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僕は異人です  作者: シノユウ
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あと少し

楓は見上げる本当にこれで良かったのかと。

彼の屋敷を...。

それは修復されたように見える屋敷。

何回も見ない人からは元通りと思うが、それは他所の人だけ。

ここに住んでいる者からしてみれば少し違う。

違和感がある。


「これでよかったのかな?」

「新しくなりましたし、気分も入れ替えるという意味でもいいのではないでしょうか?」


この屋敷を変えた者の一人のアエルがそう答える。


「作っちゃったしいいんじゃない?」


楓の将来のお嫁さんの中では常識があるセリアでさえそう言う。

そのセリアの言葉を聞き楓はさらに深く考える。


「前の豪華な感じとはまた違い、柔らかな雰囲気になりましたのでいいですわ!」


ルーンの言う通り雰囲気は大分変わった。

前は白を基調とした緑などが入った見た目だったが、今は茶色を基調としてモダンな屋敷へと変わった。


「まあ、私はそんなこと関係無いけどなー。」

「そうだね。ライは基本お洒落とか興味無いもんね。」


ライは楓の素直な感想にむっとなった。


「私だってお洒落くらいするぞ!あれか、私が子供のような姿だからそう言っているのか!」


ふん!とライは楓から顔を背けると神力を高めだした。

やばい。

そう感じたのは楓をはじめフウ、ネイも同じだろう。


「だめだ!」


飛びつき神力を高めるのを止めさせる。

三人とも考えが同じなのか下からライ、楓、フウ、ネイの順番で地面に倒れた(ライを抑えるために)。


「いてーな!なにすんだよ!」

「ちょっとライ来なさい。」


冷たい声でフウはライにそう言うと、フウがこの様な姿を見せるのは珍しいのかライも少し構えていると、フウは楓達にニコッと笑いテレポートした。


「あーああれはダメっすね。フウさんがあの顔するのってなかなかないっすから。ライさんしぼられてかえってくるっすよ。」

「うんだよね。僕のそんな気がする。」


事の意味が分かっていないアエル、セリア、ルーンは心底不思議そうな顔で小首を傾げフウがテレポートした所一点を見ていた。


「あー多分これあのフウがここまでのことしたっていう事の驚きで固まってるね。」

「そうっすね。じゃあ今のうちに!」


そう言って楓に飛びつこうとしたネイの頭にチョップをいれ動きを止めさせる。

ネイは「う」といい大人しくなった。


「お前はいつでも僕を襲ってこようとするな!」

「いやーそれが私の役目というか使命というか...。」

「なに馬鹿なこと言ってんだ。」


更にもう一回チョップをかます。

痛がっているネイをおいて放心状態の三人の所へ楓は向かう。

右手を構える。


「バチンッ!」


楓は指を鳴らし三人の意識をこの世に呼び戻す。


「ハッ私は何を...?」

「なんかベタなこと言ってるねアエル...。」


楓に言われ気づいたアエルは少し顔を赤くして俯く。


「フウとライは帰ってくるの遅れそうだから先にご飯食べようか。」


食堂に移動すると、いつも通り豪華な朝ごはんが並べてある。


「今日も美味しそうだねー。」


セリアがそう言う。

元々はただの一般庶民であったアエルやセリアもここに住み出してから少しずつこのようなものに慣れ、今ではそれが普通のようにまで成長した。

それら楓に当てはまることである。


「食べますか。いただきます。」

「「「「いただきます」」」」


食事中にでもネイの攻撃は収まらない。

口移しをしようとしたり、あーんをしようとしたり、そのような事をする度に他の三人が反応する。

全て楓は断っているが。


「つれないっすね楓さん。」

「馬鹿を言うな食事くらい自分でできる。」

「照れちゃってー。」

「照れてない。」


チョップをかます。

そんな楽しげな時間を過ごしているとフウとライが帰ってきた。


「遅れて申し訳ございません。」

「わりぃ。」


ライの方は悪びれている気はなさそうだが。


「「いただきます」」


二人も食べ始める。

食事もひと段落ついた楓が話しかけた。


「皆に聞きたいんだけどさ応接間ってあるじゃん?そこのさ絵画とかお皿とかってやっぱり用意しないといけないかな?」


「用意するべきだと思いますわよ。応接間はお客様を対応する部屋ですので少しでも権力を持っている事を証明できるような物を揃えるのがいいですわ」


一国の王女として伊達に生きてきたわけではないということがわかるルーンの言葉に楓は頷く。


「そのことはわたくしからもお願い申し上げます。」


その声の主は執事のアイルだった。


「ルーン様もおっしゃられた通り、応接間は他の部屋とは別に華やかに飾る必要がありますので。」

「わかりました。ではちょっと僕はご飯を食べたら絵画などを買いに行く資金を貯めてきます。」

「お気をつけください。」

「はい。」


資金貯め=魔獣狩りだ。


「どうしようかな?皆ついてくる?」

「もちろんです。」

「うん。」

「行きますわ。」

「久しぶり身体を動かすいい機会だなー。」

「少し身体も訛っていましたし。」

「狩りですか!」


皆ついて行くようだ。

皆食堂から出ていき自分の部屋にもどって準備を始めた。

遅れて申し訳ございませんでした!

言い訳をさせてください。

書くまでのやる気を出すのが難しくて、サボっていました。

しかし書き始めると楽しくて書けるので、これからも頑張って書いていきます!

絶対に完結してやる!

自分のやる気の為にもブックマーク登録、評価していってくださいね?

感想もお待ちしております!

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