パーティー準備
よしクラッカーも出来たし皆の作業もそろそろ終わるな。
じゃあ僕は厨房を貸してもらいに行こうかな。
「ちょっと厨房n行ってくる。」
「分かりました。」
僕はアエルにそう伝えた。
「《テレポート》」
僕は厨房の扉の前にテレポートした。
僕がいきなり現れたのでコックのクリスさんが驚いていた。
「すみませんクリスさん。パーティーの事で提案というか僕の故郷の料理を作って貰えないかと思いまして。」
「旦那様の故郷の料理ですか···。面白そうですね。」
クリスさんは落ち着いたようにそう言った。
だけど目が違った。
クリスさん目が凄く輝いてる。僕にそんな熱い視線を送らないで。
僕はクリスさんの目の輝きが少し気になりながらもストレージボックスから僕の故郷の世界のじゃがいもに似た野菜を出した。
「しゃかいもですね。これをどの様に使うんですか?」
この芋しゃかいもっていうんだ。
「これはですね、まず洗って皮を剥きます。」
「この作業はいつも行っております。でもこのあとが気になります。」
クリスさんはそう言いながら数十個あったしゃかいもを一瞬で皮まで剥いた。
僕はその光景に驚いて声が出なかった。
「いつも行っておりすのでこのくらいはお手のものですよ。」
「そ、そうですか。」
「はい!」
なんかさらに熱い視線を感じるんだが。
僕はそう思いながら次の指示をした。
「次にこれ等を薄く切ります。」
「わかりました。」
クリスさんはそう言うとまた一瞬でその作業を終わらせた。
「次にこの薄く切ったしゃかいもを油で揚げます。」
僕はそう言ってテレポートしてきた時に温めておいた油を指差した。
「油で揚げるんですか?」
「そうです。まあ完成したらなにが作りたかったか分かりますよ。」
「それは心が踊りますね!」
クリスさんは薄く切ったしゃかいもを油に入れた。
少しまってクリスさんが上げてもいいと思ったところで上げてももらった。
僕はそれに上から塩を少しかけた。
「これで完成です食べてみてください。」
僕がそう言うとクリスさんは僕の世界のいわゆる「ポテトチップス」を食べた。
すると驚いたような顔をして、今度はポテチを手にとって眺めていた。
「どうですか?美味しいですか?」
「はい!とっても美味しいです。」
「これは簡単に食べれますし、僕の故郷ではこれはパーティー定番になっています。お酒のおつまみにもなりますよ。」
「おつまみ?ってなんですか?」
あ、おつまみって言葉がこっちにはないのか。
「おつまみっていうのは僕の故郷の言葉でお酒と一緒に食べることでお酒が美味しくなるものなんです。」
「なるほど。」
クリスさんはおつまみにも興味津々だった。
まあ次作るのもおつまみなんだけど。
「じゃあ次にしゃかいもを使った別のおつまみをつくってもらいます。」
「おつまみですか。楽しみです。」
僕はまたストレージボックスから数十個のしゃかいもを出した。
「まずしゃかいもを洗って皮を剥きます。」
「はい。」
クリスさんは一瞬で皮まで剥いた。
僕はそれの一つをとった。
「それでこのように切ります。」
「はい。」
僕は口ではなんて説明したらいいかわからなかったので自分でやって見せた。
するとクリスさんまた一瞬でしゃかいもを切った。
「ではこれも油で揚げます。」
「はい。」
少したってクリスさんがいいと思った時にあげてもらった。
お、いい匂いだな。美味しそうだ。
僕はそれに塩をかけた。
「これを食べてみてください。」
「わかりました。」
クリスさんは「ポテト」を食べた。
「どうですか?」
「美味しいです。」
「それはよかった。でも、さっきのポテチと味がほとんどいっしょなので、トマトで作ったソースにつけて食べてもいいと思います。」
「なるほど。」
僕はケチャップのレシピも教えて作ってもらった。
「これにポテトをつけて食べると美味しいですよ。」
クリスさんはポテトを食べるとかたまった。
あれ?どうしたんだろう。
「どうしました?」
「あ、いや、初めての味でコックとして味を分析していたんですよ。」
「なるほど。」
そうか味の分析とかもコックをやっているとできるようになるんだな。
僕はもうちょっと話して行きたいけどもう僕が知っている事はあまりないので戻ることにした。
「クリスさん、僕はそろそろ失礼します。料理楽しみにしています。」
「はい!任せてください。」
「では、《テレポート》」
僕は仮のリビングに戻った。
するとちゃんと装飾に使うんもこはできていた。
「皆ありがとう。じゃあこれからここに装飾をしていくよ。」
「わかりましたわ。」
僕はできた一本をとって飾る方法をみせた。
「このように飾って。」
「わかった。」
すると皆は黙々やりはじめた。
まあ簡単な作業なので直ぐに終わった。
「皆お疲れ。これからこのリビングをどうするか見たい?」
「勿論見たいです。」
「ん、わかった。」
僕は扉を開けた。
「《フライ》」
僕は飛んでリビングからでた。
「《フライ》《コントロール》」
僕は皆を飛べるようにして、それを僕がコントロールできるようにした。
「ちょっと怖いかもしれないけどまあ大丈夫だからね。」
「うん。」
僕は皆をリビングからだした。
「《コントロール》」
僕はリビングをコントロールしながら降下していった。
僕は足がつくようになるまで降下した。
「よし、足がついたな。」
僕は足がつくのを確認して皆を地面におろした。
「じゃあやるよ。」
「はい。」
「《フュージョン》」
僕がそう唱えると僕たちには見えているリビングがもともとあったリビングと重なった。
「中に入って。」
僕はみんなに中に入ってもらった。
「すごいですわ!ちゃんと装飾されてますわ。」
「成功だね。そろそろ時間も夜になりそうだし、セリア、三人を呼んできてくれる?」
「わかった。」
セリアは三人を呼びにいった。
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