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僕は異人です  作者: シノユウ
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34/81

移住

僕は熱の精霊のアイデアを試してみる事にした。


「じゃあ話して来るからちょっと待ってて。」


僕がそう言うと三人は頷いた。

僕は部屋を出てリビングに行くとアエルとセリアとルーンがいた。


「皆話したいことがあるんだけどいい?」

「いいですよ。」

「いいよー。」

「いいですよ。」


僕は三人の目を見て話始めた。


「実はここに住ませてあげたい人達がいるんだ。」

「人達っていうと何人かいるっていうことですか?」

「そう。三人。」

「その人達と楓はどんな関係なの?」

「幼なじみだよ。」


僕がそう言うと三人は少し何か驚いたような表情をした。


「ついでに言うと三人とも女の子だよ。」


僕がそう言うと三人は今度は「マジか」と言いそうな顔をした。

三人は僕に聞こえないように話始めた。

三人が振り向くと僕にこう言ってきた。


「とりあえず連れてきてもらってもいいですか?」

「いいよ。最初からそのつもりだったし。《テレポート》」


僕は自分の部屋にテレポートした。

もちろんもう自分の部屋にいると知られたら何を言われるか分からないからである。

僕は口の前に人差し指をたてた。

僕の行動の意図が分かったの全員うるさくしなかった。


「ありがとう。今から君たちを紹介するんだけど、一つ困った事が」

「私の名前っすね。」

「そう。」


僕は紹介するためには名前は教えるのが基本だと思った。


「出来たら可愛い名前がいいっす。」

「ん、分かった。」


そうだな···熱だからネイかな。

熱を一文字変えてネイ。


「じゃあネイでどう?」

「ネイっすか。いいっすね。ありがとうございます。」

「じゃあ行くよ。」


僕はそう言って三人の手を握った。


「《テレポート》」


僕は三人を連れてリビングに戻ってきた。

アエルたちは僕が連れてきて三人を見るなり凄く驚いたような顔をした。


「この人達がそう。」

「この方達ですか。」

「うん。右からライ、フウ、ネイだよ。」

「初めまして。」

「お初にお目にかかろます。」

「初めましてっす。」


三人はそう言うとアエルたちも頭をさげた。


「そして右からアエル、セリア、ルーンだよ。」

「「「初めまして。」」」


よし、紹介も終わったところで本題に入ろうか。


「まあ、座って。」


僕がそう言うとアエルたちとライたちは向かい合う形で座った。


「僕から説明させてもらうよ。

この三人はさっきも言ったけど僕の幼なじみなんだ。そして僕が先に故郷を離れてしまったからこの三人も故郷を出たそうなんだけど、住む場所が無くて困っているらしい。」

「「「なるほど。」」」


アエルたちはそう言うとライたちを真剣な表情で見始めた。

僕は手汗がこの時凄かった。

アエルたちは僕の方を見るとニッコリ笑った。


「いい人達そうですし、楓さんが連れてくる人達ですから大丈夫だと思います。」

「私もそう思う。」

「わたくしもそう思いますわ。」


良かった。


「ありがとうございます。これからよろしくお願いいたします。」

「よろしくー。」

「よろしくっす。」

「はいよろしくお願いします。」


よし、挨拶も終わったな。


「挨拶も終わったし中を案内するよ。」

「ありがとう。」

「うん。じゃあ行ってくる。」

「行ってらっしゃい。」


僕は部屋を出てどこが何の部屋かを教えて最後に執事室にいった。

僕が扉をノックした。


「どうぞ。」


そう中から聞こえたので僕は扉を開けて中に入った。


「これは旦那様どうかされましたか?」

「これからここにこの三人が住むことになったんです。それで挨拶をと。」

「そうでしたか。私は執事のアイルと申します。」

「私はライだ。よろしくな。」

「私はフウと申します。」

「私はネイっす。よろしくっす。」

「よろしくお願いいたします。」


これで執事のアイルさんにも紹介出来たし後は自分の部屋を決めてもらうだけだな。


「失礼します。」


僕達は執事室を出ると二階に行った。


「今から自分の部屋を決めてもらうけどどこがいい?」

「私は楓さんの部屋に近いところがいいっす。」

「私も。」

「私もです。」


ありゃどうしよう。

ここは公平にじゃんけんか。


「じゃあ、じゃんけんして決めて。」


僕がそう言い終わる前にじゃんけんが始まった。

そして結果はネイが一番近くてアエルの部屋の向かい側でライがその隣で、フウがアエルの隣になった。


「じゃあ今からは自分の荷物を部屋に運んで。それが終わったら自由にしていいよ。

何かあったら僕は部屋にいるし。」


三人はそれを聞き終わる前に自分の部屋に入った。

はあ、元気だな。

僕はそう思いながら自分の部屋に入った。

そして少しするとなんか呼ばれているような感じがした。


「《テレポート》」


僕はリビングにテレポートした。

するとアエルがいた。

アエルは驚いたような顔をした。


「あ、楓さん。ちょうど今楓さんの所に行こうとしていたんです。」

「そう。なにか僕にようだったの?」

「はい。あの人達のことで。」


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