、悪魔的な意味で青ざめたのだ。
「自動清掃員だ」彼は私を棚の裏へと引き込みながら囁き返した。「シフトの合間に書庫棟の掃除をするんだ。そして奴は、埃、浮遊するゴミ、そして……まあ、小さくて軽くて場違いなもの全般を、あまり上手く区別しない」
「それに私も含まれると?」
「お前が作り上げたその完全に実体のある体の下に、残留する半透明な存在をまだ走らせていることを考えれば、特にお前は含まれるだろうな」
羽音が大きくなり、光が十分に近づいたことで、私はその姿をちらりと確認できた。吸盤のついた細い触手をたくさん生やした球体の生物が、メインの通路をゆっくりと浮かびながら進み、容赦ない効率で目の前にあるものすべてを掃き清めていた。
それが私たちの方を向いた。
「走れ!」ケイルが鋭く言ったが、私がまともに反応する前に、清掃員の触手の一つが私に届き、吸盤が私がまだ着ているマントの巨大な袖に吸い付いた。
私は強い吸引力を感じた。それは恐ろしい機械的な決意をもって、私をその生物の方向へと引きずり込もうとしていた。
パニックになり、よく考えもせず、私は自分の体が勝手に覚えているらしい唯一の行動に出た。力を抜いたのだ。
抵抗しなかった。かつての、ほとんど何者でもないような感覚、存在の指の間から滑り落ちるような感覚を再び表面に呼び戻し、本当の硬い体を手に入れてから初めて、意図的に、部分的な無形状態になった。
吸盤は掴むべきものを失い、私の体を通り抜けた。突然の抵抗の喪失に混乱した清掃員は、機械的な苛立ちのような羽音を立ててから、再び前に浮かびながら進み、他に吸い込むべきものを探し始めた。
私は立ち尽くし、自分の手を見つめていた。今は半透明になり、実体とそこに存在しない状態の間を揺れ動いている。私の最初の姿と正確に同じ物理的な名残だが、今は弱さによって押し付けられたものではなく、制御され、選ばれたものだった。
「タリエル」ケイルが目を見開いて囁いた。「お前……光ってるぞ」
私は下を見た。彼の言う通りだった。実体と無形状態の移行にある私の肌は、私の足跡が放つ光に似た、しかし体全体に広がった弱く白い光を放っていた。
`[残留思念:異常反応を検知]`
メッセージが私の視界に点滅した。これまでに見たどんなものとも違っていた――いつもの黄金色の輝きではなく、もっと弱く、不確かなもの。まるでシステム自体がこの反応をどう処理すべきか迷っているかのようだった。
「こんなこと、以前は一度もなかった」ゆっくりと実体に戻りながら私は言った。光も消えていった。
「魔界へようこそ」ケイルが呟いた。「ここでは天界のスキルが時々、予想と全く違う反応を示すことがある。ここのシステムは向こうの論理とは多少相容れない論理で動いているからな」
清掃員は、他の棚で見つけた普通の埃で今のところ満足したのか、横の通路へと羽音を立てて戻り、来た時と同じくらい突然に姿を消した。
私たちはその隙を突いて走った――私の場合は、まだその感覚の新しい限界を試しながら部分的に浮かび上がりつつ――中央の台座まで。
魂の書は私の手に触れるとひとりでに開き、追うことが不可能な速度でページがめくれていき、やがて特定のページで唐突に止まった。まるでその本自体が、私が何を探しに来たのかを正確に知っているかのようだった。
そのページには二つの名前が並んでおり、細く震える線で繋がれていた。私の名前と、ケイルの名前だった。
そして名前の下には、深淵のどちら側でこれまで見たどんなものよりも古いと思われる筆跡で、たった一文だけが書かれていた。
「絆による承認なき分離。未解決事案」
「未解決事案」私は声に出して読んだ。「いつから未解決なんだ?」
私の肩越しに覗き込んでいたケイルは、長い間沈黙した後、新たな重みを帯びた声で答えた。
「俺たちが死んだ日からだ、タリエル。これはずっと、あの時から解決を待っていたんだ」
第28話 終 ― 存在度38.40% ― 無形状態の覚醒、書物が絆を確認
お読みいただきありがとうございました!
朝と夜、1日2回の加速連載もいよいよ佳境に入ってまいりました。
タリエルのレベル0からの大逆転劇(ざまぁ予定)、ここからさらに熱い展開が待っています。
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