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僕は異人です  作者: シノユウ
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終わり

平凡な日常は一瞬で終わってしまう。

それがこの世の摂理。

それは誰もがわかっていること。

しかし、誰もが望んでいないこと。


いつものようにリビングでソファに座り新聞を広げ朝を過ごしていた。

新聞の片隅に誰もが見ないような所に楓は興味をしめした。

そこにはこう書かれてあった。


牢屋もぬけの殻犯罪者脱獄


この一言の後に小さく牢屋の写真があった。


「脱獄ねぇ。そのうち捕まるでしょ。」


そんな呑気に考えていた楓だが、少し嫌な予感がした。

そんな考えをしていると現実になりそうで怖くなり考えるのをやめた。


「朝ごはん食べようかな。」


楓は立ち上がり食事をしにリビングを出た。


テーブルの上にはクリスさんが作ってくれた朝ごはんとは思えないような豪華なご飯が並んでいた。


「美味しそー。」

「ですね。」


後ろから声が聞こえた。

それに驚いた楓は咄嗟に距離を取ってしまう。

楓の後ろにいて、声をかけたのはアエルだった。

そしてその横にセリア、ルーン、フウ、ライ、ネイがいた。


「今日も仲良く皆で食べますか。」

「そうしましょう。」


アエルが応える。


皆で喋りながら楽しく朝を過ごす予定だった。

しかし、そうとはならなかった。

楓が危惧していたことが起きたのだ。

街の方で大きな爆発音がした。

街から少し離れた楓邸まで聞こえる程の大きな音。


「今何か音がしたよね?それも爆発音的なもの。」

「した!」


セリアが応えた。


「ちょっと見てくる。」


楓は食堂を飛び出し街の方へ向かった。

そこには街のシンボルとも言える時計塔が倒れていた。

それをした犯人は直ぐにわかった。


「あいつめ!」


空にあの楓が豹変した理由となった男が浮いていた。

そして楓邸に向かい空を泳ぐように飛んでいった。


「《テレポート》」


楓は急いで帰らなければいけないため、身体が痛むことを無視して照れ隠しやして食堂に帰ってきた。


「《スピーカー》《マイク》」


楓は自分の口元に魔法陣をだし、屋敷の使用人全員の耳元にも魔法陣をだした。


『皆さん急いで地下にかくれてください!理由はことが終わりしだいお話します!早く!』


「フウとライとネイは残って!他の三人は早く地下へ!」


三人は驚きながらも地下室への扉がある所まで向かった。

階段を急いで降りる音も何個が聞こえたので皆地下に移動したことを楓は確認した。


「《ルビー》《ダイヤ》」


召喚獣であるドラゴンのルビーとダイヤを呼び出し完全に戦闘態勢に入った。


外に飛び出し上空を見上げると男が不吉な笑みを浮かべ浮いていた。

男は一瞬にして地面に着地し、その顔を楓に向ける。


「久しぶりだなぁ!探したぜお前。街はあの時の仕返しだよ。」

「脱獄したのはお前だったのか!」


楓は今日見た新聞記事を思い出す。


「これもプレゼントだ!」


男はそう言うと同時に屋敷に向かって指を鳴らした。

すると屋敷に火がつき一瞬にして燃え尽きた。


「お前お前お前!」

「これくらいじゃないと気が収まらんのでな!」


楓は怒り男の懐に入り殴ろうとした。

しかし、全身に激痛が走り力が弱まる。

殴ろうとした瞬間楓は男の身体に何やらバリアのようなものが張られており弾かれた。

弾かれた瞬間に男は楓の腹を思いっきり蹴った。


「ぐはっ」


楓は思わず声が出てしまい次に内蔵がぐちゃぐちゃに潰される感覚を味わう。

激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛。


「あぁぁぁぁぁ!」


痛みにもがき苦しむ楓。

それを見かねたのかネイが瞬時に熱の大剣を作り男を真っ二つに切ろうとする。

しかしそれに気づいていた男は手の甲を大剣に当てて弾き返した。

ネイが勢いで転がる。


「だい、じょうぶか?ネ、イ。」


反応がない。

怒るしかし身体が言うことを聞かない。

そんな楓の代わりにライが雷の剣で男に飛びついた。

しかしネイと同じく弾かれ地面に転がる。


「ラ、イ。」


また楓の怒りが増す。

フウはただただ絶句し、その光景を見ているだけだった。


「あん時の女の子じゃねぇか!今度こそはいい事しような?」


そう言いながら男は全焼した屋敷の中に向かう。

男が立ち止まった先には皆が避難した地下室への扉があった。

その扉を簡単に破壊し中に入った。

直ぐに男は出てきて気絶した避難した皆が宙に浮いて一斉に出てきた。


「可愛い子ばっかりじゃねぇか!全員貰ってくわ!」


そう言いながら男は楓に近づき楓の腹をもう一度蹴った。

楓は転がる。

転がりそして柵にぶつかった。

もはや気絶したような姿の楓が横を向きながら笑った。

そう、あの豹変した時のように。


「ははは、はははははは!」


ただ笑っているそれが感に触った男は楓に近づきもう一度蹴ろうとした時寸でのところで脚を誰ものかに掴まれた。

それは今も笑っている楓。

そして笑いが止まった。


戦いが始まる。

申し訳ございません!

めちゃくちゃ最近忙しくて書く時間がありませんでした!

そんな自分の小説をこれから読んで下さると嬉しいです!


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本当に評価してくれる方がいなくて、自分少し悲しくなってます。

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