表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は異人です  作者: シノユウ
PR
60/81

治療

起きるとまた楓の前には知らない天井があった。


「また知らない天井だ。」


楓はムクリと起き上がり何があったかを思い出す。

楓はフウに疲れたを癒して貰い家へ帰りそのまま寝た。


「特に変わったことはないな。」


不思議に思いながら辺りを見渡す。

そこは知っていて知らない場所。


「神界か。」


そこは何もない空間がどこまでも続いているような場所。

今まで訪れた事のある創造神界と精霊神界ではない。

空間そのものが違う感じがする。


「誰の神界だろう?」


楓はベッドからでて歩き出す。

歩く事で激しい頭痛がする。

その頭痛に耐えながら歩く。

しばらく歩くとふと水の音が聞こえたような気がした。

水の音がした方へ歩いて行くとそこには見覚えのある人物がいた。


「創造神様。」

「楓君、起きて大丈夫か?」


お創造神は振り返らずにそう聞く。


「激しい頭痛がします。」

「そうか。まああれほどの力を一瞬だけでも使ったんだ仕方がない。」


あれほどの力。

そのフレーズに楓は疑問を抱く。

なんのことかわこらない。

確かに何かはあった気がするがその記憶がない。


「その力というのはどのやうなものですか?」

「もしかして覚えていないのか?」

「はい。」

「そうかまあ無理もない。君がある組織を追って潜入したのは覚えているか?」

「はい、覚えています。」

「そのあとに君は自我を失い何かに取り憑かれたかのように暴れた。それは一瞬で終わったがその一瞬だけでも命とりになるほどの力だった。実際あの力が何だったのか私にも分からない。」


楓は思い出す。

怒りがこみ上げそこから意識がなく気づいたら目の前の男は倒れフウが泣いていた事を。


「そうか、あの空白の時間にその力が何らかの形で発動したっていうことか。」

「ああ、多分そうだ。君はその力を使ったせいで身体に異変が起きている。それを回復のスペシャリストである精霊神になしてもらったが、それはまだ治らない。」

「つまりそれは・・・。」

「そうだ神の力を超えた力であったということだ。」

「そうですか。」


楓は考える。

それがどのようにして起こったのかを。

勿論答えに辿り着くはずもない。


「君はしばらく力を酷使するのはやめておいたほうがいい。今君は死んでいてもおかしくない状態だ。次あの力が発動した時に君が生きていられる保証はない。」

「わかりました・・・。」


アエル達に何かあれば楓が無茶をするのは創造神も分かっている。

だが、忠告しなければ楓が直ぐにでも死んでしまいそうで怖かった。

だから創造神は忠告をした。


「いいかい、君は使うなと言っても誰かの命の危険に遭遇したとき、君は迷いなくその力を使うだろう。だがそれが君の意思ならばそうしても構わん。ただ私は君を失いたくない。君の家族もな。」

「わかりました。僕は僕のただ一つのこの命を大切に大切にします。」

「そうしてくれ。」


創造神との会話はここで終わった。

そのあとは創造神に楓は家にテレポートされ自分の部屋に帰ってきた。

そこには誰もいない一人が暮らすには広すぎる静かな部屋。

楓は広い部屋の隅に置かれたベッドに寝転がる。

身体が怠い。

フウには大丈夫なように見せたがあれはフウを心配させたくないため。

身体が重く頭が痛む。

動く気にならない。


「どうしようか。」


楓は考える。

これからみんなに隠しすると続ける方法を。

いつものように接する方法を。

皆心配性だ。

自分が倒れたりすれば精神の病になるかもしれない。

楓はそれを恐れただ皆を騙し続ける方法を考える。

騙し続けるのも楓にとっては辛い。

究極の選択肢だ。

そんなことを考えていると扉がノックされた。

楓は直ぐに起き上がり近くにあった椅子に座る。


「どうぞ。」


椅子に座る動作でさえも頭痛がする。

それを悟られないようにいつものように笑顔で扉をあけ入ってきた人物をみる。


「楓さん。」

「どーしたの?アエル。」

「少し散歩に行きませんか?」

「散歩か、いいね行こうか。」


楓は怠い身体無理矢理起こし立ち上がる。

身体全身に激痛が走る。

そしてそれを悟られないようにアエルに顔を合わせずに前を向く。


「ちょっと準備するから待ってて。」

「わかました。」


アエルはそう言い部屋を出ていった。


「さあ、どうしようかな。散歩か・・・まあ気晴らしにでも行くか。」


楓は準備をやり終え部屋を出てアエルの部屋に行く。

扉をノックしアエルが反応したのを聞き準備が出来たことを伝える。

直ぐにアエルが出てきた。

アエルは白のワンピースを着て出てきた。

それは元の世界でもある服だ。

楓はアエルよその姿をみて少し前の世界を思い出す。

そんなことをしている内にアエルは先に階段へ歩いて行き下へ降りる。

楓もそれに続き階段を降りる。

階段を降りると仕事中のアイルさんがいた。


「アイルさん、僕とアエルは今からちょっと散歩に行ってきますね。」

「わかりました。気をつけてお行きください。」


楓は執事のアイルにこれからなにをするかを伝え屋敷をでた。

更新ペースはやっぱりあげれそうになさそうです。


ブックマーク登録、評価是非していってください。

感想もお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ