↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に召喚依頼の適当言う者   作者: 超究明蝶助
19/68

王都−17

「い、いろいろですか?」

「はあ〜。さすがですね〜」

メルトは戸惑いダイアナは感心していた。

「まあ、無駄遣いをしたい訳じゃ無いけど。今後の事を考えると目眩しに使おうかと思って」

そう言って何も無い様に見える胸の前の空間から、りんごのような果物を取り出した。

「!!」

「!アイテムボックス…ですか?」

「多分違うけど、似たようなものだね」

メルトが言うアイテムボックスは適性のあるとされる特定の人だけが使える空間魔法の事だが、マスタのそれはスキルの為魔力を使わない。

まだ多くのスキルや魔法を取得出来ないマスタが、今朝考え付いた{持っているスキルの使い方を変える}というものの結果が無限倉庫というこの空間操作スキルの使い道だった。

最も既に空間操作で色々やっているのだが、本人的に別枠だと思っていた為発現しなかったとは気が付いていない。




その頃遠くて近い謎空間で見護る創造神と呼ばれる存在は、マスタという青年の能力について考えていた。

今迄に見てきた者達とは、想像する内容が格段に多くて具体的な所に興味が湧き、送る前に少し流れ込んできた青年の世界の記憶に思考を向けた。

(ほう。異世界のラノベ…あの世界はこんなにも想像に溢れているのですね。英雄と勇者の違い…青年の国での英雄とは秀でた強さや才能を持つ者、勇者とは特殊や特別な力を持っているという考え。そう思っている青年の考えも魔法やスキルの発現に影響していますね。…どうなっていくのか期待、高揚、…楽しいとはこの様な感覚なのでしょうか)




一方珍しい靴の検分を終えたハウキンズがマスタ達の元に靴を返しに来てみれば、大量の追加注文の相談が待っていて頭を抱えていた。

「なんだってそんな話になったんだ?金額や期間は置いといてどんな機能を付けるって?」

「耐久性、耐水性、重量軽減、蒸れ防止、後は跳躍力増加とか?」

「いや、そんな伝説級無理だろ。…せめてこっちでできるものの中から2つ選んでくれ。それで精一杯だ」

ハウキンズがそういう横で女性2人が同時に 大きく 呟いた。

「蒸れ防止…」

「私のにも付かないかな。蒸れ防止」

慌ててハウキンズが止めに入った。

「気持ちは分かるが無理だったんだよ。風魔法陣だとその…なんだ…乾いた汗の匂いを勢い良くな…ブワッと吹き出して服も捲れちまうしな…」

「そ、それはちょっと」

「あ〜…ですねえ」

落胆する2人を見ていたマスタが

「俺の靴にもある 中敷き を作れないか?」

マスタがスニーカーから中敷きを出して見せた。

「そういう用途だったのか!」

ハウキンズが叫び、メルトとダイアナも覗き込んできた。

(靴に顔近付けられると、恥ずかしいんだけど)

サッと靴をしまい、誤魔化す様に説明する。

「何枚か作っておけば、中敷きを洗って乾かす間は入れ替えればいいし。寒い季節は毛足の長い中敷きにも出来るしね」

マスタが言い終わるや

「私の靴の中敷きを3組作成お願いします」

メルトが詰め寄っていた。

「わ、私にも3組お願いします」

「ちょ、ちょっと待てい。マスタは中敷きの情報を広めても良いのか?」

真面目な顔付きになったハウキンズに、2人もマスタに視線を向ける。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。