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僕は異人です  作者: シノユウ
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二度目

僕は襲われていた人達と一緒にチンピラ達を連れて(引きずって)衛兵の詰所に来た。

元の世界での警察みたいな役割をしている人達がいるところだ。

実際僕も過去に一度前住んでいた国で行ったことがある。

この町には詰所が何個かある。

今いるとこりはその一つだ。

石造りで他の家などとは全く違うオーラが出ている。

中は意外広く真ん中に十人程は使えそうな縦に長いテーブル、そして椅子が左右に五個ずつ並んでいる。

そして奥の左側には鍵がついた鉄製の扉がありその反対には木でできている扉がある。

そしてその間に一人用のテーブルがあり椅子があり、そこに椅子に座りテーブルの上で何かを書いている人がいた。

白をメインとしてこの国の紋章が金の刺繍ではいっているマントを着ていて座ってても身長は高く体つきはガッシリとしていて青色の髪を肩まで伸ばしている人がいた。

僕にきづきこちらに衛兵がやって来た。

僕は一礼して近づいて行った。


「どうされましたか?」


衛兵は顔は可愛い感じで声はとても落ち着いている感じだ。

モテるのがすぐに分かる。


「ちょっと厄介な事になりまして。」


そう言いながら後ろで倒れているチンピラ達を見た。

衛兵は落ち着いていた顔が少し驚いた顔になったのがわかった。

衛兵が僕に向かって何があったのかと聞くような顔をして見てきた。


「簡単に説明しますと、この方達が絡まれてましてそれで事情を聞くとなにやな無理やりどこかへ連れていかれそうになっていたとのことなので少し気絶してもらいました。」


そう言って苦笑いしながら後ろの人達をみた。

衛兵も苦笑いしながら話を聞いた。


「分かりました。とりあえず中へお入りください。」


衛兵はそう言い僕たちを中へ入れてくれた。

椅子に座り僕の正面には衛兵が座った。


「ではまず最初に何があったのかを聞かせてもらってもいいですか?」


僕は最初の方はあまりわからないので隣に座っている人を見て答えてくれよいう意識を表した顔をした。

意図がわかったのかその人は一回ため息をついて衛兵を見た。


「私から話させて頂きます。」


そう言って話始めた。


「私達は買い物をしに街をあるていると前にこちらの方々がいたんです。」


チラリとチンピラ達を見た。


「私達は面倒事になるのが嫌だったので別の道で行こうとしたとき、この方達の一人が私達に気づき私達の方に近づいて来たんです。そして私達は逃げることが出来ず、囲まれてしまったんです。飲みに行こうとしつこく誘われていたんですが、それを何度も断っているとどんどんイライラしてきたのかいきなり声を荒らげ無理やり連れて行かれそうになったんです。」


衛兵は頷きながら聞き今までの事が本当か全員の目を見て真実かどうか見極めたらしい。

衛兵は目を閉じてもう一度聞く体制に戻った。

どうやら嘘ではないと判断したらしい。


「そして抵抗はしたんですが相手は男性、力では到底敵う筈がなく連れて行かれそうになったんですが、気づかないうちに回りに人が集まっていたんです。それで躊躇したのか少しだけ力を緩められた隙に私達は距離をとってどうしようか考えていたときにこの方が現れてきてくれたんです。」


そう言い僕の方をみてきた。

衛兵の鋭い見定める視線に苦笑いしながらコクリと頷いた。

衛兵はそれを見てもう一度話し手に目を向けた。


「それで、この方が私たちが襲われているとわかり、助けてくださりました。」

「本当ですか?」


衛兵は僕の方をまた鋭い目付きでみてそう聞いた。

僕は首を縦に振った。


「なるほど。しかしどうやって貴方が?失礼ですが歳はいくつですか?」

「十四です。」

「やはりまだ子供。」


僕は苦笑いしながら答えた。


「自分はこれでも異人って呼ばれているんですよ。それの証拠に。」


そう言いギルドカードを見せた。

それは赤く巨獣ハンターの印が右上にあり、全ステータスが最大限まで伸びておりその下に測定値を越えていると書かれていた。

ギルドカードには討伐したモンスターの数、名前からいつどこで討伐したのかまで書いてある。


「これで納得できましたか?」

「はい···。凄いですね···。」


どうやら驚きと動揺が半端じゃないらしい。


「実は最近発見されたウィンドウホークは自分が見つけたやつだったりします。しかも巨獣で。」


少しというかけっこう自慢話を入れながら説明した。

もはや衛兵は驚きよりも呆れの方が強いような顔をしていた。

え!?僕なんで呆れられているの?


「理解しました。ではこちらはお返しします。」


そう言いギルドカードを渡された。

それを受け取り服のうちポケットにしまった。


「ではこの方々にも話を聞きたいところですが···。」


衛兵はそう言いながら僕を見てきた。

その意識を悟り僕は指をならした。

魔力をのせた音でチンピラ達は意識を取り戻した。


「《パラライズ》」


チンピラ達に逃げてもらっては困るので顔以外は動けないように麻痺させた。


「さあ、話していただきましょうか。」

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