破壊神
僕は自分の部屋に帰って来た。
「皆お待たせーって寝てる?」
僕が部屋に入るとそこには僕のベッドで三人が寝ていた。
はあ、なんで寝てるんだ。しかも僕のベッドは一応大きいキングサイズのベッドだけど三人で寝ると少し狭いでしょ。
僕はそんな事を思いながら三人の寝顔を覗いた。
「気持ちよさそうに寝ているな。なんか起こすのは気が引けるな。」
僕はそう思ったので僕は寝ているまま連れて行くことにした。
「《コピー》」
僕はベッドを僕の頭の中にコピーした。(もちろんデータで)
「そい。」
僕は三人を抱えた。
あ、そうだ熱の精霊にはあれをしないと。
僕は熱の精霊に向かって手をかざした。
僕は熱の精霊を神力で包んだ。
「《テレポート》」
僕は神界にテレポートした。
「《メイク ベッド》」
僕はベッドを作ってそこに三人を寝かした。
さあ、創造神様はどこかな?
「《サーチ》」
僕は僕の神力に似ている人を探した。
すると簡単に見つかった。
あれ?なんかもう一人いるな。
まあいっか。
「《テレポート》」
僕は創造神様の前にテレポートした。
そしてそこには創造神様に顔が似ている神様がいた。
「こんにちは神様。」
「やあこんにちは楓君。」
「初めまして僕は紅葉楓です。」
僕は創造神様に挨拶をした後もう一人の神様に自己紹介をした。
「やあ楓君初めまして私は破壊神だよ。」
「よろしくお願いします。」
「よろしく。」
この神様は破壊神様か。やっぱりか。
僕は前使った《破壊》の力に似ている力を持っている神様だったのでだいたいわかってはいた。
「少し聞きたい事があって来たんですがよろしいですか?」
「「いいよ。」」
お、ハモった。
「僕は創造神様の眷属じゃないですか。」
「そうだね。」
「僕は《創造》の力が使るから眷属になったんですよね?」
「そうだね。」
「でも僕は《破壊》力も使えます。これは普通はあり得ない事ですよね?」
「そうだね今までそんな神はいなかったね。」
「これっていいんですか?」
「いいんじゃない?」
「うん、いいと思うよ。」
「そうだ!破壊神の眷属にもなればいいじゃないか。」
「あ!そうだな。」
「え、そんなのでいいんですか?」
「まあ、いいんじゃない?」
「うん。」
なんじゃそりゃ。神様のルールって結構緩かったりするのかな?
僕はしゃべっている二人を見た。
いやーそれにしても似ているな。
「お二人ってどんな関係なんですか?」
「お、なんでそんな事を思ったんだい?」
「顔も似ているし喋り方も似ているので。」
「それはね私たちは《創造》と《破壊》を司る神だから、」
「創造あれば破壊がなければバランスが取れない。」
「だから私たちは双子みたいなものなんだよ。」
「はあー。」
なるほどそういうことね。まあ僕は一人でそのバランスをとることができるみたいだけど。
「そういうことでしたか。では僕は今日の用事も済んだし今日は帰ります。」
「そうか。」
「はい。破壊神様も何か用があれば僕を呼んでください。」
「ん分かった。」
「あと暇している時も呼んでくれてもいいですよ。」
「わかった。」
「では僕はこれで。」
「「またね。」」
「《テレポート》」
僕は三人の元に戻ってきた。
「まだ寝ているのか。」
僕は三人を起こすために三人の体を揺すった。
「皆起きて。」
僕がそう言うと最初に眠たそうにフウが起きた。
「おはようフウ。」
「おはようございます···って楓様!?」
フウが僕をみて驚いた。
「どうしたの?フウ。」
「いや楓様に寝顔を見られてしまいました···。」
フウは恥ずかしそうに顔に手を当てて後ろを向いた。
そんな事をしていると僕たちの声で寝ていたライと熱の精霊が起きた。
「おはよう二人とも。」
「おやよう楓。」
「楓さん私たちいつから寝ていたっすか?」
「僕が家に帰ったら寝てたよ。」
「やってしまいました~。」
フウが後ろを向きながらそう言った。
フウ以外は気にしていないっぽいけど。
「まあ皆帰ろうか。」
「はい···。」
「おう。」
「はーい。」
あ、ベッドこのままだったら怒られるな。
僕はベッドを消した。
「《テレポート》」
僕は三人を精霊界に送った。
「《テレポート》」
今度は僕が自分の部屋にテレポートした。
僕はベッドに腰かけた。
「お帰り楓。」
「うん、ただいま。」
···
「え!?」
僕は声がした方をみた。
声はライの声ぽかったけど···。
そこにはライとフウと熱の精霊がいた。
「なんで君たちがいるの?」
「なんでって楓さんひどいっすよ。」
「私たちは楓様のお屋敷に帰るつもりだったんですが。」
「そうだぞ!」
「あ、ごめんそういうことね。でもさ、君たちここに住むつもり?」
僕がそう聞くと三人は同時に頷いた。
「どうしよう。ここにはさ僕の将来の奥さん達が住んでいるんだけどどうする?」
「そういうことならちょっと頭をいじって」
「ダメ!」
「ではどうしましょう?」
「こんなのはどうっすか?」
「ん?どんなの?」
「楓さんはこことは違うところの出身って言っているんすよね?」
「うん。」
「だからそれを利用するんすよ。私たちが幼なじみって言えばいいんですよ。」
「え?そんなので納得してくれるの?」
「幼なじみでずっと仲良くてでも楓さんを追いかけてきたら住む場所がなくて、それで楓さんが私たちにここに住めばいいと言ったって言えばなんとかなるっすよ。」
「そんなものなの?」
「そんなものっす。」
本当かな。それでうまくいけばいいけど。
「わかった。じゃあそれでやってみよう。じゃあ三人とも準備して。」
僕がそういうと三人とも頷いた。
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