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異世界に召喚依頼の適当言う者   作者: 超究明蝶助
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王都−48

王都街壁西門の貴族用入り口から壁内に入り冒険者ギルドへ。

入って直ぐの買い取り所にゴブリンの魔石と薬草等を出し、猪と黒狼の変異種らしきものがあると告げ暫く待った。

買い取り所の人とビュートがやって来て、裏の倉庫へ行き出す事になった。

「うわぁ。ここまで綺麗に丸々持ってこれる人もなかなか見ないな」

猪を見て解体をするらしい職員が笑顔で褒めてくれた。

「次は大きい変異種だから、驚いて叫ばないでくれよ?」

「どれ位の大きさだったんですか?」

(単位も変換されてるかな?)

「4メートル位かな」

「え…」

「とりあえず出すから離れてて」

「「「!?」」」

事前に言っておいたので叫びはしなかったが、暫く絶句していた。

「魔石だけは抜いておいたけど…誰かいる?」

マスタがメルトやダイアナ、ドイルにも聞くが特に必要じゃ無いようなのでビュートに聞いてみる事に。

「抜いた魔石、ギルドでいるなら売るけど?」

「え、ああ。買います買います是非、その大きさを見るとBランクはある魔物でしょうかね」

ビュートは魔石の大きさや質からそう予想をつけた。

「2人的にはどう?」

メルトとドイルにマスタが聞いた。

「対峙して戦った感じでもBランクは確実だろうな」

「マスタ様とダイアナの魔法で押さえ込んでいなければ、風属性の強化か魔法を使った可能性があります。それを踏まえてもBランクはありますね」

「やはりそうですか。しかしこの短時間で戻って来たという事は、かなり近場にいたんですよね?」

ビュートは真面目な顔になり聞いてきた。

「そうなるね。メルト曰く初心者も来る可能性のある場所らしいし、被害や発見の報告は無いかな?」

「いいえ、今のところ居なくなった、被害を受けた冒険者の報告はありません。発見も同様です」

「それなら良かったのかな?俺達が最初で討伐出来て」

「確認が取れましたら、改めてお礼を」

「いや、いいよ。ただ注意喚起はしておいて」

「それはギルドの意義でもありますので、確実に」

その後マジックバッグの大きさがとか聞かれたので、口止めをお願いして買取価格は後日マスタに入金しておいてもらう事に。

金貨12枚位にはなるそうなので、マスタから3人に金貨3枚を渡し、後日多ければ差額を追加で払う事に。

少し多い気がしたが、変異種の丸々の買い取り分、身体と出現の情報分、更に討伐報酬も加算されるらしい。

本来大人数で討伐し、部分的に持ち帰り分けるとかなり減るという事を考えると相場らしい。

しかし、マスタは武器防具の損耗もある事を考えると、厳しい世界だと思うのだった。


その後ギルドを出て、ドイルは懐に余裕が出来たので宿を探した後、鉄壁の盾に顔を出して夕食を食べると言って足取り軽く去って行った。


「さて、夜の会議には時間もあるし、今後使う物の買い出ししておくか」

ダイアナにノートとボールペンを渡し、中に書いてあるものを買った後でチェックする様に頼み、書いてある物を取り扱っている店をメルトに案内してもらい、マスタは無限倉庫にしまうというのを街中周って、時間ギリギリまで続けた。

王城に戻る馬車の中で一息吐きながら話していた。

「マスタ様のペンと紙はやはり物凄いですね。扱いやすさが、造りが考えられてます」

ダイアナがノートをマスタに返しながら絶賛していた。

「私達の世界でも理想とする形の1つなのでしょうね」

メルトもノートを見ながら感心した様に頷いていた。


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